やっぱり二人目の赤ちゃんが欲しいです。
今度は私達夫婦のためではなく、息子のために。
お兄ちゃんにしてあげたい。
日本にも、この国にも従兄弟がいない息子に兄弟を作ってあげたい。
私達夫婦が将来いなくなった後の息子が心配です。
就活をやめて妊活に励むべきかと考えたけど、就活は続けた方が良いと思う。
まず年齢が年齢(40歳)で妊娠の確率が高くないし、日本とは雇用文化が違う。
息子の時も就職内定と自然妊娠が同時に発覚して、不妊治療をしていた日本の病院に問い合わせたら、「やっと妊娠できたのだから、仕事はせずに安静にしておいた方がいい」とのことで、内定辞退しました。
私は自分の身体も心配だったけれど、それ以上に会社に迷惑をかけたくなかったので入社しませんでした。
でもそれは、こちらの現地の人からしてみると、妊娠しているのに入社してくるのはよくある事らしく、妊娠を理由にクビにすることは法律で禁じられているのと共に、雇用される側も会社のことを考える余裕はないとのこと。
こっちでは就職がとても大変で、たった少しのチャンスも無駄にはできないから、妊娠していても仕事を探す人が多いらしい。
私はそのチャンスを無駄にしてしまい、3年半経ったいま就活を再開して苦労しています。
3ヶ月ほど無償でインターンシップをすることも考えています。
そうなると保育料(月額9万円)が痛いのだけれど…。
昔、逃した魚は大きかった(汗)。
話を元に戻して。
理想は、日本に戻って移植。
でも金銭的にも物理的にも無理。
理由その1。
地球の裏側から2歳の息子を連れて岡山へ。
岡山から卵が保管してある横浜までの定期的な遠距離通院はとてもストレスフル。
理由その2。
日本に長く滞在すると加ナダの永住権を失いかねない。
以前、3年近く日本に滞在して、今回永住者カードを更新するのが大変でした。
私のような理由で永住権を失効させてしまう人はとても多いらしいです。
理由その3。
旦那が息子の成長を見ることができない。
昨年、息子が一歳という一番かわいい時に日本に半年帰って後悔しました。
子供はあれよあれよと大きくなるのです。
そして結果どころか、移植キャンセルばかりで大金をはたいて帰国して、子供をおばあちゃんに預けて遠距離通院までした意味は全くありませんでした。
経済的に余裕があれば、こっちに卵を持ってきて移植するのだけれど。
それも15%-20%の卵が国際便で輸送中に壊れてしまうというリスクがあるらしいです。
でも私の卵って、残っている4つ全てが4AAの胚盤胞なんです。
これを移植せずに終わるのは勿体無い気もするし、でもどんなに良い卵でも着床しないんだよなぁ…(というか、内膜が薄すぎて移植キャンセルばかり)。
これを言っちゃおしまいなんだけど、こっちの不妊専門病院でカウンセリングを受けた感じでは、こっちで体外受精した方がよっぽど成功率が高かったなと思う。
日本の技術が…と言ってるのではなく、倫理の考えに差があるので、成功率はそこから来てるんだと思います。
でも金銭的にも、これまで横浜に払った金額を考えると、こっちで2回くらい体外受精できたかも(ちなみに、こっちでは1回のサイクルが200万円ほどで補助金無し)。
あー、そしたら赤ちゃんは生まれるかもしれないけど、きっと今いる息子じゃないね。 それはイヤだね。
はー、とにかく息子のためにも夫婦仲良く、そして就活しながらタイミングで頑張るしかないね。