いつもの「見ざる聞かざる言わざる」総務省と接待茶屋フジ | 日置研究室 HIOKI’S OFFICE

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作家の日置俊次(ひおきしゅんじ)が、小説や短歌について語ります。
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  いつもの「見ざる聞かざる言わざる」総務省と接待茶屋フジ

 

 総務省は接待茶屋フジにやりたい放題にさせています。総務省はテレビ局を管轄する立場ですが、総務省からは、フジに何人も天下りしています。

 そして、接待茶屋フジの幹部たちが上納システムを使って接待を受けていたという証言が相次いでいます。

 日枝会長が女子アナたちを自分の大奥だと考えていたという証言も出ています。

 総務省関係者も接待目当てで天下りしたのでしょうか。

 今回の接待茶屋フジの騒動も、総務省は知らぬ存ぜぬでごまかすつもりのようです。いつもの「見ざる聞かざる言わざる」でごまかすのでしょうね。「一社員の関与という社員の関与という話に限ると、法律に処分する根拠はない」ということで調査もしないつもりです。今は証言が山積しており、一社員の問題ではなくなっていることは明らかです。なぜ調査すらしないのかというと、調査すると総務省の黒い闇が浮かび上がってしまうからです。そのうち接待を受けていた総務省関係者の名が挙がってくることでしょう。これはすでにテレビ業界全体の問題となっているのです。一部の特異な事例ではありません。

 もちろん接待茶屋フジとしては、こういうときのための、保身手段として天下りの存在があったわけです。

 しかし接待システムそのものが問題化しているときには、接待システムの力で問題を封印しようとしても無駄です。それをすると足元に火が付くので、ありえません。

 時代は変わったのです。兵庫県政でも、山積する醜聞を、知事は「見ざる聞かざる言わざる」でごまかそうとしていますが、総務省が背後で糸を引いているのでしょうか。おねだり問題、パワハラ問題、選挙違反問題、内部通報者もみ消し問題、県庁関係者自殺問題、裏金キックバック問題、立花デマ拡散協力問題など、あまりにも問題が多すぎます。これも根本にパワハラ接待システムを用いた犯罪が行われているということもできるので、根が深い問題群です。

 知事は総務省出身で、総務省出身の後輩と手を組んで、選挙違反疑惑などもごまかしているようですが、本当は知事の資格はないのかもしれません。なんでも口封じをして、説明しないという態度で押し通すつもりなのでしょうか。この「パワハラおねだり総務省方式」がいつまで続くのか、見ものだと思います。県庁もお役所ですが、お役所のやり方として、危なくなるとすぐに逃げるというのが、常套手段ですので、接待茶屋フジも、おねだりパワハラ知事も、いざとなると保身の看板がすぐ逃げてしまい、「わが世の春」はそれほど続かないのかもしれませんね。

 私がこういう記事を書くとしばしば記事が削除されるようなのですが、私はデータに基づいて長い時間をかけ、継続的に論を積み上げています。自分の意見を誠実に書いています。なぜ削除されるのか理解できません。真実であり、よほど都合が悪いということでしょうか。背後の闇の中で黒い影が動いているのでしょうか。

 報道を引用します。

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紀藤正樹氏 フジに対する総務省幹部の発言を疑問視「調査すらせず断言するのは…」

1/21(火) 14:01配信 東スポWEB

 弁護士の紀藤正樹氏が21日「X」(旧ツイッター)を更新。中居正広の女性トラブルに関するフジテレビの責任について総務省側の認識を疑問視した。

 電波法には総務省が放送法に違反した放送局に放送の停止、放送免許の取り消しなどの処分を下すことができるとの規定がある。しかし、今回のトラブルに関するフジテレビに立場について、総務省の幹部は「今回報じられているような一社員の関与という社員の関与という話に限ると、法律に処分する根拠はない」との見解を示したという。今回の女性トラブルに一社員に関わったとしても放送法上の処分の対象にはならない…というわけだ。

 紀藤氏はこの経緯を報じた記事を引用し「番組出演過程で問題接待が恒常的に行われるならそれは番組制作過程の問題」と指摘した上で「調査すらせずこう断言するのは政治が何もしないのと一緒です」と総務省幹部の発言を批判している。

 

 

 

 

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