★日置俊次の学術論文
YouTube「ヒオキワールドちゃんねる」で興味を持った視聴者の方で、私の学術論文を読みたいという方もおられますので、その学術論文について、大まかにまとめます。
現代では多くの論文が、インターネットで検索をすれば読むことができます。学術的な仕事は、ほぼ下にあげたような形になります。
新しいものから順に並べます。
芥川龍之介、横光利一、夏目漱石、宮沢賢治、太宰治、井伏鱒二、中島敦、泉鏡花などについて、研究しています。従来の学説を覆す新しい視点をいくつも提出しています。
また、アニメーション研究として、宮崎駿や細田守の作品を研究しています。
短歌についての研究論文も多数あります。
これらはヒオキワールドの重要な要素です。
多くはインターネットで読むことができます。
検索をしてみてください。
YouTube「近代文学特別講義」は少なくとも、この論文の数だけは番組が作れますので、当分は続くことになりそうです。
ただし、今、青山学院大学図書館が新設され、管理体制も一新したので、今までのインターネット論文公開のリンクが切れてしまい、修復に時間がかかっています。リンクが切れているので、しばらく、インターネットでは読めない論文があるかもしれません。あとしばらくで復旧予定だそうです。
リストから落ちているものもかなりあります。フランス語の教科書なども書いています。
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単著論文
宮澤賢治における異空間をめぐって――「注文の多い料理店」を中心に――
宮澤賢治に映画がもたらしたもの――「注文の多い料理店」を中心に――
「青山語文」 2024/03
宮澤賢治論――「やまなし」から「ひかりの素足」へ――
「青山語文」 2023/03
芥川龍之介「蜘蛛の糸」から宮澤賢治「ひかりの素足」へ
「青山学院大学文学部紀要」 2023/03
芥川龍之介「地獄変」論――ジャンヌ・ダルクとの関わり――
「青山語文」 2022/03
芥川龍之介「羅生門」の起源――「羅生門の鬼」伝説をめぐって
「青山学院大学文学部紀要」 2022/03
宮澤賢治「おきなぐさ」論――太陽のもとでの転生――
「青山学院大学文学部紀要」 2021/03
横光利一におけるシェイクスピア翻訳劇の影響――「日輪」を中心に――
「横光利一研究」 2021/03
芥川龍之介「奉教人の死」論 ――「女の力」をめぐって――
「青山語文」2021/03
横光利一「赤い着物」論 ――赤色の源泉にあるもの――
「青山スタンダード論集」 2021/01
太宰治「走れメロス」論――赤い色について――
「青山語文」 2020/03
芥川龍之介「藪の中」論――竹に隠された秘密――
「青山学院大学文学部紀要」 2020/03
横光利一「蠅」新論――モーパッサンの影響を中心に――
「青山スタンダード論集」 2020/01
井伏鱒二「山椒魚」論――もっともらしい嘘について――
「青山語文」 2019/03
夏目漱石と能――素人としての自己劇化――
「青山学院文学部紀要」 2019/03
宮崎駿「となりのトトロ」論――少女と老女という思想――
「青山スタンダード論集」 2019/01
岩田正『靴音』再論――重奏する揺れとたくらみ――
「かりん」 2018/10
泉鏡花「外科室」論 ――分身という方法――
「青山学院大学文学部紀要」 2018/03
芥川龍之介「羅生門」論 ――下人の太刀について――
「青山語文」 2018/03
泉鏡花「外科室」の周辺
「青山スタンダード論集」 2018/01
夏目漱石と能
「国立能楽堂」 2017/12
苦悶と喜びとーー子規における時間と距離
「現代短歌」2017/05
山子規(やまほととぎす)などか来鳴かぬーー正岡子規生誕一五〇年ーー
「現代短歌新聞」 2017/01
宮澤賢治が求めた光 ――法華文学としての「やまなし」――
「青山学院大学文学部紀要」 2016/03
正岡子規論――「瓶にさす藤の花ぶさみじかければ」の歌について――
「青山語文」 2016/03
細田守監督『バケモノの子』論
「青山スタンダード論集」 2016/01
渡辺松男歌集『きなげつの魚』論――幻の手のひら――
「かりん」 2015/04
井伏鱒二「山椒魚」新論 ――「トムとジェリー理論」をめぐって――
「青山学院大学文学部紀要」 2015/03
宮澤賢治論――「雪渡り」から「やまなし」へ――
「青山語文」 2015/03
米林宏昌監督「思い出のマーニー」論
「青山スタンダード論集」 2015/01
死をめぐる思索――岩田正における文語と口語
「かりん」 2014/05
横光利一「蠅」論
「青山学院大学文学部紀要」 2014/03
宮澤賢治論――『法華経』受容における「太陽」のイメージ――
「青山語文」 2014/03
語りかける口語 馬場あき子の世界
「かりん」 2014/01
細田守「おおかみこどもの雨と雪」論
「青山スタンダード論集」2014/01
渡辺松男論-『蝶』という転回点
「かりん」 2013/05
宮澤賢治「やまなし」再論
「青山語文」 2013/03
横光利一「榛名」論
「青山学院大学文学部紀要」2013/03
宮崎駿作品における音声をめぐって
「青山スタンダード論集」 2013/01
窪田空穂の歌における「近代」の響き
「かりん」 2012/05
太宰治の死と短歌
「青山学院大学文学部紀要」2012/03
孤独な分身――窪田空穂の作歌法――
「青山語文」2012/03
第十回横光利一文学会第二部の印象記」
「横光利一文学会会報」2012/02
宮崎駿論――自伝的新作への道程――
「青山スタンダード論集」2012/01
馬場あき子の現在 ――「迷ふよろこび」をめぐって――」
「かりん」 2011/11
馬場あき子論 ――『南島』を中心に――
「昭和文学研究」2011/09
さびしさと悲傷とを焚いて 短歌に詠まれた人間関係 ~親子~
「かりん」 2011/05
現代短歌の文体―古今調
「短歌現代」 2011/04
夏目漱石論――謡曲と胎感覚――
「青山学院大学文学部紀要」2011/03
横光利一『寝園』の背景
「青山語文」2011/03
横光利一『寝園』論――その象徴空間と意識の闇――
「横光利一研究」2011/03
宮崎駿論――分身の三角構造――
「青山スタンダード論集」 2011/01
馬場あき子の文語と口語――その脱二元論的交錯――
「かりん」 2010/07
命の開花、そして歌の開花へ――岩田正の思想――
「かりん」2010/05
太宰治論 ――「走れメロス」から「津軽」へ――
「青山語文」 2010/03
横光利一論――初期作品から『夜の靴』へ
「青山学院大学文学部紀要」2010/03
花山多佳子の今 在ることと在らぬことのはざまに
「短歌」2010/02
宮崎駿論 ――地続きの作品群――
「青山スタンダード論集」2010/01
眼差しの親和力
「かりん」2009/11
現代日本は『乱世』であるのか――『堀田善衞展 スタジオジブリが描く乱世。』を観て―― 「日本近代文学」 2009/05
横光利一論――ヨーロッパからの帰路――
「青山語文」2009/03
三つのエピソード――窪田空穂論――
「かりん」 2009/02
夏目漱石論――オフィーリアと「胎感覚」
「青山学院大学文学部紀要」 2009/01
宮崎駿論――『風の谷のナウシカ』から『崖の上のポニョ』まで――
「青山スタンダード論集」2009/01
文語と口語の融合について
「短歌」2008/08
宮崎駿論――身体性のネットワーク――
「青山語文」2008/03
横光利一『橋を渡る火』論――ロシアのイメージをめぐって――
「昭和文学研究」 2008/03
夏目漱石論――重層する「胎感覚」――
「青山学院大学文学部紀要」2008/01
宮崎駿論――垂直空間と母の欠損――
「青山スタンダード論集」2008/01
物語の拒否――渡辺松男における裸形の時空間
「かりん」2008/01
横光利一と地獄――昭和初年代における韻文と散文の混沌
「青山語文」2007/03
横光利一と飛翔――「からくり」から「機械」へ
「横光利一研究」2007/03
新語の扱いをめぐって――小島ゆかりの方法
「短歌」 2007/02
現代歌壇の貧困
「白夜」 2007/02
宮崎駿論――創造への軌跡――
「青山学院大学文学部紀要」2007/01
宮崎駿論――終わらない物語――
「青山スタンダード論集」 2006/12
前衛精神の水脈 利一から邦雄へ
「かりん」2006/08
永遠の架け橋
「短歌」2006/07
鼎談 漱石と能――新作能〈草枕〉をめぐって
「能楽研究」(法政大学能楽研究所紀要) (共著) 2006/06
横光利一における昭和五年
「青山語文」2006/03
横光利一論――象徴空間としての「海」――
「青山スタンダード論集」 2006/03
芥川龍之介と『赤光』
『和歌文学大系月報(『赤光・林泉集』付録)』(久保田淳監修) 明治書院 2006/02
横光利一のパリ講演「我等と日本」
「青山学院大学文学部紀要」 2006/01
「つつ」と「つ」の混用
「短歌研究」 2005/11
横光利一『夜の靴』論
「日本文学」 2005/09
岩田正歌集『靴音』論――重層する全身感覚――
「かりん」2005/08
岩田正『靴音』
「大正昭和の歌集」「短歌現代」 2005/07
芥川龍之介「羅生門」論
「青山語文」 2005/03
横光利一における「父なるもの」
「青山学院大学文学紀要部」 2005/01
葛原妙子における「幻視」の一側面
「かりん」 2004/10
葛飾と高野公彦
「かりん」 2003/08
イラク戦争と『ハウルの動く城』(宮崎駿論)
「東京新聞」東京版夕刊 2003/05
混迷する時代
『戦後の出発と女性文学5 昭和25年』(尾形明子, 長谷川啓監修) ゆまに書房 2003/05
岩田正の思想――『土俗』、根底への眼差し
季刊「現代短歌 雁」雁書館 2003/03
第二歌集の意味――俵万智歌集『かぜのてのひら』
季刊『現代短歌 雁』 2002/09
第二歌集の意味――米川千嘉子歌集『一夏』
季刊『現代短歌 雁』 2002/09
歩く仏像(渡辺松男論)
「かりん」 2002/08
夏目漱石における「猫」について
「東京医科歯科大学教養部研究紀要」 2002/03
母なるものへの不信と郷愁(宮崎駿論)
「東京新聞」東京版夕刊 2002/03
小野茂樹、距離への執着
「かりん」 2001/09
岩田正歌集『郷心譜』
季刊「現代短歌 雁』(雁書館) 2001/08
横光利一論――『旅愁』における俳句――
「東京医科歯科大学教養部研究紀要」 2001/03
横光利一「紋章」
「国文学 解釈と鑑賞」(至文堂) 2000/06
太宰治試論――「走れメロス」について――
「東京医科歯科大学教養部研究紀要」 2000/03
横光利一「旅愁」論――そのナショナリズムと虚構空間――
「昭和文学研究」 2000/02
横光利一試論――「機械」について――
「東京医科歯科大学教養部研究紀要」1999/03
村上春樹『ねじまき鳥クロニクル』試論
「日本文学」(日本文学協会) 1998/06
宮澤賢治試論――「やまなし」をめぐって――
「国語と国文学」 1998/03
横光利一試論――「神馬」と「犯罪」について――
「東京医科歯科大学教養部研究紀要」 1998/03
中島敦「山月記」論
「東京医科歯科大学教養部研究紀要」1997/03
横光利一試論――「春は馬車に乗つて」における死の象徴化――
「日本近代文学」1996/10
横光利一「笑はれた子」試論
「国語と国文学」 1996/07
横光利一におけるファリックなもの
「東京医科歯科大学教養部研究紀要」 1996/03
横光利一「火」試論
「日本文学」(日本文学協会) 1992/03
横光利一における象徴の意味
「東京医科歯科大学教養部研究紀要」 1992/03
横光利一「旅愁」論
「国語と国文学」1992/02
井伏鱒二「山椒魚」試論
「日本近代文学」1991/10
横光利一における微笑の意味――「旅愁」論へ――
「国語と国文学」 1991/06
横光利一試論――「蝿」と「日輪」について――
「国語と国文学」 1990/03
単行本所収
短歌解説
歌林の会編著『馬場あき子 新百歌』NHK出版 2018/05
所収論文「『夏母』「母なるもの」の湿り」
大野道夫歌集 現代短歌文庫 114 砂子屋書房 2013/04
短歌解説
久保田淳・長島弘明編『名歌名句大事典』
明治書院2012/05
所収論文「横光利一とシベリア鉄道」
井上謙・掛野剛史・井上明芳編『横光利一 歐洲との出会い』
おうふう 2009/07
所収論文「空穂の青春」
日置俊次、岩田正、ほか共同編集『窪田空穂の歌』
角川書店 2008/06
所収論文「高野公彦」
飛高隆夫、野山嘉正編『展望日本の詩歌 第8巻 短歌Ⅲ』
明治書院 2008/01
項目執筆
安藤元雄・大岡信・中村稔監修『現代詩大事典』
三省堂 2008/01
所収論文「佐佐木幸綱」
飛高隆夫・野山嘉正編『展望日本の詩歌 第7巻 短歌Ⅱ』
明治書院 2007/06
所収論文「『夜の靴』――芭蕉、ヴァレリー、そして『不通線』――」
石田仁志・渋谷香織・中村三春編『横光利一の文学世界』
翰林書房 2006/04
項目執筆「旅愁」
井上 謙・神谷忠孝・羽島徹哉編『横光利一事典』
おうふう 2002/10
所収論文「井伏鱒二『山椒魚』論」
松本武夫編『井伏鱒二『山椒魚』作品論集』
クレス出版 2001/01
所収論文「村上春樹『ねじまき鳥クロニクル』試論」
栗坪良樹・柘植光彦編『村上春樹スタディーズ04』
若草書房 1999/09
所収論文「横光利一『旅愁』論」
田口律男編『横光利一』、日本文学研究論文集成
若草書房 1999/03
所収論文「フランス象徴詩の移入における韻文と散文のあいだ――『海潮音』の方法――」
野山嘉正編『詩う作家たち――詩と小説のあいだ――』
至文堂 1997/04
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みなさまにすばらしい幸運や喜びがやってきますように。
いつもブログを訪れてくださり、ありがとうございます。