”アマゾンで掲載できないかも…超焦…書店で!”  岩谷薫氏の新刊 | 日置研究室 HIOKI’S OFFICE

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作家の日置俊次(ひおきしゅんじ)が、小説や短歌について語ります。
粒あんが好きですが、こしあんも好きです。

 

 岩谷薫氏は天才写真家で、天使の写真で有名です。独自の思想家でもあり、その学識にはいつも敬服しています。

 その岩谷薫氏の新刊、『亡くなる心得』が遂に完成しました。

 本当は、何年も前に刊行されているはずでしたが、あの鈴プーチンの妨害にあってしまいました。

 鈴プーチンの詐欺書房の被害にあうと、時間と労力の損害が、とりかえしのつかないほど大きいです。私も同じ目にあいました。これは冥界からの嫉妬による、試練ではないかと思います。

 とにかく本がやっと完成にこぎつけたということで、とりあえず、おめでとうございますと申し上げます。

 

  

 

  

 

 できたての本を手に取ってみましたが、感動を覚えました。

 これは研究室でケータイで撮った写真で、どうしてもカバーに光が反射してしまってうまく本の色が出ていません。写真の色を調整する能力はないので、そのまま載せています。

 写真は現実を裏切るので、感動をお伝えするために、少し困ってしまいます。

 実際は下のような色です。いただいたファイルから写真を掲載します。

 

  

 

 本を手に取ってみるとわかるのですが、それだけで心が安らぐのです。

 不思議なのですが、比喩的に言うと、お経のような感じでしょうか。

 読まなくても手にするだけで気持ちが晴れていく本です。

 内容は、死後の世界を検証したり、古典をひもといたり、とても重く深刻なものがあるのですが、本自体が不思議な明るさに満ちています。この快さは何なのでしょうか。

 

 もうひとつ比喩をもちだすと、アメリカの大リーグで大谷翔平選手が前代未聞の活躍をしていますね。天才的投手で天才的バッターという、信じられないプレーをしています。その陰には、もちろん信じられないほどの努力があり、異文化で習慣も言葉も違うための苦労もあり、苦痛を覚えることが多々あるはずです。オリンピックでメダルをとるのと同じで、自分を苛め抜かないと成果は得られないのです。しかし大谷選手のプレーを見ていると、どこまでも明るく軽く、不思議に心が晴れてくるものがあります。

 そんな明るい印象の本なのです。

 

 アマゾンで売る手続きがうまくできないということで、岩谷氏はショックを受けておられるようですが、私も同じ経験があります。私は本を自分で発行しています。素人が本を製作出版する苦労は隅々までよくわかります。私はアマゾンに登録してお金を払ったのに、アマゾンが難題を次々と押し付けてきて、結局売ることすらできなかったのです。人が変わるたびに同じ書類を請求してきて、アマゾンは相手にしないほうがいいと悟るまで、時間がかかりました。連携がなく、責任をとるという体制が存在せず、何を言っても話が通じません。なぜこんな最低限のことがうまくいかないのかと思いました。

 

 多分、こういう時は、こう考えたほうがいいと思います。

 それほど、自分の本の内容が優れているのだと。霊界から嫉妬をされているのだと。

 

 取次のJRCに回っていれば、紀伊国屋書店など、大書店ではそのまま通販に回りますので、アマゾンなど気にしないでいいと思います。読者は多くの通販を利用できます。拝見していると、これまで岩谷氏が撮影を重ねてこられた天使たちや石仏たちの霊が、この本を守ってくださっているように思われます。

 本当にお疲れさまでした。

 素晴らしい本ですので、きっと話題になることでしょう。

 私は帯文と、短い紹介文を書きましたが、先日、記事に引用しました。紹介文をそのまま、もう一度引用します。私の思いはこの文章に尽きています。


 生と死をめぐるすべては、日本や中国の古典のなかに解き明かされている。
 しかしその断片的な体験や考察を、これだけ体系的にまとめた書物は今まで存在しなかった。

 この書によって、生と死が実に深いところで相互につながっていること、われわれの存在が死と生の重なりのなかにあることが、ついに明らかにされたのである。

 本当の生命科学が、ここから始まるであろう。

 

 リブログしていますので、必要ないかもしれませんが、岩谷薫氏のアメーバブログのリンクを貼っておきます。

   https://ameblo.jp/kaoruangels/

『Talking with Angels』西洋墓地の天使像と『笑とる仏』 : 写真家 岩谷薫 (ameblo.jp)

 

     
 

  皆様のご健康をお祈りいたします。

    そして皆様に、すばらしい幸運や喜びがやってきますように。

 

    いつもブログを読んでくださり、ありがとうございます。