こんにちは!
【横浜120色診断】カラーコンサルタントのマルナツです。
オリジナルの120色診断や
4分類パーソナルカラー診断を
もとにファッションアドバイスを
しています。
今日は「洋服交換会@たまプラーザ」、先日は「クローゼット革命レッスン2回目」があり、それぞれのレポートもしたいのですが・・・・、
おいといて。
早くこれ記録しとかなきゃダメでしょ!
全国の「青池保子」さんファンのためにね!!
・・というプライベートな内容です。
青池保子ってダレ?
という方は今回の投稿は
スルーお願いします。
先日、東京の弥生美術館で開催中の
青池保子展に行ってまいりました。
少女漫画誌「プリンセス」で
描いていらっしゃった
大好きな漫画家さんです。
最近の作品は読んでいませんが
「イブの息子たち」
「エロイカより愛をこめて」は
本当に新鮮で、印象深かったです。
少女漫画にも、
こんなのがあるんだ!って。
特に「エロイカより愛をこめて」は
何回も読み直した名作。
(今は手元にないの・・・😢)
当初はドリアン・レッド・グローリア伯爵(表向き美術品蒐集家、本業は怪盗)
が主人公のドタバタコメディの予定だったらしいですが、
後から出てきたNATOの「鉄のクラウス」エーベルバッハ少佐がめちゃキャラ立ちしてて人気が出たものだから
こっちが主役!という感じで逆転。
正確にはダブル主役かな。
仲良くないけど利害が一致すると、イヤイヤながらも協力体制をとったりと、
少佐(硬派)と伯爵(軟派)のかけあいが面白いのですよ。
事件や陰謀に巻き込まれ・またその逆もあり。繰り広げられる怪盗&スパイのお話。
この漫画のおかげで
社会の教科書で出てきた
NATO(北大西洋条約機構)
という組織がぐっと身近になったのだったわ・・・
少女漫画なのに
背景もメカもめちゃ精巧に描きこまれてるし、
なにより東西冷戦時代の情報戦がものすごく面白い。
ロシア(KGB)のスパイは終始「仔熊のミーシャ」「白くま」「赤いきつね」などコードネームだけで可笑しい。
おっさんなんですよ、みんな。(おっさんの絵も上手なんだよねェ)
少佐の上司は「部長」
部下は「A、B、Z」だしw
あ、読みはドイツ人なので
部下アー、ベー、ツェットね。
ツェットだけ若い。
ペーペーの新人。
一方
SISのチャールズ・ロレンスとか
(SISはイギリスの情報部。007ジェームス・ボンドのMI6じゃないんだと思ったら、MI6はSISの通称なんだそう、初めて知りました)
アメリカCIAのディック・グラントとかフルネームを
出してもらえてる人もいます。
伯爵の部下も
ジェイムス君とかボーナム君とか
ちゃんと名前が出ているのです。
あ、伯爵は男色家です。
↑青池作品では通常営業です。
女性が登場するのは通りすがり的なちょい役か
女スパイだけですw
恋愛色皆無なので安心して読めるのがよい。
(男色といってもそういうシーンがあるわけじゃなく、話のスパイス?お笑いポイント?になってて。青池先生ほんとうまいなーー。ちなみに少佐は伯爵の男色志向を毛嫌いしています)
お話の構成は非常にしっかりしていて、基本シリアス。
いろんな個性あるスパイさんたちが交錯し、ハラハラドキドキの内容ながらも
ユーモアのあるストーリー運びで
一気読みした後は
良質な映画を一本見たような満足感があります。
(秋田書店のプリンセスって普通の少女漫画誌じゃ受けないような漫画家さんが集まってて、それがコアなファンを作っていたのよね。同誌では「レディ・ヴィクトリアン」のもとなおこさんも好きです。)
長々と語ってしまいましたが
↑オタク全開
今日の記事を読んでくださっている皆様は
こんなこととっくに
ご存じだと思いますので、そろそろ
撮ってきた写真を出していきますね!














