■短評
1972年公開の、おそらくテレビ映画。70分少々で低予算のB級だが、当時としてはそれなりに頑張ったのではないか。
■あらすじ(アマプラ紹介文より)
砂漠で奇妙な伝説を調査していた考古学者とその娘は、世界の覇権をめぐって人類への挑戦を企むガーゴイルのコロニーを発見する。
■総評
「ガーゴイル」自体は着ぐるみ・マスクなのだが、50年前のテレビ映画ということを考えたら、特撮としては妥当。緊迫感の欠ける展開も同様。スローモーションになるシーンが割と頻繁にあるが、特に意味はない。
なんでこんなヘンテコ映画を観たかということで言えば、例のごとく「あなたのお好みかも」に推薦されたのと、子供の頃から「ガーゴイル」という悪魔の手先の、ネーミングから何からカッコよくて好きだったから。
もしも日本で放映され、僕が観ていたとしてもまだまだ幼少の時分だったと思うので、まったく記憶にはない。そもそそも放映されたんだろうか?
もしも放映されたのが小学生の頃だったとしたら、この怪物の現地名「ナカタカチンコ」は、小学校男子に大ウケでブームになっていたと思う。まあ、日本限定だけれども。なんかDVDのジャケットがかっこいいので、昔のヘンテコホラー映画マニアはどうぞ。