アウトパライゾでは皆さんに良い買い物をして頂こうと、私も奮闘しました。でも皆さん、なんだかんだいって自分で上手に素敵なクリスタルを見つけられます。

 

 あるお店で、私は一つのクリスタルが気になりました。手にとるとすぐに、そこには何かが宿っているのがわかりました。このどこか古めかしい気品のある感じ・・これは何かアセンデッドマスターに違いないと思ったのです。

 

 「これは掘り出し物ですよー」と皆さんにおススメする前に、先ずは森先生にチャネリングで何のアセンデッドマスターかを調べてもらいました。

 

 すると、

 

 森先生「アセンデッドマスター・クツミ。これ、キミのじゃん。」

 

 というのです。

 

 自慢っぽい話になりますのでこれまであまり話題にしてきませんでしたが、実は私にはアセンデッドマスターのクツミが統合しています。統合とは何かも含め、クツミとの統合の経緯については面白いのでまた改めて別の機会にお話したいと思いますが、こうして私はこの旅でクツミからの贈り物と出会うことになったのです。

 

 クツミと統合したのは前回のカーサ滞在以前でしたので、もう3年以上前になります。しかし当時、それがどう私に影響を及ぼすのか私にはわかりませんでした。ただ、森先生もクツミとは過去生からの深い関わりがあったようで、何かしらの形で私とのご縁を繋いでいる存在には違いないようです。

 

 今思えばクツミが本領を発揮し始めたのは、前回のカーサツアーからでした。前回のカーサ滞在では、(あまりこのことを言いたくありませんが)赤松瞳氏がまだ存命中であり、私達は彼女から信じられないような嫌がらせを受けたということを以前にお話しました。

 

 

 そしてカーサの滝が閉鎖されてしまったのですが、それを見てある巡礼者の一人が発した一言をきっかけに、私は人の心理というものに興味をもち、深く研究するようになったのです。

 

 今思えばこれがクツミのお導きでした。

 

 

 

 私は人の心理について調べていくうちに、赤松氏だけではなくスピリチュアルに興味をもつ人の多くがパーソナリティ障害という性格の歪みをもっていること、そしてその大元に愛着の問題を抱えていることに気が付いたのです。

 

 愛着の問題は私にもあると感じましたので、私はまず自分自身の愛着の問題に取り組む決意をしました。

 

 自分の状態を客観的に知るにはどうしたらいいのか、やはり専門家のセッションを受けるしかありません。そこで目を付けたのが、カメ姐さん(仮)という人物です。

 

 当時私が彼女のセミナーやセッションを土台にして自分の愛着の問題に取り組んだ時のことをこのシリーズで書いていますので、(長いですが)宜しかったら読んでみて下さい。

 

 

 しかしこのカメ姐さんが曲者でした。カメ姐さんもそのお取巻きの心理カウンセラーの皆さんも意識指数が低い(420くらい)ことは予め森先生から警告を受けていたのですが、当時の私は意識指数のことをそれほどまでに重視していませんでした。森先生に反対されても「愛着の問題には詳しそうだし、まあ、これは学問的な背景がきちんとあるのものだから、ちゃんと勉強さえしていればその人の霊性なんて関係ないよ」くらいに思っていたのです。

 

 しかし、実際にセミナーやセッションを受けてみると、その内容はほとんど集団リンチだったのです。この話は当ブログの中でこれまで避けておりましたが、私は正直訴えてやろうかと思うくらいの酷い侮辱を受けました。

 

 カメ姐さんのセミナーで何が起こったかは、またこのブログでいつか詳細にお話したいと思います。彼女の心の中であのとき何が起こっていたのか、私は森先生のチャネリングを頼りにつぶさに分析が出来ています。どうやら私は彼女自身のトラウマを思いっきり踏んづけてしまったらしいのですね(笑)

 

 つい先日メンタリストDaigo氏のことを書きましたが、ま、そういう人達が多い業界だということです。だから私も皆さんに巷の心理カウンセラーや心理セラピストをなかなか気軽におススメする気にならないのです。

 

 余談ですが、実は殺害された赤松瞳氏も、オーストラリアのクイーンズランド大学大学院で心理について研究した人でした。そんなに勉強した人でも、自身の心の闇には太刀打ちできなかたのです。森先生の詳細なチャネリングによれば、彼女は自分で演技性パーソナリティ障害を患っていることをわかっていたそうです。でもその問題に取り組まず、むしろ自分の妄想の方を現実化しようと、カーサに不自然な期待をかけてあんなに長期にわたって滞在していたのです。

 

 カメ姐さんの一件以来、私は心理系でどういう人が信用できるものなのか、どういう人からセッションを受けたらいいのか非常に悩みました。ネットで探して興味をもった人を一人残らず森先生に見てもらいました。しかしどの人も皆私よりはるかに意識指数が低く、セッションしてもらっても意味がないというのです。

 

 それどころか森先生のチャネリングでは、どんな精神分析家でも心理セラピストでもカウンセラーでも、私のことを理解できる人はこの世にはいないし、誰も私のことを分析できないというのです。大学教授でさえも意識指数500を超える人がほとんどいないという話を以前にしたかと思いますが、そもそも心理学という学問自体がまだ未成熟なのです。ですから、そうしたものを土台にしたカウンセリングやセラピーをいくら受けても、カメ姐さんの時のように変な誤解や間違った見立てのもとに滅茶苦茶な介入をされ、傷つくことになるのは目に見えています。

 

 そして、こういうことはどうしても意識指数の高い私の方が低い方の問題点をあぶりだすことになるということです。つまりクライアントである私の方がセラピストやカウンセラーを、セラピーしたりカウンセリングしてしまう方向に大きな力動が働くということです。それではセッションもセラピーも破綻してしまいます。実はカメ姐さんのときにおこったトラブルはそういうことだったのです。

 

 つまり、私は誰も頼りに出来ないし、誰もあてに出来ないということです。これは私と森先生に共通することなのですが、「自分が権威である」というテーマで今世生まれてきているから仕方ないのだそうです。私も森先生も、自分で自分を癒すということ、他者を癒し迂回的に自分を癒すという宿命のもとに生まれているんだそうです。それがヒーラーという元型をもって生まれたことの意味です。

 

 ま、今思えばそうなのですが、カメ姐さんのセミナーに参加した当時、私はトラブルの原因について、カメ姐さんが心理について無学であるからだと思いました。

 

 そこで彼女の出自について改めて調べたところ、どうやらきちんと大学で専門の教育を受けていないらしいのですね。心理学という学問的なベースのしっかりしたものであるにも関わらず、大した勉強もしていないこうした人達が気軽に扱っていいものではないんじゃないかと、私はその時そのように思うようになりました。

 

 そこで私はそうした民間のなんちゃって心理セミナーとかではなく、きちんと大学に通って、まずは学位をとろうと思い立ったわけです。

 

 ところがですね・・・

 

 この3年間で放送大学で一通りざっと勉強したのですけれども、その内容は全然クリアリングに役立ちそうにありませんでした。確かにそうした基礎知識も大事かもしれませんが、愛着理論を含む発達心理学や児童の精神分析こそが大事な内容なのに、授業の中で触れるのはほんの僅かな概要でしかないのです。

 

 2023年6月現在、大学はあと2単位で卒業できる状態のまま保留にしています。(卒業には124単位必要で、今既に122単位修得済みだということです。)それは、学生の身分というのは何かと使えるからです(学割とかww)

 

 長くなりましたが、そういうわけで、心理について学ぶのはこれ以上どうしようかと悩んでいた時、ふとクツミのことが思い出されたのです。

 

 「そういえば私はクツミと統合しているんだっけ・・・」と思って、どういうアセンデッドマスターだったか改めて自分のブログで調べたのです。

 

 

 すると―――、

 

 マスター心理学者であり、人々がそれぞれ自らの精神や魂を癒すための「マスター心理学者」になるよう援助の手を差し伸べています。

 

 の一文が目にとまり、私は驚いて声を上げました(自分で書いたくせにwww)。

 

 こうして今私が心理学を勉強しているのは、まさにクツミの導きだったことに気が付いたのです。そして、いま私もクツミと同じようにこのブログの読者の皆さんに対し、愛着理論や投影を中心とした人の心の仕組みについて知って頂こうと奔走している・・・これは私の意志であり、まさにクツミの意志でもあったわけです!!

 

 私は、「そうか、クツミと統合しているというのはそういうことか」とその時妙に納得したのです。

 

あれから3年・・・

 

私はあなたのアバターとして、

ちゃんと使命を果たせているでしょうか・・・???

 

 

 そんな風にクツミに問いかけてみました。

 

 ほとんどのウチのクライアントさんが意識指数700の壁を前に玉砕するのを見ていて、この3年間私はずっと無力感に苛まれていました。私の経験から700の壁を超えるのに、愛着理論の理解は不可欠だと思っているのですが、こういう話ってスピ好きな人は誰も興味をもってはくれません。このブログでいくら一生懸命訴えても、愛着理論どころか内観系のネタは全然アクセスが伸びませんからね。

 

 これは私自身に信用がないからだと思いました。何より森先生が私の言うことに全然興味を示さないのです。3年前から愛着の問題について耳元で大騒ぎしているのに、ほんの最近ですよ、ようやく岡田先生の本を読み始めたの。

 

 それも、私のブログを熱心に読んで下さっている読者の方が、「今和泉さんのブログを読んで、私も愛着障害だってわかりました。なんで今までセッションで教えてくれなかったんですか?気付かなかったんですか?」って森先生に詰め寄ったことがきっかけです。それでようやく本を読み始めて「これじゃん!私のクライアントさんの多くが苦しんでいるの!!」となって、いまさら感銘を受けているのです。ですから、今後は少しづつ森先生のブロック解除ワークも進化を見せてくれると思います。

 

 このブログに関しては、激励の言葉をいただくことの方が圧倒的に多いですけれど、つまらない悪口もあちこちから聞こえてきます。しかしそうした人達は皆認知の歪んだ根っからの4.5次元人間です。相手にしても仕方がないとはわかっていても、そうした人達も救われなければなりません。

 

 ではどうやって救うのかということが問題になります。マインドの強い人はそのマインドに訴えるしかないのです。だから心理カウンセリングなどの技法があるのです。そして彼らは権威に弱いです。どこどこ有名大学の出であるとか、資格を持っているだとか。だからこそ、私も学位をとったり心理系のしっかりした資格(臨床心理士とか公認心理師とか)でも持っていれば少しは耳を傾けてもらえるだろうか・・・と、そんな風に思ったのです。

 

 しかし、そのためには大学院へ通わなければなりません。でも私の中ではもうすっかりそうした教育機関、心理の専門家、心理学という学問そのものに対して失望してしまっていて、もう見切りをつけ始めているくらいなのです。

 

 実はカウンセラーにはカウンセラーという元型がきちんとあります。私はその元型をもっていません。つまり向いていないということです。でも、私がヒーラーとして今後やりたいことをやっていくにはこれをどうしても避けられないとすると・・・

 

 そんな悩みの中で突然送られたのがこのクツミからのプレゼントでした。

 

 でもこのクリスタルを前に、私は深いため息をつくばかりなのです。

 

アセンデッドマスタークツミの宿ったクリスタル

(どうやってもこの石の魅力は写真に写りません・・・)

(続く)