助産師の佐藤亜紀です。
YouTubeのコメントに「あなたがダメという育て方で育てられたけど、私は運動能力が高いので困っていない」的なことが書かれていました。
佐藤の脅しに屈するなってメッセージでしょうか。
当院に来院したパパにも同じことを言われたことがあります。
ずりばいが変形でこれを改善したいという主訴で妻が予約をしたのだけれど、一緒に来院したパパの一言目がこちら。
「僕は運動能力が低いけど、それで困ったことはありません」
知らんがな
世の中があなた達のクローンだらけなら困らないかもしれませんが、あなたはあなたで子どもは子ども。
私が困ってないのだから世の中の人も困らないって発想かしら?
私は困ってないので子どもも困るはずがないって思ってるのかしら?
単に佐藤には騙されるなーって強いメッセージを発信してるだけならいいけど....。
わたし的には良くないけど、色んな考え方があるからね。
私に宣戦布告したパパは、大学時代にスノボに誘われても海に誘われてもサッカーに誘われても全てお断りしてやり過ごしてきたそうです。
苦手なものを遠ざけて生きるのも良いとは思います。
あなたの生き方として尊重します。
でもあなたの子どももそれがベストな選択と思ってくれるでしょうか?お父さん!素晴らしい知恵を授けてくれてありがとうってなるかどうかは分かりません。
この情報社会で、将来子どもが心身の不調に見舞われたり、大きな壁にぶち当たったりして、運動発達とか潜在意識とかの世界に触れた時に「乳幼児期って大事だったんだなぁ」って思うかもしれません。
それに対して、子どもに私は困ってないから!って通します?
新しい命たちが少しでも豊かで楽しい人生をと思っています