『ほとんど食べずに生きる人』柴田年彦
こんにちは!ようこそ美姿勢レッスンへ。
読書の秋が止まりません。ジャズピアノの楽譜が届き、芸術の秋も到来の美宅玲子です。
この手の本は折に触れてよく読んで来ました。
ダイエットをする勇気と裏付けが欲しかったというのが本音です。
しっかりとした根拠とノウハウ、そして著者の心の客観性と柔軟性があるかどうか。
自分が納得できるかどうか。そこがカギですね。自分自身にその本を理解する準備がでいているかにもよります。
この方は元々マクロビオティックの講師をしている方で、食について追究しています。
バランスよくカロリー摂取を落としてそれなりに運動すれば、より健康な体が引き出されるのではないかという仮説を実証しました。
私が拒食症を発症した時と同じ食&運動をしているのが興味深いです。
彼は悟りきった仙人のようになり、一方でティーンエイジャーの私はますます心を病む道へ一直線。
同じ食事と運動をして痩せても、心の持ち方と考える方向が違うとこんなにも雲泥の差が生まれる…
私も色々食事と健康で失敗を積み重ねて、野菜を中心とした体に優しい食事が一番幸せを運んでくれることが分かりましたし、心が何にも増して大切だと知りました。
著者は現代の栄養学者が首を傾げるような食事でも健康増進をしましたが、今の私なら「健康増進のために自分の体のセンサーに耳を傾ける食事を追究できるかな、それが仕事でもあるしな」と思います。
世間の常識は自分の体に合わないこともある…ストイックで信念を曲げないようでありながら、柔軟で感謝を忘れない自分で…
面白くて一気に読めた本でした。
目標使命があるから私もがんばろーっと。
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