たかし(浮気男)が地方に逃げて、

私としては完全に別れたつもりでした。

30歳を目前に、


友達の猛プッシュにより


無駄にした12年を取り戻すべく??


婚活がスタート。


この婚活での様々な男性との出会い?


が、


私の判断を鈍らせてしまいますえーん

これまでの二股のあらすじは
   ↓


初めての婚活パーティーは
   ↓

初めての合コンは
   ↓

初めての合コン へのリンク

モヤモヤしか残さなかった
   ↓
初めての男性の食事



10歳も小細工してサバ読みしていた
   ↓
2回目の合コンで出会った人







山に降ろされ、



2時間以上歩いても、



麓にはつかない。



秋の初めで、



薄着の私たちは



寒くて寒くて、



身を寄せ合って歩いていた。



車は4、5台は通り過ぎたと思う。



完全には隠れられない程度の隠れ方だったけれど、



気づいて止まった車はなかった。







携帯の電波も、



相変わらず届かない。




なんで…私こんなことになってるだろ…



そう思うけれど、



声には出さない。



今ここで二人を責めても、



どうにもならないことはわかってるから。



どちらかの携帯がつながれば、



迎えに来てもらえる可能性もある。




でも…



夜中の3時半とか、



迎えに来てくれる人いるのかな??



なんて言って迎えに来てもらうつもり??



そんなことを考えて、歩く。







飲み会だったので、



サンダルや、ミュールの私たちは、




坂道を歩くのも辛くなってきていた。



休憩を頻繁にいれる。



座ったら、



もう歩き出せない気がするから、



立ったまま休む。



寒さと疲れで、



泣きそうになりながら歩いていく。



そうして、



5時少し前、



だんだん夜が白けてきた。



明るいと怖さは減るけれど、



私たちの存在が丸見えでもある。



明け方だからって



安心はできない。