手柄ポートさんの閉店
どうもです。
手柄山山上へ行く道中、 「平和資料館」 横にあります、「回転展望台」 。
2017年11月7日付けのブログ にて、告知画像 を貼っていますように
回転展望台で営業中の 「喫茶 手柄ポート」 さんの閉店が3月25日と
残すところの営業期間は、あと1ヶ月ほどとなってしまいました。
1966年の大博覧会時に建造されました、築52年になる回転展望台は
「手柄ポート」 さんが閉店後しばらくして解体されてしまう予定でした。
しかしながら、市民からの 「残して欲しい。」 という意見が多数出たため
なんとか解体は免れて保存される運びとなったのです。
ただ、建物の老朽化が進んでいるため、「手柄ポート」 さんの閉店後は
まわりをバリケードで囲み、展望台へはしばらく入れなくなるそうです。
その後、展望台は補強工事がされ、再び展望台として活用されるのかは
今のところ未定らしく、ただ残されるだけという可能性もあるのかも?
そんな回転展望台は、1966年に開催されました、「姫時大博覧会」 の
テーマ館 ( 塔 ) として建造され、「手柄ポート」 さんも開業されました。
あの足が生えた?ような奇抜なデザインは、ロサンジェルス国際空港の
旧管制塔が手本となっているという事は知られた話であります。
当時の姫路市長で、上記博覧会 と姫路モノレールの発案者であります
「石見 元秀 氏」 がアメリカへ視察に訪れた際、同空港の管制塔を見て
気に入ったのかも?( どこまでデザインに関わったかは知りませんが )
姫路モノレールにしても、同視察中にディズニーランドにて乗車しました
モノレールに感動して、姫路にもモノレールを造ろうと思いついたとか。
姫路市長 「石見 元秀 氏」 は、第二次世界大戦終戦の翌1946年より
姫路モノレール開業の翌1967年まで姫路市長として勤め続けました。
終戦直後、アメリカに対し良い感情を持っていなかったかもしれません。
しかしながら、次第に姫路市を、日本を戦災から復興させていくにつれ
アメリカのいいところも気に入ったところも取り入れていったのでしょう。
てなわけで今日の写真は
撮影日は画像右下に記載しています。
4本の足に吊り下げられるよう形にも見えます。
4本足がきれいな曲線を描いています。
展望台へ上がるエレベーターへの入り口。
閉店、廃業を知らせる告知看板。
第2回モノレール廃線跡ツアー 後の夕日をバックに。
24日10時前、営業時間外は引き戸で閉じられています。
従業員さんが扉を開け、この日1番最初の客として行ってきました。
「手柄ポート」 さんにお店のマッチをいただき、ソーダ水を注文。
そういえば、自分がこの24日10時過ぎに 「手柄ポート」 さんにいる時
「神戸新聞」 さんが取材されていたので、近々新聞に掲載されるかも。
ここより、手柄山にあります施設の職員さんより聞いた事がありました
「手柄ポート」 さんのおすすめメニューについて少し書いてみます。
もちろん、その人個人の好みもありますので、とりあえずは参考にまで。
その職員さんも、たまにしか 「手柄ポート」 さんを利用しないそうですが
それでもたまに行くと、「ピラフ」 を注文する機会が多かったそうです。
ただ、いつも注文するのではなくて、決まって 「ピラフ」 を注文する時は
「手柄ポート」 さんに調理担当のマスターさんがいる時だけ、との事。
エレベーターを上がって入り口にあります、メニューのサンプルを見ても
テーブルのメニューを見ても、ピラフは隅に追いやられている?感が…。
それどころか、24日訪れてみると、ピラフがメニューから消されているし。
従業員の方にピラフの事を聞いてみると、最近ではお客さんが多過ぎて
メニューが限られているそうで、ほぼ飲み物のみといったメニューです。
今となっては、「ピラフ」 は幻の人気メニューだったかも?しれません。
現在の食べ物側?メニューで、メニュー右側の一番下がピラフでした。
そして最後に。
現在の 「手柄ポート」 さんのオーナーであられます 「北川 静夫 氏」 は
「姫路大博覧会」 があった1966年より、お父様が経営されていました
「手柄ポート」 さんで働き、後を引き継いでオーナーへとなったそうです。
「北川 静夫 氏」 には別に本業もありますので、経営者だからといっても
いつも 「手柄ポート」 さんにいる、というわけではありませんでした。
でも時々お店に現れては、ピラフを作るためフライパンを振ったのでした。
親子二代で半世紀以上もの間、共に歩んできました 「手柄ポート」 さん。
回転展望台は保存される事となりましたが、「手柄ポート」 さんの閉店を
オーナー 「北川 静夫 氏」 が、誰よりもさみしく思っている事でしょう。
もちろん、「手柄ポート」 さんでピラフを食べれなくなる職員さんも、かな。
それではまた。










