モノの価値
どうもです。
みなさん 「姫路モノレール展示室」 にはもう行かれましたでしょうか?
自分はこのGW (4月29日~5月5日) の期間中に4回行きました。
7日間すべて行きたかったのですが、うち3日間は仕事で行けず…。
「モノレール展示室」 に行かれた人たちならお分かりかと思いますが
見学に来ていた人が少ないように思いになりませんでしたか?
特に2009年11月15日に行われた 「1日見学会」 に参加した方なら
余計にそう感じたのではないかと思います。
今回は 「なぜ今回の姫路モノレール一般公開が不人気なのか?」 を
またいつもの自分勝手な想像と適当を混ぜながら書いてみます。
元々姫路モノレールにはそれ程人気はなかったから。
終わり。
これで本当に終わったら怒られそうですが、元々人気がなかったのは
事実だと思っています。
鉄道に関してはここ数年の間に人気が出て、世間一般にも認知され
テレビや本にも多く取り上げられるようにもなりました。
しかし廃線跡、それもモノレール跡となると、そのジャンルの知名度は
低くて人気も鉄道とはほど遠いものがあるでしょう。
ではなぜ 「1日見学会」 にあれほどの人が集まったのか?
それは35年振りの1日限定の見学会だったのが最大の理由でしょう。
実際は見学会の11月15日より約1ヶ月前に車輌が見れていましたが
やはり人間、特に日本人は 「限定」 に弱いようですから。
「元々姫路モノレールにはそれ程人気はなかった。」 と書きましたが
それでも全国にはそれなりに姫路モノレールファンはいると思います。
「1日見学会」 はその日しか見れないわけですから、全国のファンや
別にファンでもないけれど35年振りなら見てみようか、といった人々も
いたから12000人 ( 姫路市発表 ) もの人が集まったのです。
姫路モノレール軌道跡も完全ではないにしろまだ大半が残っているし
車輌も35年間ほぼ手付かずのまま駅舎跡に保存され残っていた。
こんな廃線跡モノレール跡なんて多分ですが他にはないと思います。
それを35年間、公に1度も見せなかったから価値があったのです。
「モノレール展示室」 による常設の一般公開までに 「1日見学会」 で
公開してしまっては姫路モノレールの価値は大暴落、当たり前です。
ファンの人も近ければいいですが、常設の展示場にわざわざ遠くから
行く必要もないし、第一見る価値もなくなった姫路モノレールの車輌を
今さら見ても仕方がないでしょう。
動かない車輌なんか1度見たらそれで十分、と思う人が多いと思うし
それでは常設展示にありがたいリピーターなんてできないでしょう。
自分は今回の 「モノレール展示場」 オープンの際に、他県に在住の
熱心な姫路モノレールファン、明かせば 「麗しの姫路モノレール」 様
の管理人さんと ( 期日ギリギリでしたが ) 連絡を取ってこのGWに
見学をとお誘いしたのですが、行ってまで見学をする程でもないので
次に姫路に行く機会に見学しましょう、という事になりました。
そしてそのメールには
「手柄山にはもう残っていないから」
と書かれていました。
この言葉は姫路モノレールの車輌がまさかこんな形で公開されるとは
思ってもみなかった一部の昔からのファンの声のようにも聞こえます。
「1日見学会」 が終わってからのしばらくは一つの区切りがついたとし
HPを閉める事も考えられたそうです。 ( 閉鎖反対の説得しました )
現在は 「大将軍駅が残っている限りは!」 と言ってくれております。
「1日見学会」 で公開してしまった車輌、モノレール展示室と水族館へ
全くの別モノに変わってしまった 「手柄山駅舎跡」 と。
管理人さんや自分を含む昔からの ( 自分はまだたった7年ですが )
ファンには正直言って見たくはなかった光景ではないでしょうか?
姫路モノレールは車輌が駅舎跡の昔のままホーム ( 格納庫側 ) に
保存され誰もが ( 職員さんを除く ) 見れなかったから価値があった。
駅舎跡をきれいに改装し、ホームを似せて看板を掛け展示場にしても
それはまったくの別モノ、偽モノ。
きつい事を書いてしまうが、自分は今の車輌に価値を見出せません。
自分は元から車輌の展示や駅舎跡の改装には反対の意見でした。
というより姫路モノレール跡に興味を持った頃は駅舎跡が水族館へと
改装され、展示場ができて公開されるとは思いもしませんでしたから。
ブログを読んでおられるみな様には、自分が楽しそうに車輌の解体や
駅舎跡が変わっていく姿をブログに書いていると思われるかもですが
自分はいつもどこか複雑な心境で書いてきました。
それでも自分は姫路モノレールの歴史として受け入れようと思います。
1966年に開業した事も1974年に休止し1979年に廃止になった事
これまでの軌道跡の撤去に今回の駅舎跡の改装常設展示の事もね。
ここから少し姫路市の事情等、自分が聞いた事とかを書いてみます。
駅舎跡の展示場と新水族館への改装を自分は残念に思っていますし
「姫路市も余計な事をして!」 こう思われているファンの方もいるかと。
改装前の 「手柄山駅舎跡」 は老朽化でどのみち近い内に解体するか
耐震補強工事をしないとまともに使えない状態だったらしいです。
阪神大震災のダメージで一気に雨漏りがするようになっていたとか。
解体するにも補強工事をするにもモノレールの車輌が邪魔になるため
一度車輌を外に出す必要があり、もし展示室の案が出ていなければ
出された時に車輌4両ともが解体されていた可能性もあったのです。
しかし展示室案が出たおかげで解体は2両で済み、残り2両の保存が
展示室での展示という形で約束されたのです。
しかしこの展示室に改装という案もその一部を新水族館へとする事で
通ったのであって、展示場単体の改装では難しかった事でしょう。
ホームのイメージそのままきれいに改装し、看板まで復刻した展示場。
姫路市も試行錯誤しながら良かれと思い展示室へ改装したのでしょう。
熱意は伝わってくるし、我々ファンも腐らず応援しなければと思います。
それではまた。