週刊 姫路モノレール -279ページ目

開口部外壁のツタ


どうもです。


手柄山のすぐ下にある立体駐車場通路からエレベーターに乗らずに

階段を使い山上へ上がって行くと、今では水族館の出入り口となった

駅舎跡の開口部下を通過、水族館の回転扉出口前から駅舎跡へと

振り返ると、工事前はなかった開口部へと続く通路があるの代わりに

あるモノがなくなっている事に気付きます。


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それは何か?


それは今の季節なら駅舎跡開口部外壁を青々と覆っていた 「ツタ」 。


この開口部の外壁に絡まり覆っていたツタは、当然自然に生えてきて

勝手に壁面を覆ったのではなくて、 「緑の相談所」 の職員さんたちが

壁面を覆って育つようにと、人為的に植えられたツタでした。


現在のどこか無機質になってしまった開口部の外壁と比べて、ツタに

覆われた外壁には四季によっての変化がありました。


たとえば今の新緑、真夏の季節ならば、赤茶色いレンガ造りの壁面を

真緑のツタが覆い、秋になれば壁面の赤茶色よりもっと鮮やかに赤く

冬は細く茶色いツルだけを残して、壁面は素のレンガ色へ。

そして春には新芽の黄緑が壁面から点々と色着いてくるという…。


この開口部の外壁には季節により、正に色々な表情があったのです。


てなわけで今日の写真は

元駅舎跡開口部外壁、 2009年~2010年の 「春 夏 秋 冬」

撮影日は画像の右下に記載しております。


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春は薄っすらと黄緑色。


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夏は開口部分を除く、壁面のほとんどを真緑が覆う。


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秋はレンガの壁面よりもっと赤く。( この年はあまり赤くならなかった )


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枯れてしまったように見えますが、春に備えてツルは残っています。


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サンクガーデン側、現在スロープと台車展示場になってしまった所も

改装前はツタや木々の緑に覆われていました。

改装工事の開始まであと少しという頃、駅舎跡内にあるゴミを外へと

出し始めていた時で、廃棄物の古い木材等が積まれていました。

駅舎跡開口部外壁のツタは、駅舎跡から 「交流ステーション」 への

改装工事の邪魔になるため、2010年冬に全部取り払われました。

開口部に通路ができたとはいえ、例えば改修工事後の 「甲子園」 の

ツタのように、もう一度植え直して残しておいてほしかったかな、と。


でも真ん中に通路があると、変な形にツタが伸びていってしまったり

それにツタが枯れる季節になると、「通路と出入り口が枯れ葉だらけ」

なんて事になってしまうかもしれません。


手柄山の植物の世話をしている 「緑の相談所」 の職員さんによると

今のところ、外壁にツタを植え直す計画はないとの事です。


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でもツタの生命力は凄まじく、取り払われたはずだったツタの一部が

再生してきており、外壁の向かって右側を覆いつつあります。


しかし姫路モノレールが走っていた時代はツタがなかったのですから

考えてみれば、開口部の外壁が元に戻ったともいえるのかもです。

でも自分が姫路モノレール 「跡」 を好きになった頃のイメージが強く

今の 「元」 駅舎跡には色々と文句をつけてしまいます。


反省…。


それではまた。