みかん亭での鶏油チーユの作り方は、鶏皮を煮て煮汁を冷蔵庫でひと晩冷してその上澄みを取る方法から……

 

 

鶏皮をお鍋に放り込んでじわじわ煮出す方法を経て……

 

 

レコルトのエアオーブン(コンベクションオーブン/ノンフライヤー)……

 

 

に放り込んでチンする方法に進化してきました。

 

 

ま、つきっきりで作っていたものが、ほっぽらかしでできちゃうのだとしたら、それは進化に違いないと思うのですが、そこにまごころが介入する余地はありませんハッ

 

一方、動物性脂が簡単に採れるとすれば、牛しまちょうは鶏皮と双璧を成すんですけど、こちらの方は、依然として牛シマチョウをお鍋に放り込んでじわじわ煮出す方法のままでした笑い

 

 

これまでうっかり忘れていたんですけど、これもエアーオーブン(コンベクションオーブン/ノンフライヤー)でできないかとふと思いついたみかん亭専属シェフが試した結果はつぎのとおりニヤリ

 

 

みかん亭流 -牛しまちょうの肉かすと牛脂(エアーオーブン版)-

 

400gの牛しまちょうからできた肉かす45g。

■材料
  牛しまちょう 400g
A. 大さじ2
A. 片栗粉 大さじ2
A. 小さじ1

1 牛しまちょうはAでもみ洗いしてからふり洗いする。   kikkoman>かき|ふり洗い

 

 

2 しっかり水ですすいでからキッチンペーパーに包んで水気を絞る。

 

 

3 エアーオーブンのバスケットに内アミをセットして、牛しまちょう(2)を広げて入れる、180℃で予熱後25分*1にセットする。

 

 

4 チンと鳴ったら本体からバスケットを引き出し(かなりかため)、高温になっているので火傷に注意しながら内アミ上の牛しまちょうをほぐして均等に並べる。本体にバスケットを戻し、200℃ 10分*2にセットする。

 

 

5 チンと鳴ったらできあがり。

 

 

高温になっているので火傷に注意しながらバスケットを取り出し、肉かすを平ざるや天ぷら紙などを敷いた耐熱容器に取り出す。さほど脂気は残っていませんが、広げて粗熱を取ったらフリーザーバッグに移して冷凍庫で保存します。

6 内アミを取り出すと、バスケットに溜まっているのが牛脂。

 

 

油こし紙を三重に敷いて耐熱容器などに漉し……

 

 

十分に冷めたら瓶に移して冷蔵庫、または冷凍庫で保管する。100ml(約90g)採れました。

 

 

 

*1 400gの場合。鶏皮の場合から考えると200gならば予熱なしの20分で良いと思われます。

*2 お好みでここでできあがりとしても。5分で一度様子を見てください。200℃10分だとカリカリになります。

 

 

肉かすはみじん切りした長ねぎとともに牛脂でジュワジュワさせてから、焼そばなどのいためものに使うのがと出ています笑い

たっぷり使うのがおいしいんですけど、出来高が45gと少なかったので肉かすだけの焼そばにはできませんでしたアセアセ

他の具材に15gを混ぜて見たんですけど……

 

 

見た目はともかく、いい仕事をしてくれています

 

 

photo by miiinaamiii さん via photoAC