来年のために……
illustrated by 鍋まゆ さん via illustAC
プライベート保護のために目線目線をつけています。
鬼に笑われつつも2月の行事食を振り返っているみかん亭です
本日も、昨日につづいて……
節分料理。
さて、
和文化研究所の三浦康子さん は、こんにゃく、イワシ、そば、けんちん汁、恵方巻き、鯨、大豆の七つを演技のよい節分の食べ物として挙げられています。
そのうちの鯨。
山陰地方での風習で、大きなものを食べて邪気を払うと書かれています。
illustrated by 玉茶 さん via illustAC
こちらはミンク鯨。
つい最近、赤肉を手に入れて小躍りしたみかん亭ですが……
当時のみかん亭の冷蔵庫にはベーコンしかありませんでした
ま、おかげでこんなふうになったんですけど
写真はほぼ半量。
■材料(2~3人分) 鯨ベーコン(薄切り) 60g うるい 100g たまねぎ 中1/2個(75g) アンチョビ缶*1 1缶(固形量18g) 魚介好きの人に捧げるマリネの素*2 大さじ2+2/3
うるいは4cmに切って平ざるに広げ、熱湯を回しかけて冷水に取る。キッチンペーパーでコツコツと水気を拭う。丸まっている葉っぱも広げて拭いたいところ。
鯨ベーコンは8mm幅の短冊に切る。
たまねぎは極薄にスライスして皿に広げ、30分~1時間空気に晒す。急ぐ場合は、浸るくらいの水に10分放って、水気を絞る。
アンチョビ缶*1は油を切って刻む(ほうがいい)。今回はまんまぶちこんだので、ちょっと難儀しました
ボウルに、うるい()、鯨ベーコン()、たまねぎ()とアンチョビ()を入れて……
アンチョビは刻んで()から入れるべし
混ぜる。ポリ手袋をして手で混ぜるが吉。
ドレッシング(魚介好きの人に捧げるマリネの素*2)を加えてさらに混ぜ……
写真はほぼ半量。
5分ほどおいて、味をなじませてからいただく。
写真はほぼ半量。
*1 ダイソーなどでも扱いがあるはずの、トマトコーポレーションのアンチョビ缶。1缶35gで固形量は18g。これ↓ね。
*2 こちらでも使ったヤオコーのオリジナルドレッシング、魚介好きの人に捧げるマリネの素。
原材料名は、食用植物油脂(オリーブオイル、菜種油)、醸造酢、ぶどう酢、食塩、砂糖、香辛料、濃縮レモン果汁/以下略となっています。
さて、一方の福茶。
こちら……
では、甲州福茶に梅干しと福豆を入れていただきましたが、
当日はごく普通に、梅干し1個に結び昆布(または塩こんぶ)、福豆(煎り大豆)3粒に、お湯を注いで蒸らし、さんしょうを振っていただきました。
いわしはやっぱり焼くのが王道なんでしょうけど、来年は梅煮にしようかと思っていますし、恵方巻きも手ずから巻いてみたいところ。
こらっ、鬼
笑うな
illustrated by 鍋まゆ さん via illustAC
目線目線取れちゃってるぞ
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みかん亭は、来年こそ鬼滅することを宣言します
赤鬼、お前もか
illustrated by 鍋まゆ さん via illustAC
photo by miiinaamiii さん via photoAC