残り僅かになった秋田しょっつる――
130g瓶で、大さじ8ほどしか入っていないので、もともと少ないと言えば少ないんだけれど
大さじ1あたり100円ほどはするわけで、そんなことを考えてしまったが最期――使おうと伸ばした手が直前で固まるなんてことを繰り返している間にも、賞味期限は刻々と近づいてくるわけで
はたはたに出逢ったのをきっかけにしょっつる鍋や――
秋田名産の稲庭饂飩をしょっつるのつゆでいただいたり――
しながらも、実は
男鹿しょっつる焼きそば
に心を奪われていて、いくつか試していたりする。ま、みかんがではなく、亭みかんが――なのだけれど
そんなこんなで、残り僅かになったのは、実は
追加で購入した2本目の秋田しょっつる
だったりします
しょっつる味のニラキムチ焼きそばもおいしくできたけれど、こちらは別のお話として、本日は男鹿しょっつる焼きそば――
ではなく、男鹿風しょっつる焼そば
男鹿しょっつる焼きそばを名乗るためのレギュレーションの❷――
男鹿しょっつる焼きそばのルール
1. タレは日本三大魚醤の一つ秋田名物しょっつるベースの塩味としょうゆ味。
2. 麺は粉末ワカメと昆布ダシ入りの特製麺。
3. 具材に肉を使わない海鮮焼きそばで、タレと麺以外は自由。
がクリアできないので、いたしかたないところだけれども、
むしろそっちのほうがみかん亭
っぽい
ま、麺に粉末わかめや昆布だしは入れられないけれど、具としてのわかめや塩昆布なんかも試してみての結果はこれ。
■材料 焼そば麺(蒸し麺) 1玉 シーフードミックス(冷凍)*1 60g 卵 1個 緑豆もやし 50g にら 10g レッドオニオン 10g いぶりがっこ*2 20g しょっつる*3 大さじ1.5 清酒 大さじ1 砂糖 小さじ1*3 ひまわり油*4 大さじ1.5
シーフードミックス(冷凍)*1は3%の塩水(水 200mlに海塩 小さじ1を完全に溶かす)に30分~1時間浸けて解凍し、ザルに取る。
にらは硬い部分(なんぱく)は避け、4cmに切る。レッドオニオンは2~3mm幅にスライスする。緑豆もやしは両チクチクし(ひげ根と芽を取り)、いぶりがっこ*2は粗みじん(あられ)に切る。
もやしは200gを両チクチクした図。この1/4量を一人前にする。
焼そば麺は500Wで1分20秒チンしておく。
フライパンに中火で油*4を熱し、卵を割り入れる。菜箸で黄身を割り、混ぜながら炒める。
卵が固まり始めたら焼そば麺を入れてほぐし、油がまわったら酒を回し入れ、水気がなくなるまで炒める。砂糖をふって炒め合わせたら、しょっつる*3を回し入れて、水気がなくなるまで炒める。
麺を寄せ、フライパンにスペースを作って、シーフードミックス(冷凍)*1を加える。海老の色が変わり始めたら、もやし、にら、レッドオニオンといぶりがっこ*2を入れる。
もやしに火が通ればできあがり。
器に盛って、いただきます
*1 海老は3尾ほど欲しい。
*2 男鹿風を称するならいぶりがっこ。もちろん、たくあんでも。
みかん亭付近のスーパーマーケットでは、これ一択。おいしいいぶりがっこがあれば、ご教授くださいませ。
*3 しょっつるはお高いので、しょっつる 大さじ1としょうゆ 大さじ1/2でも。この場合、砂糖は小さじ1/2にするのがみかんの好み。
*4 クセのない油をおすすめします。
もちろん、個人的な見解だけれども、
実に上品な味
に感じます。ま、みかんが上品だとか言って、逆にイメージを壊さなければいいとは思うし、ナンプラーで作ったのが○品だとか言う話ではなくて、
単にそう思っちゃった
わけで、レギュラー入りさせたいとは思うものの、お値段的に二の足を踏みそう
ということで、秋田しょっつるよりたくさん入ってお安めな――いしるを買っていたりします
秋田しょっつるではできなかったチョウメンの改良にとりかかるのだと、亭みかんは意気揚々としています。