ぶっちゃけ、みかんはみかん亭あたりの
スーパーマーケットの品揃えに不満を募らせて
います
お野菜のコーナーはもちろん季節を感じられるものが並んでいますが、お肉のコーナーには牛と豚と鶏――一部店舗ではラム肉もありますけど、薄切り肉ばかりだし、合鴨肉は極稀にお目にかかるくらい、元山梨県民としてはソウルフードである馬肉は一度も見たことがありません
お魚コーナーでは、秋といえば――
生鮭、生鮭、生鮭、生鮭――ショーケースひとつまるごと生鮭の切り身が平積み
それも焼き鮭サイズの切り身ばかり
ま、売れ残るから仕入れないのはわからないわけではないのだけれども、寂しい限り
たまに見るテレビでは、レイノアレで内食とその需要が増えたなんて見かけるけれども、スーパーマーケットに並ぶ品々には
お値段以外の変化は見られません
そんななか。
ソイツはひそかに並んでぽつんと置かれていたのでした。
見るなり、みかんの脳裏にこんなイメージを――
浮かばせたソイツは、なんと――
山陰沖からやってきた
のでした
ソイツ――はたはたを見た瞬間から秋田モードというか、男鹿モードに入っちゃっていましたので、おすすめのとおりに
そのまま中火でこんがり焼いて
喰う食べるわけにもいかなくなりました
というか、はたはたを見た瞬間のイメージを正しくお伝えするのならば、
赤と青のなまはげさんが、こうやって――
悪い子や泣く子
をしばきまくったあとでと交流したあとで、やりすぎたべー
んだんだ
だなんて反省会を開きながらこれ――
をつついている姿
思い浮かべちゃったんだから仕方がない
もしや、こういうこともあるかと思って買っておいた――
たまたま買ってあったのは、右の諸井醸造の秋田しょっつるだけ
冷蔵庫に半分くらいが残っています
入れたい野菜は次々と思い浮かびましたけど、やっぱりぼっち飯。
鍋物用のカット野菜で我慢して――
■材料 はたはた丸干し*1 3匹 鍋用野菜セット*2 250g 豆腐*3 130g 昆布だし汁*4 400ml しょっつる*5 20ml
お鍋にはたはた*1や――
野菜*2や――
ひと口大に切った豆腐*3をどーんして、しょっつる*5を混ぜただし汁*4を注ぎ――
ほどよく煮ればできあがり
*1 今回手に入ったのは丸干しのはたはたでした。生のものだと下処理が必要になります。お鍋のサイズの都合でアタマとヒレは落としました。
*2 みかん亭あたりでの鍋用野菜セットは、白菜、えのき、ぶなしめじ、水菜、長ねぎのセットで、一袋250gくらいです。春菊を入れたいと渇望しましたが、ゆえあって断念しました。
15cmのひとり用鍋(満水量1.1リットル)に入れられるのは150g程度ですので、残りはおかわりです。
*3 地域限定品のタカノフーズの鍋美人 1パック(130g)。
*4 みかん亭では昆布だしは2%(水 400mlならば昆布8g)が基本ですが、1%(水 400mlに対して昆布4g)のうすいだし汁にしています。なお、鰹節と昆布の合わせ出汁の場合にはそれぞれを1%(400mlならば鰹節4gと昆布4g)にします。
*6 みかん亭あたりで手に入れられるしょっつるは一択です
ナンプラーより深い味でおいしいのですが、お高めです
うまし
出逢いに感謝しつつ、二度目のはたはた入りのマジモンのしょっつる鍋を堪能しました。
ま、これまでのみかん亭では、
タラのしょっつる"風"鍋
とかでしたので
タラでも十分おいしいんですけどね
さて。
途中、なまはげさんが――出刃包丁を振り回すなまはげさんがいいヤツみたいな表現がありますが、こんな記事――
を読んだ影響なのかも知れません
……男鹿”風”しょっつる焼きそば is comming soon
oganavi /写真提供:男鹿なび 表記の3種類4枚の写真は、本記事のために使用許諾を得ており、複次使用を禁止します。