私は、ゴンぎつねしか知りませんでした。

緑がとっても綺麗な博物館、まるでコマーシャルに出てきそうなくらい、美しく管理されてます。


近くには、でで虫公園もあって”ででむしのかなしみ”の詩は博物館の敷地内にあります。

一匹の、デンデン虫がいました。
ある日、そのデンデン虫は、大変なことに気が付きました。
「私は、今までうっかりしていたけれど、私の背中の殻の中には、悲しみが、いっぱい、つまっている ではないか」
この悲しみは、どうしたらよいでしょう。
デンデン虫は、お友達のデンデン虫のところにやって行きました。
「私はもう生きていられません」
と、そのデンデン虫は、お友達に言いました。
「何ですか」
と、お友達のデンデン虫は聞きました。
「私は、何と言う不幸せな者でしょう。私の背中の殻の中には、悲しみがいっぱい、つまっているのです」
と、はじめのデンデン虫が、話しました。
すると、お友達のデンデン虫は言いました。
「あなたばかりではありません。私の背中にも、悲しみはいっぱいです」
それじゃ仕方ないと、はじめのデンデン虫は、別のお友達のところへ行きました。
すると、そのお友達も言いました。
「あなたばかりじゃありません。私の背中にも悲しみはいっぱいです」
そこで、はじめのデンデン虫は、また別のお友達のところへ行きました。
こうして、お友達を順々に訪ねて行きましたが、どの友達も同じことを言うのでありました。
とうとう、はじめのデンデン虫は、気がつきました。
「悲しみは誰でも持っているのだ。私ばかりではないのだ。私は私の悲しみをこらえていかなきゃならない」
そして、このデンデン虫はもう、なげくのをやめたのであります。












































