①のつづき✏️🇫🇷
今回、観劇中に
印象的だったことの1つに
登場人物が全員
より立体的になっていて
(生身の人間ぽくなっていて)
なぜ私は、そう、いつもより強く感じてるのかを
観劇中に探っていたら
それは
↓
『レ・ミゼラブル』は
全編
歌で上演される舞台(ミュージカル)なのだけど
各人物を演じている各キャストの皆さんが
歌を、ちゃんと
歌として歌っていらっしゃるのだけど
それが
その人物の心情を
詳細に表現しているメロディーに乗った歌として成立していながらも
まるで×2
台詞のように聴こえること
↑
これって
日本のミュージカルの
進化・進歩・拡大の証に
私は、思いました
歌がものすごく、ちゃんと歌で
なのに
台詞のように自然に響いて来るのが
ごく自然になった形
東宝のミュージカルに関わる
人達全員(スタッフの方々&役者の方々)の
生まずたゆまずな道のりの結晶なのだと
実感しながら、観劇しました
一歩一歩、焦らず、地道に、全員で前進&進化してきて
日本のミュージカル全体の底上げの礎を担われているのだと
感じました
そんな結晶である作品を
観客席で目一杯、味わい
観劇できる身分なんて
なんて💖
幸せなのでしょう💖💕
って、すごく思いました
それで
話は変わり
登場人物のエポニーヌについて
語りたいと思います♪
作者ヴィクトル・ユーゴーは
自分の最愛の愛人を
コゼットではなく
エポニーヌに投影させて書いたと
私は、聞いたことがあって。
意味は、作者のユーゴーは
女性の魅力的な要素を
主に、エポニーヌに沢山、注いで書いた物語
ということですね。
エポニーヌは
詐欺泥棒集団の家族の元に生まれ育ち
学生のマリウスに片想いの果てに
学生の革命でマリウスを助けるために
命を落とした
薄幸な運命の女の子です。
エポニーヌと対照的な存在の
ジャン・バルジャンに育てられた
コゼットと違い
エポニーヌは、知識も学力もお金もない育ちなため
魂は純粋であるにも関わらず
低い階級の“あばずれ”として
舞台に登場します。
もしもエポニーヌが
ちゃんとした良識ある親に育てられ
学校に行き
学問や芸術、文化に親しんだ育ちなら
エポニーヌはエポニーヌのままで
その魂の純粋さから
マリウスがこちらを向いてくれるような
マリウスもこちらに想いを寄せてくれるような
女の子になったに違いないと
私はいつも、歯がゆく思いながら観ています。
ここで
エポニーヌとは関係のない話なのですが
↓
私の家に、丁度
こうした本があります📕
↓ ↓ ↓
そのページを開くと📖↓
妙に楽しい気分になります♪
私は
一度、この家を
旅行で偶然、訪ねたことがありました。
旅行で連日、疲れ気味だった私は
あまり印象に残っていないのですが
何であれ、見ないより見るを、触れないより触れるを、知らないより知るを
経験することは
心の財産になると
今さら(後になって)
そんなふうに思いました
またこうゆうのって
なんだか♪意味もなく、無性に
謎の
わくわく💕が湧いたり
うきうき💕が浮いたりするのは
私だけかしら
こうゆうのって、きっと
今
自分の興味のある事柄に関連する事項や事象が
いもずる式に、じゃんじゃん、引き寄せられて
その
わくわく&うきうきの源である
“私”
目掛けて
集まってくるシンクロニシティ現象に
無性に
わくわく(湧く湧く)
ぞくぞく(続々)
うきうき(浮き浮き)
が、湧くのが
私は
とてもエキサイティングなんだと思います
↑
ザ・ボルテックス状態
ザ・台風の目状態
ですね🌀
しかも、今の自分の“大好き&好き”が
震源地となる引き寄せですから
幸せな気分の上乗せです🤗
それで
物語の登場人物に
話を再び戻すと
次に、コゼット。
コゼットは、私は
長らく、お人形さんのような登場人物として感じていました。
でも、近年、コゼットは
ちゃんと喜怒哀楽のある人間として
認識するようになり
今回の観劇で、私は
コゼットの気品、知的好奇心、味わう心
等々を、ものすごく立体的に感じて
人間の品&気品というのは
いつか
子宮委員長はるちゃん
(今、吉野紗弥佳さん)が💖
それについて、ブログに綴られていて
それは、心のマナーであり、感じる心のこと
というお話を
思い起こしました
確かに
コゼットに、私は、それを感じます
では、“心のマナー”や“感じる心”は
どうしたら培い育まれるのか
それも、かつて
子宮委員長はるちゃんのブログ💖
『子宮委員会はるの子宮委員会』に
答えがあったと思います。
その答えらしきものというのは
自分の内側(身体)に湧く喜怒哀楽や
自分が何を思い、何を感じ、何を考えるのか
↑
これが
豊かさであり
財産
宝物
幸せへの道標
つまり
品、品格、気品に繋がる元なのだと
私は思います
コゼットは、生まれた境遇は不幸でしたが
ジャン・バルジャンに助けられ
ジャン・バルジャンに育てられたお陰で
元々あった
コゼットの良いところが全て
全面に出る
気品と優しさ、聡明さ、強さを兼ね備えた
素敵な女性として花開いた登場人物に
思います
エポニーヌは、次の人生で
その魂の美しさが表に出て
生き甲斐のある人生を歩むことを祈って
私は
舞台上で繰り広げられる
エポニーヌの半生と
その儚く
報われないエポニーヌの最期を
いつも観守ります
あと
主役の
ジャン・バルジャンと
ジャン・バルジャンを悪党だとして
執拗に追いかけるジャベールは
鏡の表と裏なのかしら
もし
ジャン・バルジャンが
人間の性善説派としたら
ジャベールは
性悪説派なのでしょうね
だって、ジャベールは、一度罪を犯した人間は
どこまでいっても善人にはなり得ず
盗人は盗人、悪人は悪人のまま
生きて死んでゆく
って、頑なに信じ込んでいる堅物なのだもの💨
だからジャベールは
ある時、ジャン・バルジャンに命を救われて
自分の大前提(信念、信条)が狂い
それに堪えきれずに
自ら命を絶ち
セーヌ川の藻屑と化してしまうのだわ💨
なんて勿体無いのかしら😞💨
あと
『レ・ミゼラブル』には
学生の革命のバリケードシーンや
(↑私はここがとても好きなシーン)
貧民の群衆の大迫力シーン
等
各シーン全て
舞台に上がっている人数の後ろに
まるで
千人の群衆が隊列をなしてるかのような
声とエネルギーの大迫力なの🇫🇷
すごいのよ♥️
本当に♥️
ゾクゾクするんだから♥️
ストーリー的に
沢山の人々が死んでしまうのだけれど
メソメソしてはいられないの🇫🇷
そうゆうミュージカルなのです🇫🇷
次に続く