世界観ブログ
第19話
前話、中学3年生で将来を考える時期に、
声優になりたくて、
思い切って某養成所のオーディションを受けた私ですが、
当然グダグダだったので落ちると思っていました
が、結果はなんと
「合格!」
これは正直本当にビックリでしたね
当然この結果を受けて、
私は養成所に行きたいと母に訴えましたが、
惨敗
母は私がオーディションに受かるなんて、
1つも思っていなかったようで、
母は猛反対
「中学3年生のこんな大事な時期に何考えてるの
高校行きなさい、あんたには無理」
まあ、いつものことですが、
否定しか返ってこなかったですね
夢だった声優も、
あっという間に崩れていってしまいました…
この頃の私は自己否定のかたまり、
全く自信もなかったので、
自分には無理なんだ、
と、すっかり自信をさらになくし、
諦めるという選択肢だけしかありませんでした
本当は心の中に情熱があったのに、
私は自分の力を信じることができませんでした
そして中学3年生の時、
もう1つ勇気を振り絞って行動したのが、
好きな人への告白
実は片想い歴4年
今思えば怖い
小学校6年生の時に転校して、
右も左も分からないときに助けてくれた優しい男の子
私の初恋でした
その後も同じ中学校になって、
秘かに想い続けていたのですが、
中学3年生で卒業ということもあったので、
思い切って告白することに
やっぱり、どこか行動力だけはあったようで…
言葉で伝えるのは私には難しかったので、
手紙を渡すことにしました
告白当日はあっちをウロウロ、
こっちをウロウロ
中々手紙を渡す勇気は出ず、
このままでは日が暮れてしまうという勢い…
そしてまた、
オーディションの時のように勇気を振り絞って、
初恋くんに手紙を渡しました
しばらく手紙を読んだ初恋くんが言った言葉が、
「○○ちゃんが好きだから」でした
ふられちゃいました
しかも○○ちゃんって私の親友です
4年の片想いはあっさりと終わり、
なんて甘酸っぱい思い出
しかし、この話には続きがあって、
高校生になって初恋くんの、
好きだと言っていた、
私の親友から聞いたのですが、
親友は好きではないのに、
初恋くんにしつこく付きまとわれて、
凄く嫌な思いをしていたと言っていました
なんだが、一気に私の中で、
初恋くんのイメージが壊れてしまいましたね~
百年の恋もやっと冷めた感じです
どこか思い込んだら、
突っ走るところがあったので
反省
のちに19歳になって、
教習所で初恋くんと再会をはたすのですが、
「お、おじさんになってる」が、
最初の心の声でした
しかもまた、
私と仲がいい女子にアタックしだしたので、
もう呆れてましたね
初恋の時の思い出がどんどん崩れていく~
こうして、いじめから保健室に籠っていた私にも、
自分で考えて、自分の力で行動する、
ということが徐々にできるようになっていきます
保健室の先生が、
ちゃんと寄りそって話を聞いてくれたり、
毎日保健室に来ても決して追い出さず、
受け入れてくれたり、
保健室の先生がいたから、
立ち直れる力がついたのだと思います
先生には本当に感謝しています
ありがとうございます
さて、中学校3年生で1番悩んだのが進路
結局中学3年生までずっと、
教室が恐くて行けなかった私
当然勉強はできるはずもなく、
進路も決まらない
保健室での立て籠りが、
のちに自分の首を絞めるとは
逃げてきたツケがここで回ってきます
これが現実ですね
続きは次回