鑑賞日 2024年6月14日(金)
製作年 2024年
製作国 日本
言語 日本語・モンゴル語 日本語字幕
尺 116分
公開日 2024年6月14日(金)
レイティング G
配給 東宝
スタッフ
監督 月川 翔
原作 清武英利
脚本 林民夫
主なキャスト
大泉 洋:坪井宣政
菅野美穂:坪井陽子
福本莉子: 坪井佳美
川栄李奈:坪井奈美
新井美羽:坪井寿美
満島真之介:桜田純
戸田菜穂:川野由希
光石研:石黒英二
有村架純:山本結子
概要
生まれつき心臓疾患を持っていた幼い娘・佳美は [余命10年]を突き付けられてしまう。
「20歳になるまで生きられないだと…」
日本中どこの医療機関へ行っても変わることのない現実。
そんな絶望の最中、小さな町工場を経営する父・宣政は「じゃあ俺が作ってやる」と立ち上がる。
医療の知識も経験も何もない宣政の破天荒で切実な思いつき。
娘の心臓に残された時間はたった10年。
何もしなければ、死を待つだけの10年。
坪井家は佳美の未来を変えるために立ち上がる。絶対にあきらめない家族の途方もなく大きな挑戦が始まる―。
(引用元:公式サイト)
感想
これがフィクションだったら、
また違う感想になったかもですが、
実話なので素直に感動しました。
娘を助けるために、
医学の知識なしのところからスタートし、
人工心臓、バルーンカテーテルの
開発に挑む「あきらめない」父親・坪井宣政と
協力する家族の姿を
キャスト陣が熱演しています。
父親を演じた大泉洋はいつものコミカルさを
ちょっと抑えながら、でしたね。
バルーンカルーテルの誕生に関しては、
医学だけでなく、工学の融合がなければ
成し得なかったことがとても印象的でした。
完成したバルーンカテーテルは、
いろんなしがらみで実用化への道が
閉ざされそうになります。
その後、ラッキーにも製品の良さが認められると、
「使用しない」と言い張っていた、
光石研演じる大学の教授が手のひら返しで
坪井宣政にすり寄ってくるのには
イラっとしましたね。
辛いこと、悲しいこともありますが、
家族のお互いを思いやる優しさが温かすぎて、
目頭が熱くなるシーンが何度もありました。