鑑賞日 2024年4月7日(日)
会場 東京国立博物館 本館 特別5室
中尊寺金色堂は藤原清衡(1056~1128)によって建立された東北地方現存最古の建造物で、2024年に天治元年(1124)の上棟から900年を迎えます。これを記念して開催する本展では、堂内中央の須弥壇に安置されている国宝の仏像11体を一堂に展示するほか、かつて金色堂を荘厳していた国宝・金銅迦陵頻伽文華鬘(こんどうかりょうびんがもんけまん)をはじめとするまばゆいばかりの工芸品の数々をご紹介します。また、会場内の大型ディスプレイでは8KCGで原寸大に再現された黄金に輝く金色堂とその内部を間近にご覧いただけます。世界遺産・平泉の迫力のある文化と歴史の粋をどうぞお楽しみください。
(引用元:公式サイト)
鑑賞当日は、とってもいいお天気で、
お花見日和。
上野駅から東京国立博物館までの道のりで
桜を愛でます。
桜より飲食目的の人の群れで
大混雑の中をなんとか進み、
やっと東京国立博物館の敷地内へ。
ここまでくると混雑も緩和されて、ホッとします。
中尊寺金色堂には子供の頃、
連れて行ってもらったことがありますが、
忘れられない美しさです。
中尊寺金色堂全体の93%ほどが、
青森のヒバの木で造られているそう。
ヒバの木の虫除け、湿気対策などの
優れた性質のおかげで、
長くその美しさを保っている、
とも言われていますね。
すばらしいことです。
縮尺5分の1で再現された金色堂。
煌びやか。
細かいところまで再現されている。
その他、国宝の仏像11体全て、
工芸品の数々を感慨深く鑑賞しました。
金色堂を建立した藤原清衡が、
今でも金色堂内の棺で眠っていると思うと、
不思議な気分に……。
厳かな雰囲気に包まれ、
歴史をしみじみと感じました。
隣の展示室で開催されている、
「日本文化のひろば」も訪問し、
日本の歴史を堪能する一日となりました。
おみやげのポストカード。
上は、国宝 中尊寺金色堂 平安時代・12世紀 岩手・中尊寺金色院蔵
以前訪問した時の記憶が蘇る。
下は、中尊寺風景・冬(金色堂覆堂)
冬の中尊寺も美しい。
いつか、実際の雪景色も観てみたい。