『ロスバンド』アンコール上映。クリスティアン・ロー監督の舞台挨拶付き上映会。 | himawari's diary

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鑑賞日 2024年4月5日(金)
 
 
製作年 2018年
 
製作国 ノルウェー・スウェーデン
 
言語 ノルウェー語 日本語自慢
 
尺 94分 
 
公開日 2022年2月11日(金)
 
原題 Los Bando
 
レイティング PG12
 
配給 カルチュアルライフ
 
 
スタッフ
 
監督 クリスティアン・ロー
 
脚本 アーリル・トリッゲスタッド
 
 
主なキャスト
 
ヤコブ・ディールード:アクセル
 
ターゲ・ホグネス:グリム
 
ティリル・マリエ・ホイスタ・バルゲル:ティルダ
 
ヨナス・ホフ・オフテブロー:マッティン
 
 
概要
 

それぞれ悩みを抱えながら、ロック大会に向かう4人
ドラム担当のグリムと、親友でギター兼ボーカルのアクセルはノルウェーのロック大会に出るために練 習に励む毎日。グリムはアクセルの音痴が気になってしかたがない。真実を言い出せないまま、念願の 大会出場のチケットを手に入れたものの、ベースもいなければ、開催地は遥か北の果ての町・トロム ソ。ベーシストのオーディションにやってきた9歳のチェロ少女のティルダを仲間に入れて「ロスバン ド」を結成し、近所に住む名ドライバーのマッティンの運転で長旅のドライブに出かけるが・・・・・・。 果たして4人はトロムソに無事たどり着いて、ロック大会で演奏することができるのか。
ノルウェー発の爽やかな青春音楽映画の誕生! ノルウェージ
ドライバーのマッティンを演じたヨナス・ホフ・オフテブローは、両親も兄も俳優という芸能一家に生 まれ育ったノルウェーを代表する若手俳優。またクリスティアン・ロー監督は子ども向け映画の名手と して知られ、この作品はベルリン国際映画祭のジェネレーション部門 (4歳以上が対象)に選出され た。南北に細長いノルウェーを南から北へと縦断して、北欧の豊かな自然もたっぷりと映し出す。いろ んな悩みを抱えながらも、夢に向かってみんなで力を合わせることの素晴らしさをうたった感動のステ ージが、いよいよ幕を開ける。

(引用元:公式サイト)
 
 
感想

少年、少女のロードムービーですが、
 
爽やかすぎて泣けるほど。

ツッコミどころはあるけれど、

そんなことはどうでもいいと思えるし、

彼らのその後も見守りたくなりました。


4人それぞれ個性的なのがいいですね。


ドラムのグリムは両親のことで傷心なのに

周りにはとっても優しい。


ギター兼ボーカルでアクセルは、

同級生に恋をしている。

音痴だけど、音楽にはまじめ。


ベーシストでチェロ奏者のティルダは

アグレッシブな演奏がいい。

将来、レベッカ・ファーガソンみたいな

美女になりそう。


ドライバーのマッティンはちょっと

イーサン・ホークに似たハンサムだけど、

何か闇を抱えている雰囲気。

旅の途中の

「まだ17歳だから無免許だ」発言には、

吹き出しそうになりました。

そんなに若かったの?の驚きと、

3人もびっくりして、

ズッコケそうになるのが、面白すぎました。


ラストで大人達を感動させる彼らは

とってもステキでウルッとしました。

こんなに素直に感動できるなんて!


 
上映後の舞台挨拶には

クリスティアン・ロー監督がご登壇。

キャスティングや演技については

ナチュラルに自発的に出てくるものを

大切にしているそう。

これはかなり納得でした。

本作のような作品が

撮れるという人柄が伺える、

優しい語り口調が印象的でした。



鑑賞後は、このポスターを見るだけで

グッときます。