『カラーパープル』ソウルフルでパワフルな歌声に魅了される。 | himawari's diary

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鑑賞日 2024年2月10日(土)
 
 
製作年 2023年
 
製作国 アメリカ
 
言語 英語 日本語字幕
 
尺 141分 
 
公開日 2024年2月9日(金)
 
原題 The Color Purple
 
レイティング G
 
配給 ワーナー・ブラザース映画
 
 
スタッフ
 
監督 ブリッツ・バザウーレ
 
製作 オプラ・ウィンフリー、スティーブン・スピルバーグ、スコット・サンダーズ、クインシー・ジョーンズ
 
原作 アリス・ウォーカー「カラーパープル」
 
脚本 マーカス・ガードリー
 
 
主なキャスト
 
ファンテイジア・バリーノ:セリー
 
シアラ:ネティ
 
フィリシア・パール・エムパーシ:若い頃のセリー
 
ハリー・ベイリー:若い頃のネティ
 
タラジ・P・ヘンソン:シュグ・エイブリー
 
ダニエル・ブルックス:ソフィア
 
コールマン・ドミンゴ:ミスター
 
ルイス・ゴセット・Jr.:ミスターの父親
 
コーリー・ホーキンズ:ハーポ(ミスターの息子)
 
ガブリエラ・ウィルソン“H.E.R”:スクイーク
 
 
概要
 

優しい母を亡くし横暴な父の言いなりとなったセリーは、父の決めた相手と結婚し、自由のない生活を送っていた。さらに、唯一の心の支えだった最愛の妹ネティとも生き別れてしまう。そんな中、セリーは自立した強い女性ソフィアと、歌手になる夢を叶えたシュグと出会う。彼女たちの生き方に心を動かされたセリーは、少しずつ自分を愛し未来を変えていこうとする。
そして遂に、セリーは家を出る決意をし、運命が大きく動き出す──。

 

今こそ必要な《希望》の物語

(引用元:公式サイト)
 
 
感想
 
スピルバーグ監督作品を
 
ミュージカル映画としてリメイクということで、
 
ストーリーはだいたいわかっていても感動的。
 
長い年月を描いているので
 
ところどころダイジェスト感はありますが、
 
ミュージカルだからか、
 
そんなに気にならなかったです。
 
 
何より、ソウルフルでパワフルな歌声と
 
ダンスがとてもよかったです。
 
主人公セリーを演じたファンテイジア・バリーノと
 
ソフィアを演じたダニエル・ブルックスは
 
ブロードウェイ版と同じキャスティングとあって、
 
安定感を感じます。
 
その他、シュグを演じたタラジ・P・ヘンソン、
 
若い頃のネティを演じた​​​​​​ハリー・ベイリーらの
 
歌声もすばらしかったです。
 
 
黒人社会の中で、セリーたち女性が
 
男たちにまるで奴隷のように
 
扱われるのが本当にひどい。
 
セリーはそんな辛い生活の中で
 
シュグやソフィアらの強い女性たちと出会い、
 
影響されます。
 
(白人がらみの事件がひとつだけあり、
 
何事にもひるまないソフィアが巻き込まれ、
 
大変なことに......)
 
奴隷的生活から脱出し、
 
自由に自分らしく生きていこうと自立する
 
セリーの姿がとてもすてき。
 
姉妹の絆、友情にも胸が熱くなる。
 
ある辛い出来事が、皮肉にも、
 
とても感動的なラストにつながるのも
 
印象的でした。
 
 
序盤である方がカメオ出演したのは
 
驚き、そして嬉しかったですね。
 
姿より、声ですぐにわかりました。