鑑賞日 2024年1月5日(金)
製作年 2023年
製作国 香港・中国
言語 広東語 日本語字幕
尺 130分
公開日 2024年1月5日(金)
原題 天龍八部之喬峰傳 Sakra
レイティング G
配給 ツイン
スタッフ
監督 ドニー・イェン
製作 ドニー・イェン、ウォン・ジン（バリー・ウォン）
原作 金庸の長編武俠小説『天龍八部』
アクション監督 谷垣健治
主なキャスト
ドニー・イェン：喬峯（きょう・ほう）
チェン・ユーチー：阿朱（あしゅ）
リウ・ヤースー：阿紫（あし）
ウー・ユエ：慕容復 （ぼよう・ふく）
カラ・ワイ：阮星竹 （げん・せいちく）
チョン・シウファイ：段正淳 （だん・せいじゅん）
グレース・ウォン：馬夫人（まふじん） ・康敏（こう・びん）
ドー・ユーミン：白世鏡 （はく・せいきょう）
レイ・ロイ：慕容博 （ぼよう・はく）
チョイ・シウミン：鳩摩智 （くまち）
概要
武林最強の技「降龍十八掌」ですべてを倒す!!
宋代の中国。丐幇（かいほう）の幇主・喬峯（きょうほう／ドニー・イェン）は誰からも慕われる英雄的な存在だった。だがある日、何者かに副幇の馬が殺害され、その犯人に仕立て上げられてしまう。しかも自分が漢民族ではなく契丹人であるという出自まで明かされ丐幇を追放される。自らを陥れた人間を探し出し、さらに自身の出生の真実をつきとめるため喬峯は旅にでる。しかし、彼の行く手には更なる罠が仕掛けられていた！武林最強の技、「降龍十八掌」を使い、襲い来る刺客たちをなぎ倒す喬峯。果たして彼は黒幕を突き止め復讐を果たすことが出来るのか！？
（引用元：公式サイト）
感想
新年早々に、
ドニー・イェン監督・製作・主演作品が公開。
初日に観ようと、楽しみにしていました。
ドニー・イェン演じる
喬峯（きょうほう）の誕生から、
少林寺を経て英雄となり、
その後、陰謀に巻き込まれ
苦難の道を歩む人生を描いています。
アクションの見ごたえはもちろん！
登場人物も多いし、壮大な舞台設定。
敵味方、一体真相は？という中、
喬峯は、自分は何人なのかと、
自らのアイデンティティに苦悩するという
ドラマ性もあります。
どこの生まれだろうと構わない、と
ささやかな幸せを未来に思い描くあたりにも
メッセージ性がありました。
喬峯が相手をするまでもないような
奴との会話のやり取りと、
その時のアクションがツボにはまり、
くすっと笑えるシーンも。
本作の喬峯はまだ若いので
ヘアメイクやいろんな技術によって、
演じたドニー・イェンがとっても若いです。
かっこよかったですね。
ラフな衣装とヘアスタイル、無精ひげっぽいのも
似合っていたし、ブーツがかわいい。
もちろん、普段のドニー・イェンも、
とても60歳とは思えないほど若々しいです。
そして、アクションも相変わらずキレッキレです。
いろんな技が繰り出されて迫力満点、痛快でした。
スピード感に溢れるシーンもスローも、
どちらもインパクトがありました。
ワイヤーアクションも多用されていますが、
ドニー・イェン本人の運動能力が高いので
吊られてる感じではないのがいいですね。
原作が長編大作なので、
映画化は大変なはずですが、
130分の尺にテンポよく、
うまくまとめてあると思います。
もちろん、ストーリーはまだまだ序盤、
ラストには続編を期待させられたので、
製作されることを願います。