『エターナル・ドーター』A24の知られざる映画たち。全てがA24。全てが日本初公開。 | himawari's diary

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↑入場者プレゼントのチラシ。

 

鑑賞日 2024年1月3日(水)
 
 
製作年 2022年
 
製作国 イギリス・アメリカ
 
言語 英語 日本語字幕
 
尺 98分 
 
公開日 2023年12月22日(金)
 
原題 The Eternal Daughter
 
レイティング G
 
配給 U-NEXT
 
 
スタッフ
 
監督・脚本 ジョアンナ・ホッグ
 
製作総指揮 マーティン・スコセッシ
 
 
主なキャスト
 
ティルダ・スウィントン
 
ジョセフ・マイデル
 
カーリー=ソフィア・デイヴィス
 
 
概要
 

マーティン・スコセッシが製作総指揮を務め、昨年のヴェネチア国際映画祭コンペティション部門にも正式出品された本作の監督を務めたのは『ザ・スーべニア〜魅せられて〜』などの名匠ジョアンナ・ホッグ。映画監督のジュリー(T・スウィントン)は年老いた母ロザリンド(T・スウィントン)を連れて人里離れたホテルにやってくる。ジュリーは謎めいたこの場所で母についての映画を作ろうとするが、やがて母の隠された秘密が明らかになりー。オスカー女優のティルダ・スウィントンが一人二役で母娘の絆とすれ違いを見事に演じ切ったミステリアスなゴシックドラマ。

(引用元:公式サイト)
 
 
感想
 
ゴシックドラマのザワザワとした雰囲気を
 
味わえる作品でした。
 
 
ティルダ・スウィントンが母娘を一人二役で
 
丁寧に演じ分けています。
 
母と娘二人きり、母の思い出のホテルで
 
ちょっとドレスアップして
 
母の誕生日を祝うシーンがよかったですね。
 
オープニングから、
 
フルートの音、霧の深い風景が
 
怪しさを醸し出していて引き込まれました。
 

不気味さがありながらも、

 

全体的に映像が美しかったです。

 
 
『ダウントン・アビー』のお屋敷みたいな外観の
 
クラシックなホテル。
 
ホテルスタッフの女性の態度。
 
その他、不思議なこと、ちょっとした違和感、
 
これらが全て伏線となって、
 
ラストへと繋がっています。
 
 
ある程度想像できる展開ではあるものの、
 
切ないラストにグッときました。
 
 
入場者プレゼントのオリジナルチラシが
 
ゴシック的で本作のイメージにピッタリだし、
 
カッコいいです。