『ハンガー・ゲーム0』 ゲームと歌と… | himawari's diary

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鑑賞日 2023年12月22日(金)
 
 
製作年 2023年
 
製作国 アメリカ
 
言語 英語 日本語字幕
 
尺 157分 
 
公開日 2023年12月22日(金)
 
原題 The Hunger Games: The Ballad of Songbirds & Snakes
 
レイティング G
 
配給 KADOKAWA
 
 
スタッフ
 
監督・製作 フランシス・ローレンス 
 
原作 スーザン・コリンズ
 
脚本 マイケル・レスリー
 
 
主なキャスト

トム・ブライス:コリオレーナス・スノー

レイチェル・ゼグラー:ルーシー・グレイ・ベアード

ヴィオラ・デイヴィス:ヴォラムニア・ゴール博士

ピーター・ディンクレイジ:キャスカ・ハイボトム

ジェイソン・シャワルツマン:ラッキー・フリッカーマン

ハンター・シェイファー:タイガレス・スノー

ジョシュ・アンドレス・リベラ:セジャヌス・プリンス
 
 
概要
 

全てはここから始まった!

究極のサバイバルアクションを体感せよ!

記念すべき第10回ハンガー・ゲームの新しい試みとして、プレイヤーの教育係に任命された18歳の若き少年スノーは、貧しい境遇から抜け出す為、優勝を心に決める。だが、彼が担当する事になったのは、第12地区のひよわな少女ルーシー・グレイだった。そして、彼女の唯一の武器は歌だった一。

(引用元:公式サイト)
 
 
感想

シリーズの前日譚です。

かつてドナルド・サザーランドが演じた

コリオレーナス・スノーの若き頃を

トム・ブライスが演じています。


本作ではゲームのプレイヤーではない

スノーが主人公なのですが、

なぜ独裁者となっていったのか、

彼の心境の変化が描かれているので

なんとなく『スター・ウォーズ』を

想起させられます。

プレイヤーとしてはルーシー・グレイ役で

レイチェル・ゼグラーが出演していて、

立場違いの恋愛も描かれているため、

『ウエスト・サイド・ストーリー』的に

感じられる部分もちょっとありました。


ゲームのシーンは中盤までで、

その後はヒューマンドラマや

サスペンスの様相を呈していくので、

ゲームシーンが大好きな人にとっては

もしかしたら物足りないかもしれません。

それでも

「愛よりも信頼が大切」という

重い言葉が心に残るヒューマンドラマも

なかなか見ごたえがありました。

微妙な中だるみ感はあったものの、

本編157分、集中して観られたと思います。


キャスティングも良かったです。

トム・ブライスが熱演したスノーが

未来のあの姿になる片鱗を

見せてくる様子はは興味深かったし、

ルーシー・グレイを演じた

レイチェル・ゼグラーの歌声がタップリと

聴けたこともなかなかよかったです。


その他、クセの強いキャラクターが

多かったのもおもしろかったですね。