『バビロン』 | himawari's diary

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映画、美術館、読書、おいしいものなどで楽しく過ごす日々



鑑賞日 2023年2月10日(金)



製作年 2022年


製作国 アメリカ


言語 ほぼ英語 日本語字幕


尺 189分 


公開日 2023年2月10日(金)


原題 Babylon


レイティング R15+


配給 東和ピクチャーズ



スタッフ


監督・脚本 デイミアン・チャゼル 



主なキャスト


ブラッド・ピット:ジャック・コンラッド


マーゴット・ロビー:ネリー・ラロイ


ディエゴ・カルバ:マニー・トレス


ジーン・スマート:エリノア・セント・ジョン


ジョヴァン・アデポ:シドニー・パーマー


リー・ジュン・リー:レディ・フェイ・ジュー


トビー・マグワイア:ジェームズ・マッケイ


エリック・ロバーツ:ネリーの父親



概要


1920年代のハリウッドは、すべての夢が叶う場所。サイレント映画の大スター、ジャック(ブラッド・ピット)は毎晩開かれる映画業界の豪華なパーティの主役だ。会場では大スターを夢見る、新人女優ネリー(マーゴット・ロビー)と、映画製作を夢見る青年マニー(ディエゴ・カルバ)が、運命的な出会いを果たし、心を通わせる。恐れ知らずで奔放なネリーは、特別な輝きで周囲を魅了し、スターへの道を駆け上がっていく。マニーもまた、ジャックの助手として映画界での一歩を踏み出す。しかし時は、サイレント映画からトーキーへと移り変わる激動の時代。映画界の革命は、大きな波となり、それぞれの運命を巻き込んでいく。果たして3人の夢が迎える結末は…?

(引用元:公式サイト)



感想


ハリウッドの光と闇、


サイレントからトーキーへ移り変わる時代の


俳優陣の栄光と挫折が描かれています。



音楽も重要な要素です。


曲そのものだけでなく、


黒人のトランペッターが


その他のバンドメンバーの黒人より


ちょっと白いから顔を黒く塗るようにと


言われ困惑するという、


胸がモヤモヤするシーンもありました。



オープニングでは、華やかで下品で


カオスなパーティや


映画の撮影風景がテンポよく映り、


あっという間に引き込まれました。


ブラッド・ピット演じるジャックの


大スターぶりが似合っていましたね。


ちょっと軽薄なところは笑ええるし、


哀愁漂う姿はすてきでした。



偶然に注目を浴びて女優デビューし、


後に大ブレイクするネリーを演じた


マーゴット・ロビーもよかったです。


自ら破滅へと向かうような行動をするので


いつも危ういし痛々しいのですが、


気取った金持ちに放つセリフには


スカッとさせられました。



その他にもトビー・マグワイアなど


いいキャスト陣が揃っていましたね。



サイレントからトーキーへ、


そしてCGが使われるようになり、


どんどん変化してきた実際の映画作品が


走馬灯のように映るシーンがありました。


思い出して切なくなったり、


キュンとしたり、複雑な心境に陥りました。


今後はどんな変化をしていくのでしょうね。



予告編で感じたほどのワクワク感は


正直なかったのですが、


おもしろかったし、


見どころが満載なのと、テンポのよさで


189分が意外と早く感じられました。