『仕掛人・藤枝梅安 第一作』舞台挨拶付き上映会 | himawari's diary

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鑑賞日 2023年2月11日(土)

 

 

製作年 2022年

 

製作国 日本

 

言語 日本語

 

尺 134分 

 

公開日 2023年2月3日(金)

 

レイティング G

 

配給 イオンエンターテイメント

 

 

スタッフ

 

監督 河毛俊作


原作 池波正太郎『仕掛人・藤枝梅安』

 

脚本 大森寿美男


エグゼクティブプロデューサー 宮川朋之

 

 

主なキャスト


豊川悦司:藤枝梅安


片岡愛之助:彦次郎


菅野美穂:おもん


高畑淳子:おせき


小林薫:津山悦堂


早乙女太一:石川友五郎


柳葉敏郎:羽沢の嘉兵衛


天海祐希:おみの


椎名桔平:謎の侍


 

概要

 

品川台町の藤枝梅安(豊川悦司)にはふたつの顔があった。腕の良い鍼医者の 表の顔と、“蔓(つる)”と呼ばれる裏稼業の元締から金をもらって、生かしておいては為にならない奴らを 闇に葬る冷酷な“仕掛人”の裏の顔だ。

ある晩、仕掛の後、仕掛人でもある楊枝作りの職人・彦次郎(片岡愛之助)の家に泊った梅安は、帰り道、浪人・石川友五郎(早乙女太一)が刺客を斬り捨てる場面を目撃する。刺客が死んだことを確かめ、医者が出る幕ではないと悠然と立ち去る梅安を、浪人はにらみつけていた。その後、梅安は蔓である羽沢の嘉兵衛(柳葉敏郎)から料理屋・万七の内儀おみの(天海祐希)の仕掛を依頼される。三年前、万七の前の女房おしずを仕掛けたのは他ならぬ梅安だった。

梅安は、万七の女中おもん(菅野美穂)と深い仲になり、店の内情を聞き出す。おもんの話では、おしずの死後、おみのが内儀になってから、古参の奉公人たちが次々と去り、店の評判は落ちているのに儲けだけはあるという。おみのは店に見栄えのいい娘を女中として雇い入れ、客をとらせているのだった。

おしず殺しの依頼人はおみのなのか...殺しの起り(依頼人)の身元を探るのは、仕掛人の掟に反すると知りながら、梅安は三年前のいきさつを知りたいと思い始めた。そして、初めておみのの顔を見た梅安は息を吞む。それは梅安に暗い身の上を思い出させる対面だった...。

(引用元:公式サイト)

 

 

感想


とてもよかったので、


早く第二作を観たいです。


爽快感とそれに反して憂いを含む展開で


正直ここまでおもしろいとは


予想していませんでした。


池波正太郎の世界観に引き込まれました。


丸の内ピカデリーの大きなスクリーンで


観られたので迫力も満点でした。



豪華キャスト陣、


ハラハラさせるストーリー展開、


仕掛人の鮮やかな仕事ぶり。


殺陣やその他のアクションや


とっても美味しそうな食事シーンと、


見ごたえがたっぷりありました。


意外な裏の人間関係が紐解かれていく様子も


おもしろかったです。



殺し屋を意味する「仕掛人」


依頼人を意味する「起り(おこり)」


仲介者を意味する「蔓(つる)」


などの池波正太郎の造語も印象的で


耳に残りました。



豊川悦司演じる梅安と


片岡愛之助演じる彦次郎のバディが


とってもかっこよかったです。


2人とも表と裏の顔を持ち、


辛い過去を背負っています。


家族以上の絆で結ばれているような


友情と信頼関係ですね。


2人が話をしながらお食事をするシーンが


何度もあり、癒されました。



エンドロール後のオマケ映像は


第二作に繋がる重要なシーンでした。


早く観たいです。



上映後の舞台挨拶には豊川悦司、


片岡愛之助、河毛俊作監督、


宮川朋之プロデューサーがご登壇。


上映前に集めた観客の質問に答える


コーナーもあり、楽しかったです。

 

 



本作は海外へ向けた動きも


見据えているとのことで、


エンドロールに英語表示があったのも


その準備だとのことです。