定期演奏会シーズン。誘われたから行ってきた。
ここの高校、今年から顧問が変わった。
前の顧問が亡くなった流れで、市立学校を早期退職して私立高校に再就職してきた。前顧問との約束だったらしい。
強豪校のみ赴任していた先生だから、力のある先生なんでしょう。
この高校、家康行列にも参加していたが、あまり上手くなかった。秋のジョイントコンサートにも行ったが、5月よりましかな?って感じだった。
そのため今回も期待してなかった。
ところが、、、
びっくりするくらい音がものすごく良くなった一番変わったのは子供達の表情。自信にあふれている。
顧問が亡くなり、代わりの先生で繋いだりしてたから、中途半端になっちゃうよね😰
そういった不安要素から解放され、音作りが本格化された印象。顧問の名前でイベントにたくさん呼ばれてるみたいだし。
これから高校の勢力図が変わるかもしれない
そう思ったのは、全国レベルの私立高校が部員確保に苦戦してるようだから。
あそこの高校、10年前は偏差値が低かったが共学になったのと私立人気で一気にレベルが上がったのだ。
吹部に入りたくても、内申がないと受験できなくなった。吹部推薦しなくても生徒は集まる。
吹部に情熱を注いだら赤点になっちゃう。
その点、見に行った高校は偏差値が低い。
学校は建て直しされて最新設備が整っていて、部活に力を入れてるから環境は最強に良い。
音は伸びしろ抜群だしここ、良いよ。
最後は宝島だったが、ありがちなスーパーアップテンポではなく、テンポはブラスだから原曲よりは早いが、メロディーが始まってからの打楽器の響きは原曲を彷彿とさせるような、フュージョン感がよく出ていた。
息子に聴かせたかったなぁ、宝島。
息子の希望高校は少人数しかいない吹部。宝島をこうやって演奏することがないと思ったら泣けてきた。