先日、二十四節気の「清明」を迎えた頃から、本当にすべてのものが清らかで生き生きし、眩しいくらいの青紅葉が春風に揺れ、里桜や小手鞠、ハナミズキ、ヤマブキと誇らしげに咲いていました。
今日はもう「穀雨」。
これから、たくさんの穀物を潤す春の雨も降る頃ですが、先日の
山陰旅は、本当に一番いい時期にいけたなあと感謝でした
また、続く山陰旅blogを今日も読んでくださるのも感謝です
その山陰旅二日目は、まず、安来市の足立美術館に連れてもらいました
NHKBSの『驚異の庭園 ~美を追い求める 庭師たちの四季~』で、紹介されたすごい庭園が見たくて、
そして、同じくNHKのサラメシでも紹介された5人の庭師さん。日々手入れを欠かさず、完璧な美しさを追求しているという、その信念のある仕事人がされた庭を、是非見たかったんですね
なんと、アメリカ専門誌の日本庭園ランキングで21年連続1位に輝き、世界的評価を得ているのがこの「足立美術館」だそうです
日本庭園が米誌ランキングで「21年連続日本一」に選ばれました | 足立美術館|ADACHI MUSEUM OF ART (adachi-museum.or.jp)
「21年連続日本一」って、すごいことですよね~
まずは、その美しい庭園「枯山水庭」が見られる場所にいくと
平日で、そんなに混んでなかったので、ラッキーでした
本当によく晴れて、絵に描いたような美しく優雅な庭園
早朝から庭師さんの行き届いた作業のお陰で、
見ているだけで、こちらの心も調ってくるというか
清浄な気持ちになりました
絵画は撮影禁止で、もちろん素晴らし絵画や調度品の数々でしたが、本当に美しい庭園に綺麗な波動が感じられました
外からの眺めも素晴らしかったです↓
行ってみてわかったんですが
わたしは、もっと山の裾野にある美術館なのかと思ってたら
向こうに見える山並みを、庭園のまるで一部に見えるように綿密に計算されて作られているのが、すごいなあと思いました
本当にどこをとっても、本当に「完璧な美しさ」
創設者足立全康は「庭園もまた一幅の絵画である」という信念のもと、91歳で亡くなるまで、庭造りに心血を注いだそうです
青紅葉も綺麗でした
プライドのある仕事人って、気持ちいいですね
庭師さん達は、入場者の前には出てこられませんが
裏方に徹するプロフェッショナル
そういうの、尊敬します
こちらは、文化勲章受章者で
あの長崎平和祈念像で知られる北村西望の「将軍の孫」銅像
(この小さな置物、鳥取出身の先輩のお宅にあります)
まるで、掛軸に見えるような、くりぬかれた庭の風景も
考え抜かれた構図だったのかなあ
向こうに流れる滝が見えました
こんな風に、帰ってきてみると、絵画より
お庭の風景の方がインパクトがあって想い出されました
調ったものを眺めると、心も調う・・・
波動の不思議な連鎖でした
記念に買った「上村松園」の絵の一筆箋
5人の庭師さん、日々欠かさず、早朝からのお手入れ
本当にありがとうございます
毎年、すごいプレッシャーだと思いますが
また、2024年も是非、日本庭園ランキング1位祈ってます
今日も、最後までお読み頂きありがとうございましたm(_ _)m
『春の山陰旅』⑤は松江城散策編です(^^)(まだあるん?)
Happiness color
田中真澄
*足立美術館 四季の庭園 The Gardens in the Four Seasons