2月初旬に岐阜県の大垣へ行ってきた時の様子とかを。 

 

 

フェリーろっこう乗船記の続きとなります。

 

 

神戸三宮港に上陸して、バスでJR三ノ宮駅に移動しました。

 

 

三ノ宮駅からはJR線に乗って、岐阜県大垣市の大垣駅へ向かいます。

 

 

地図で移動経路を示すと上みたいな感じになります。

この時は大垣に立ち寄った後、さらに進んで名古屋まで行き、名古屋駅から東海道新幹線で新大阪駅まで折り返してくるという旅程を組んでいました。

 

なので、乗車券は名古屋市内まで買う・・・のが普通です。

 

 

私がこの時にやったのは、乗車券の分割です。

JR西日本のネット予約 e5489の乗車券だけを購入する機能を遣い、以下の通りに分けて購入し、予め旅行出発前に発券しておきました。

  1. 三ノ宮→大阪 420円
  2. 大阪→京都 580円
  3. 京都→岐阜 1,980円(2日間有効・途中下車可)
  4. 岐阜→(中)金山 540円

4枚合計で3,520円です。

 

一見すれば奇怪なことをやっているように見えますが、三ノ宮(神戸市内)から金山(名古屋市内)までの通しの乗車券だと4,070円となります。

 

 

はい、分割したら550円安くなりましたね。

 

一応これにはカラクリがあって、1枚目・2枚目の乗車券が大阪の電車特定区間、4枚目の乗車券が名古屋の特定区間となっていて、それぞれ平行して走っている競合私鉄への対抗のために運賃が安くなってる区間です。

区間外に跨る区間だと安くなりません。

 

要は安くなっている区間だけを区切ってしまうことで、通しで購入するよりも結果的に安くなった・・・というわけです。

 

このテクニックは、ある程度の知識がないと逆に損をしたり、振替輸送や払戻しの点で不利になる場合があるので、おでかけ中級者~上級者向けとなっています。

 

 

 

三ノ宮駅から新大阪駅までは近江塩津行きの新快速に乗車し、新大阪駅で東海道新幹線に乗り換えます。

 

新大阪駅の新幹線乗換改札の自動改札機に、三ノ宮→大阪と大阪→京都の乗車券2枚と、新大阪→京都の新幹線特急券の合計3枚の切符を重ねて自動改札機に投入して通過します。

改札機で三ノ宮→大阪の乗車券だけが回収され、大阪→京都の乗車券と特急券の2枚が手元に戻ってきます。

 

 

 

新大阪駅から京都駅までは、東海道新幹線のぞみ216号に乗車しました。

 

 

青ブタの大垣イベントでは、東海道新幹線に乗車して(たぶんGPSで)一定の速度を観測したら乗車証明を受けることができ、それを大垣駅にある西美濃観光案内所に提示するとステッカーが貰えました。

 

乗車証明には、JR東海の制服を着た麻衣さん(桜島麻衣)が描かれていました。

 

一定の速度が時速何キロかはわかりませんが、窓からの流れを見た感じだと220km/h以上の速度で感知してたと思います。

少なくとも、そこいらのメーター上限180km/hな乗用車では到底出せない速度だったかと。

 

 

京都駅で新幹線を降りて、一回改札の外に出ました。

再度改札を通って、今度は新幹線こだま712号に乗車します。のぞみ号は米原駅には停車しないので、新幹線の各駅に停車するこだま号に乗り換えたというわけです。

 

 

米原駅では在来線の東海道本線に乗り換えて、大垣駅へ向かいます。

 

 

乗車したのは、金沢始発名古屋行きの特急しらさぎ4号です。

米原駅では7号車から9号車の3両を切り離して、残った6両で列車の進行方向を変えた上で運転します。

 

京都→米原の新幹線特急券と、米原→大垣の自由席特急券を同時購入することで、在来線特急側の特急料金が半額になる乗継割引を適用しています。

 

この乗継割引も、2024年3月16日以降は全廃されます。

 

 

 

米原駅から26分揺られて、大垣駅に到着します。

 

大垣に降り立つの、恐らく10年ぶりぐらいかな?

京都から使っている乗車券で途中下車します。

 

 

ツイの岐阜在住のフォロワーさん情報で、大垣駅に青ブタのポスターがあるという前情報を得ていましたが、いざ実物を目にして「麻衣さんだぁ・・・!」ってなりました。

ファンとしては、聖地にこういうポスターがあったりすると嬉しいものなのです。

 

 

先ほどの新幹線乗車証明を、大垣駅の中にある西美濃観光案内所に提示し、麻衣さんのステッカーを貰いました。

それと、青春ブタ野郎シリーズとJR東海の大垣コラボイベントのマップを貰いました。

 

ここからは大垣の街中を巡るデジタルスタンプラリーに参加しました。

参加するには、「水の都探訪日記」というアプリが必要です。無料で使えるけど、よく落ちて動作が不安定だった感。

 

荷物になるボストンバッグは邪魔になるので、駅のコインロッカーにぶち込んで預けました。

 

 

大垣市内を徒歩で移動しました。

 

滞在できる時間が約3時間だけなので、最初はレンタサイクルの利用も考えました。

が、グルメラリーに参加する際に逆に自転車が邪魔になりそうだったので、やっぱり徒歩にしました。

 

 

デジタルスタンプラリー1箇所目、水都の泉。

大垣駅のすぐ近くにあります。再開発事業の一環で設置されたんだとか。

 

 

伏見稲荷めいた鳥居のトンネルを通っていきます。

 

 

デジタルスタンプラリー2箇所目、高屋稲荷神社。

境内に井戸があり、水が出ています。

 

 

デジタルスタンプラリー3箇所目、栗屋公園・・・だと思ってた場所が実は違いました(テヘペロ なパターン。

どうもGPSが荒ぶってブレてるタイミングで取得したらしく。

 

栗屋公園には湧き水があるそうです。

 

 

大垣駅通りの歩道を歩きます。

青ブタ大垣イベントのキービジュアルのモデルになった場所で、浴衣姿の麻衣さんが描かれていました。

 

 

デジタルスタンプラリー4箇所目、名水大手いこ井の泉緑地。

一段低くなった場所から水が吹き出ています。

 

 

デジタルスタンプラリー5箇所目、丸の内公園。

大垣市役所のすぐ隣にある公園で、地下水が湧き出ている小さな噴水があります。

 

 

デジタルスタンプラリー6箇所目、俵町薬木広場。

蘭方医として活躍した飯沼慾斎の胸像があり、井戸から水が湧き出ています。

広場にはウメ、ウコギ、アオギリといった薬木が植えられています。

 

 

デジタルスタンプラリー7箇所目、むすびの泉。

奥の細道むすびの地記念館の一角にあり、これも湧き水です。

 

大垣市、水の都と呼ばれてるだけあって湧き水が多いですね。

 

 

7箇所全部のデジタルスタンプを回収し、お休み処 芭蕉庵で限定ノベルティと引き換えました。

徒歩でも全部周るのは1時間あれば足りた感はありましたが、帰りの足を考えたら最低でも1時間半は見た方が無難ですかね?

 

限定ノベルティ引換えの際に、「大垣に来る時に新幹線を使ったか?」を聞かれた気がします。

大垣市には東海道新幹線が通っていても駅はない(最寄り新幹線駅は岐阜県羽島市にある岐阜羽島駅)です。

 

 

奥の細道むすびの地記念館には、青春ブタ野郎シリーズの登場人物の等身大パネルが設置してありました。

この手のコラボで省かれがちな男主人公こと、梓川咲太もちゃんといるのがポイント高いです。

 

・・・え、翔子さんがいない???

 

 

翔子さんなら、東名高速の牧之原SAに行けば会えますよ(などと

 

 

咲太の妹、梓川花楓のビジュアルのポスターもありました。

 
 
大垣市が舞台になったアニメはいくつかあるようで、「聲の形」や「おあむ物語 その夏、わたしが知ったこと」のパネルがありました。
 
青ブタも「バニーガール先輩」編で大垣市が出てきていますが、シーンとしてはちょっとぐらいだったりします。
なので、大垣でコラボイベントやるって知った時に「マジか・・・?」ってなりました。
 
 
桜が咲くときれいな景色になりそうな感じの場所がありました。
舟下りたらい舟という形での川下りをやっているようです。
 
たらい舟での川下り、あんまりなさそうなので乗ってみたい気もしますね。そのうちしれっと御船印に参加してたりして?
 
 
大垣駅に戻る途中にある、中華食房チャングイで昼食を食べることにしました。
 
 
チャングイには、麻衣さんの腹違いの妹・豊浜のどかのポスターがありました。
 
 
食べたのは担々麺です。
メニュー表に唐辛子マークが5つ描かれてて、口に入れた瞬間ではなく後から辛さが来るタイプでした。
 
フードラリーの指定メニューで、これを食して会計したら青ブタのオリジナルカードが貰えました。
 
 
大垣駅通りにある、大垣市観光情報PRコーナーに青ブタの展示がありました。
 
 
大垣駅前にある金蝶園総本家には咲太のポスターがありました。
ここでは、いちご餅(4個入り)を購入することでカードが貰えるグルメラリーの指定店舗です。
 
いちご餅は帰りのフェリーの船内で食べました。
 
 
 
大垣駅の自由通路には、麻衣さんが描かれた横断幕とかが吊り下げてありました。
 
 
なんらかの理由で水都北口オアシスに来ています。
詳細言ったらなんかネタバレになっちゃいそうなので、気になる方はデジタルスタンプラリーをコンプリートしてみるといいんじゃないですかね???
 
ここも例によって水が湧き出ているのですが、壁に発掘された化石が埋め込まれているとかなんとか。
 
 
青ブタの大垣イベントを堪能した後は、コインロッカーに預けてた荷物を回収し、大垣駅から東海道本線の列車に乗って名古屋方面に向かいます。
 
 
名古屋駅を通り過ぎて、金山駅で下車しました。
決して寝過ごしたわけじゃありませんよ?
 
手元にある乗車券が「京都→岐阜」と「岐阜→(中)金山」の2枚で自動改札機に通すとエラーで弾かれるため、有人改札から外にでました。
 
 
指定席券売機で入場券を買ってみたり。
(中)金山駅という表記ですが、これは北海道の根室本線にある同名の金山駅と区別するためで、頭に中央本線を意味する(中)が付けられています。
 
北海道の方の金山駅が2024年4月に廃駅になる予定で、区別の必要がなくなった以降は(中)が取れるものと思われます。
なので、この表記の入場券を買えるのもあとちょっとだったりします。
 
 
中央本線の列車で名古屋駅に戻ってきました。
新型車両315系に初めて乗りました。
 
 
名古屋駅からは、14時17分発の新大阪行き新幹線のぞみ363号に乗車。
7号車のS work車両に乗りました。
 
東海道・山陽新幹線の16両編成の7号車はビジネスパーソン向けのS work車両となっていて、EX予約またはスマートEXから1人利用の時だけ販売される区画となっています。
駅や指定席券売機では一般販売は今の所されていませんが、2024年春頃から駅や指定席券売機でも購入できるようになる・・・みたいな事が書かれてた気がします。
 
 
今回はS work車両のPシートを利用してみました。
3人掛けのうち、真ん中のB席にパーテーションを設置してプライベート感を高めた区画で、実質1.5席分を占有できます。
 
S work席の料金にプラス1,200円で利用できます。
 
 
テーブルも他の普通車の座席と違って、手前にスライドできる機構に変わっています。
最大まで手前に引くと、ノートパソコンを乗せて作業しやすいように傾斜が付く仕様になっています。
 
逆にノートパソコンを使わない場合は乗せたものが落ちる原因になりかねないので、私はテーブルが傾斜する手前辺りで止めて使っていました。
 
 
S work車両はビジネスパーソン向けの車両で、複数人利用時では原則として予約ができないために、7号車の乗客は私含めて1人客ばかりでした。
かといって、ビジネスな堅苦しい空間か?と言われれば別にそうでもなく、この日が土曜日というのもあって席でスマホをいじったりしてる人が殆どでした。
家族連れや子連れがいないので、そういった意味ではおひとり様だと快適に移動できる空間になっています。
 
 
15時06分に新大阪駅に到着し、そこからは地下鉄御堂筋線に乗り換えてこの日の宿へ向かいました。
・・・まあ、察しのいい方は私がどこに向かったか、わかるんでしょうな。
 
 
続きます。