「着物の文様について」
着物の面白さはもしかしたら
文様にはじまり、文様に終わる。
のではないかと、思うくらい、
奥か深すぎるご質問。
文様のことだけでも多分、
百科事典、何冊分にもなる
くらいの情報量でしょう。
でも、私なりに着物初心者の
ために、ポイントを抑えて
ご説明しますね♪♪
ポイント①
季節は先取り
例えば、梅の文様。
これは年が明けると結構
着始めますねー。
私も梅の文様の着物何枚かもってます。
なんですが、やっぱり1月2月…
遅くても3月頭までしか
着ません。
蕾の頃から着始めて、
満開のころまで。
散り始めても着ている
のは野暮かもしれません。
ポイント②
枝ぶりが書かれた
写実的な着物は
季節限定☆
写実的…って何でしょう。
例えば、こちらの帯。
帯。
枝ぶりが見事な写実的な
絵です。なので、季節限定
帯ですー。
年明けから梅が満開
まで、限定ですね♪
でも、同じ梅でも、、
なら1年中大丈夫!
(ちなみにこの模様は利休梅っていいますー。)
枝ぶりや葉っぱが花と一緒
に描かれていて、本物みたい
だったら、季節限定って思って
下さいねー。
ポイント③
色んな花が描かれて
いる着物や帯は
通年大丈夫。
先日の買い物ツアーで
生徒様が選ばれたこちらの
着物。
菊、紅葉、梅、撫子などなど
色んな季節の花が描かれて
いて、本当に素敵です。
またおめでたい文様の
吉祥文様の一つ、雪輪も、
デザインされているので
1年中+晴れやかな場面に
ぴったりの着物といえるでしょう。
![](https://emoji.ameba.jp/img/user/s0/s0111012/6912.gif)
訪問着などを選ばれるときは
季節関係のない、こういった
着物を選ぶのがベターかも![](https://emoji.ameba.jp/img/user/s0/s0111012/6912.gif)
![](https://emoji.ameba.jp/img/user/s0/s0111012/6912.gif)
(訪問着ってそんなに着る機会
ないので、季節を、限定されすぎて
しまうと、結局着られなったー
ってことになりがちなのです
)
![](https://emoji.ameba.jp/img/user/ok/okan-hitorigoto/14942.gif)
着物の文様って奥が深い。
でも、着物のデザインって
本当に眺めているだけで楽しい
んですよね。
わたし、着物を眺めるだけで
数時間過ごせる
特異体質の持ち主ですからー。笑
また、文様のお話しは色々
書いていこうと思いまーす♪