意識がもどると、まず病院生活でのルールの説明を受けた。
まだベッドから降りない事。
トイレに行きたい時はナースコールを押して看護師さんを呼ぶ事。
間違って一人でベッドから降りようものなら、
すぐに看護師さんが飛んでくる。
ベッド下にはマットが敷いてあって、センサーが通っているので
起き上った事がバレバレなのである。
監視体制は大したものだ。まるで映画の『ミッション・インポッシブル』並みだ。
色々な検査を受けた後、リハビリが必要だと判断された。
運動療法と、言語療法。意識は戻ったけど、
上手く喋れなかったのでそのリハビリというワケだ。
看護師さんは3人ほどで日替わりで専属の人が着いてくれる。
その中でも田中さんは非常に優しくしてくれた。
若い人でそこそこフランクに話も出来たので、
初めての入院には心強い存在だった。
リハビリは違うフロアで行われるので、そこまで付き添ってくれる。
「大丈夫ですかー?」
2・3日もすると立ち上がれるようになったけど、足元はおぼつかない。
田中さんはオレが倒れないように背中を支えてくれた。
よちよち歩きだけど、何んとか歩く。
「こんなに歩けるなんて。運ばれてきたときなんて、
ホント大丈夫なのって思ったんだから」
後になって聞くと運ばれた時はホントにヤバかったみたい。
憶えて無いけどね。
入院して3日目くらいからリハビリが始まったんだけど、
その模様はまたつづきで。
本日は一時帰宅なので、また病院にもどります。![]()
ま、そんなワケで、つづくのでした。