【ウメのひとりごと。】 ま、そんなワケで。 -3ページ目

【ウメのひとりごと。】 ま、そんなワケで。

齢39にして16年9ヶ月勤めた会社を退き大冒険を始めました。
どうなるか分かりません。
日記のつもりで。

何かイベントがある時って、どんなに寝不足でも朝早く目が覚めてしまう。

普段は寝坊してても気分が高揚して、起きちゃうのだ。

この日も朝シャワーを浴びて、それから出かけよう。

東京駅に8時前だから、1時間前に家を出れば間に合うなと思っていた。

思っていたのだ!


当日の朝、枕元で鳴ったのは目覚まし時計ではなく、携帯電話だった。

時計を見る間もなく電話に出るとモリタからだった。

「ウメハラさん、どこにいます?」

受話器の向こうからモリタが問いかけてくる。

まだ家だよ家、何て思いながら、ここで初めて時計を手にする。


7時45分…。


受話器からはモリタの声の背景に駅の雑踏が薄く聞こえてくる。

げげえ!やっちまった‼

時間にしてコンマ0.0001秒。寝坊したことを瞬間的に悟る。

そんなはずはないっ!何かの間違いだ‼ と、思うものの現実である。

ベッドから飛び起きて電話越しにモリタに話し掛ける。


「やっちゃった…。今起きた…」

「嘘でしょ?マジですか?」


前日に『遅刻したらゴメン』なんてメールを送っていたのが、現実になってしまった。

一瞬、『行くの辞めちゃえよ』と、悪魔が囁く…。

いやいや!そんなわけにはいかないっ!

オレが行くの諦めたら、モリタを一人で散策させることになる!

せっかく散策組にしてくれたのに、ここで諦めるワケにはいかない。


大急ぎで着替えを始める。その間に今度はモーリから電話が掛ってくる。

モーリとモリタは今回が初対面だ。待ち合わせ場所に二人が揃っても、

お互いを知らないのだ

カタノ君が着いていれば心配ないけど、そんな問題ではない!


新幹線は8:04発だ。出発までもう間もない。

着替えを終えて出る準備をする。

荷物を前日に用意しといて良かった。

こういう時って自分でもビックリするくらい機敏に動ける。


家を出ようとすると今度はモーリから電話。

どうやら皆出会えたようだ

「もう新幹線も出ちゃうんで…」

「先行ってくれ!後から追い掛ける!」

そう言って電話を切った。


東京駅まで約30分。

改築されてから初めて行く東京駅。新幹線の乗り場も分からない。

新幹線のチケットは諦めた。東京駅で購入するしかない。

退院してから初めての旅だから、皆を頼りにしていたのに…。出鼻を挫かれた。

ってか自分で挫いたのか。


とんだ旅の幕開けなのでした。


つづく。




去年末にオカチンからスノボのお誘いがあった。

毎年恒例の温泉&スノボの企画である。

これまでにも旅行企画で色々出かけている、お楽しみの企画だ。

昨年は草津に行き、その道程は「草津温泉漫遊記」としてブログに書いた。


幹事体質のオカチンは仕切りの王様だ。

旅行の段取り、チケットからホテルの手配まで、全てをやってくれる。

御多分に漏れず今回も甘えさせてもらった。

いつもならスノボを楽しんで、その後ホテルで温泉ってな具合になるんだけど、

今回は退院間もない事もあって、スノボは諦めた。

のんびり温泉めぐりでもして、湯治だなと思っていた。


今回のメンバーは、オカチン、ユッキー、モーリ、カタノ夫妻、モリタ、でもってオレ。

一人で温泉街を散策だなあ、と思っていたら

モリタもスノボはせずに散策組にすると言う。

話し相手がいるのといないのとじゃあ、やっぱり違うからね。

素直に嬉しかった。


退院後、自分の部屋には戻らず、実家暮らしを続けている。

いづれ戻るつもりでいるけど、当分は親元だ。

待ち合わせは東京駅に朝8時。実家からじゃ遠くなるって事で、

前日は自宅に帰宅。近場で夕食を済ませてた旅の支度。

後は寝るだけ。準備万端。12時前にはベッドに入る。

旅の前日って寝れないモンだけど、すぐにウトウト。


思えば入院してから遠出らしい遠出をしてないからなあ。

ウキウキしてたまらない。

高まる気持ちを抑えて、眠りにつくのでした。


つづく。






退院してからずっと肩が痛かった。特に右肩。

つーか、入院中から痛みはあったんだけど、

最初は「これが40肩かなあ」なんて呑気に思っていた。


ところが何時までたっても一向によくなる気配が感じられず、

むしろ日常生活にも支障が出そうにまでなってきた。

夜寝ていても痛みで目が覚めてしまうほどになってきたので、

致し方なく整形外科医へ行くこととなった。

とにかく右腕が上がらないし、後ろにも廻せない。

何が不便って、服の着替えから何から支障出まくり。

車のハンドルだって回せないんだからたまらない。


上がらない、廻らない、ナイナイづくしだ。コノヤロ。


ここにきて整形外科にも通うのかよっ!とも言っていられず、

早速地元の病院へ。

小さい町医者だけど、これがスゲエ人の数。

身体を痛めてる人ってこんなにいるのかって位い。


散々待たされた後、まずは患部のレントゲンを撮るのだけれど、

まあ、そんなに人がいるもんだから流れ作業。

撮ったら撮ったでまた待機。あくびが止まりません。

病院ってホントに待たせるのも一つの仕事かってくらい待される。

ま、仕方ないんだけど。


結局のところ、入院中にあまり肩を動かさずにいたのが原因の様だ。

今後は電気を通して治療していくことになった。


身体の鈍りってホントに怖い。

壊れて行く時はホントに一直線で、あちこち連鎖していく。

一つひとつがまともに動く様に常に確認しておかないと、全体に響いてくる。


歳なのかなあなんて、思いたくないけどこればっかりは仕方ない。

使いべりはするんだから、後は消耗の度合いを少なくするだけだ。


あーあ…。病気してからこんなブログばっかでやんの。

楽しいブログ書きてえなあ。むっ


ま、そんなワケで。




今年もお誘いが来た。スノボである。

オカチン仕切りの毎年の恒例行事だ。

今年は水上だとの事だ。楽しみである。

去年のスノボツアーについては「草津温泉漫遊記」で既に書いた通りだけど、

あんな感じで毎回おもしろ行脚になるワケです。


「そうか、そんな時期か」なあんて、思いながら楽しみにしているのだけど、

今年はスノボは無理かなと思っている。

退院したばかりだし、まだまだ身体が本調子ではない。

歩いていても違和感を感じるし、体力もまだ戻っていない。

なによりバランス感覚がモノを言うスノボでは、

歩いていても感じる違和感は危険を伴いそうなので、

今回は温泉のみの参加になりそうだ。

湯治だね。


ま、それでもいいワケです。

みんなで旅行に行くこと自体が楽しいんであって

道中をワイワイ、ギャーギャーしながら楽しむのが目的だったりするんです。

勿論美味しいもの食って、夜更かししてさ。

そんな件が良いんだな。旅行の醍醐味だよね。

以前の会社の友人達とは、こうして繋がっているのでありがたい。


オカチンは自ら『永久幹事』と名乗っているので、

それに毎回甘えさせてもらっているのですが、

今回も色んな企画を考えているんだろうな。


年明け2月の予定だけど今から楽しみで仕方ない。

その道中はまた、『水上温泉道中記』としてブログに書く予定だ。


楽しみであるにひひ


ま、そんなワケで。



退院後、社会復帰して間もないが何んとか仕事に通っている。

転職してから大きく変わったのが通勤時間だ。

以前はドア・トゥ・ドアで40分程だったのが、今は90分は掛る。


倍ですよ、倍。

乗り換えは一度で済むし、大概座れもするんだけど、

何せ乗ってる間はやることがない。

本でも読めよと思うだろうが、朝から文章読む気にはなれない。

半分近くは地下鉄だから、携帯でネットする事も出来ないしね。


それでも座ってしまえばウトウトし始めて、

気が付いたら到着してるなんて事もあるんだけど、

座ったら座ったで長時間じっとしていることが苦痛で仕方ない。

ヒザは痛えは、肩はこるは、ケツは痛えわでいい事なしだ。


周りを改めて見回してみると、驚くくらい皆、携帯をいじっている。

地下鉄なのに何をしてんだろうと思うけど、何かしてんだろうな。

とにかくヒマで、人間観察くらいしかやる事ないので、

色々見ようとするんだけど、人と目が合っても困るから

薄目を開けてみる羽目になる。 アヤシイ…。


音楽聴くようなガラでもないしなあ。

と思いつつ、どうしようかなと考えてる今日この頃なのです。


ま、そんなワケで。




入院中弟がスケッチブックと色鉛筆を持って見舞いにやってきた。

昔から絵を描くのは好きで、ガキの頃は漫画家になりたいと思った事もあった。

小学生の時に消防車の絵を描いて、消防署に表彰された事もある。

ガキの頃もらった唯一の賞状だ。


「オレも兄ちゃんに影響されたから」


ホントかよ。そんな事聞いた事ねえぞ。

照れくさくそれを受け取ると、翌日から暇つぶしの道具になった。

窓から見える風景を描いて見たり、廊下の風景を描いて見たり。

描こうとしても鉛筆を握る指が心もとない。

以前は引けた曲線がひけなくなってる。

描けたはずの線が歪んでしまう。


これにはすげえショックを受けた。

まず鉛筆がまともに握れない。麻痺の残った右手が思ったように動いてくれないんだな。

箸もロクに持てないから仕様がないっちゃ仕様ががないんだけどさ。

リハビリだと思って描いては消して、消しては描いてを繰り返す。


病室の窓から見える空や、病院の廊下。

以前なら何の苦もなく描けた絵が幼稚園児以下の落書きになってしまう。

こいつと付き合っていくと心には決めたけど、

この先どれだけの物を失っていくのかな?と考えてしまった。

描いては消して、消しては描いてを繰り返していた。


「おはよー。」

退院の日の朝、検温と血圧を測りにきた看護師の田中さん。

これが最後の検温だなあなんて思っていると

「お家に帰ったらゆっくりしすぎと思うくらい、ゆっくりしてね」

お心遣いがありがたい。

「そんな田中さんに」と言って描いた似顔絵を渡した。


倒れる間に比べたら落書き以下だけど、田中さんは喜んでくれた。

「後ろにサイン書いて」と言うので、ミミズが這った字でサインした。


以前とは比べ物にならない幼稚園児以下の絵でも、

喜んでくれる人がいた。

失ってしまったモノもあるかもしれないけど、

得られるモノも、きっとあると思ったのであります。


そんなワケで、本日無事退院致しました。にひひ

そんでもって、『リハビリ日記』(予定)に続くのでありました。



後日、つづく。(後日ねべーっだ!



さて、入院生活も二ヶ月を過ぎ、そろそろ退院も見えてきた。

初めは一時帰宅という形で自宅に帰る事になる。お試しだね。

最初は一泊。それで問題がなければ次は二泊ってな感じ。


初日はドキドキ。なんせ2ヶ月振りの娑婆なモンだから、

外を歩くだけで大緊張。リハビリで病院内を歩いてはいたけど、

ツルツルの廊下と違って外の道路は凹凸が激しく、

思う様に足が進まない。怖いんだよね。

たった2ヶ月なんだけど、ある意味隔離された状態から

外界に出た時の恐怖たるや、想像以上の恐怖感がある。

一度お試しあれ。

横断歩道渡るのでさえちょっとした冒険です。

駆け足なんて出来ないから。ショック!

普通に生活する事の大変さってか、気の使いようにホント疲れてしまう。


一時帰宅(何を隠そう、これを書いている今も一時帰宅中なのだが)

最中に改めて分かった事がある。


右手の薬指と小指の感覚が、以前と比べるととても鈍い事に気が付いた。

掌を握ってもちゃんと握りしめている感覚がないのだ。

ずっと痺れてるし。

キーボードをタイピングしていても、以前の様には打てていない。

すごい違和感があったんだけど、

最初のうちは「リハビリしてりゃそのうち治んだろ」ぐらいに思ってた。

ところがこれが、一向に良くなる気配がない。


違和感があるって事は主治医の先生に話してはいたんだけど、

どうやらこれが一生モンらしい。

倒れた際に脳みそのどこかの分野が

指先の神経に指令を出して、麻痺をさせてるらしい。

これを完治させるのは結構困難らしく、地道にリハビリをするしかないとの事だ。

痺れは右手だけじゃなく、両足のつま先にもあって、

今はつま先立ちがとてもつらい状況だったりする。


立ち上がったりするのも今は動きがぎこちなくなる。

スノボも暫くはおあづけかな。

てか、もう出来ないかもしれない。

だからってあまり悲観的でもない。

そりゃ痺れなんてない方がいいに決まってるけど、仕方ない。


主治医の先生は最初オレが運ばれた時、

「一生後遺症でまともに喋れもしないだろう」と思ったらしい。

だから今の回復振りに正直驚いているとまで言っていた。

一生寝たきりだったと思えば、違和感があるだけでマシだと思っている。

なんとか動くしね。にひひ


指が着いてるだけでもありがたい。

退院後もリハビリは続くので、この手とも付き合い方を

ゆっくり考えて行きたいと思っているのでした。



もうすぐ退院まで、つづく。







入院中は色んな検査もおこなった。

脳波まで取りやんの。

狭い部屋に寝かされて、明かりを消され

「眠くなったら寝てもいいですからねえ」と言う。

朝一で起こされて朝食を取った後に行われるもんだから

眠るなって方が無理なワケです。


頭には数十本の電極みたいなモノをつけられて、耳元では色んな電子音を流される。

所がウトウトしてると、今度は突然大音量で音が流れる。

驚いて目を覚ますと突然終了。

何がしたいんだよって思うけど、

隣の部屋ではきっと色んなデータが採られているんだろうな。


その他には、いったい誰がこんなに問題考えてんだよってくらいの

知能テストみたいな事までやらされてみたり。


ありとあらゆる検査をやってようやく出た答えがビックリ。

すごーーーく!!… 簡単に説明すると「栄養失調」なんだとさ。


『脂質代謝障害』って言うらしいけど、ようはエネルギーを作りづらい体質らしい。

ま、とっても燃費の悪い車みたいなモンで、

ガソリン満タンにしても、すぐに消化しちゃうポンコツ車って事です。

でも逆に考えればちょっとの燃料でも、そこそこ走るって事でもあるんだけどね。


この飽食の時代にそんな事が原因で倒れて入院だなんて…。

そりゃ痩せ形だし、皆には心配もされたりもするけどさあ。

ちゃんと自炊もするし、食うモンはちゃんと食ってんだけどなあ…。


今までだったら「体質」って言って済ませていた事を

今回は改善していくって事が入院の最終目的になるんだろうな。

まあ40を目前にしてレストアするには、いい機会だったのかも知れない。

身体の変わり目なのかも、なあんて事を考えつつ、

日々の検査をこなしていくのでした。


つづく。




朝7:00に起床すると、まず検温と採血がある。

寝ボケ眼での注射は一発で目が覚める。朝が弱い人にはオススメ。


一週間も経つ頃、友人がお見舞いに来てくれるようになった。

前職の職場の友達連中だ。

オカチン、ウエダ君、モリタ、テージ、マスダ。

事前に「お見舞い、何がいいですか?」とオカチンとウエダ君に聞かれたので、

「タバコ」と即答するとホントにもって来てくれたニコニコ 

マルボロ2箱。モチロンばれたら没収もんです。


みんなとにかくオレが倒れた事に驚いてた。

ま、オレが一番驚いてはいたんだけどね。

倒れて運ばれた時の事は憶えていないから、

親や看護師さんから聞いた事を話すしかなかったけど、

「まさかウメさんが」って反応だった。やっぱり意外だったんだなあ。


話をしてるとやっぱり自分の言葉がおぼつか無いのが自覚出来る。

そこでまたショック。

みんなは何も言わなかったけど、きっと違和感を感じたんじゃないかなと思う。

たどたどしく、ゆっくり次の言葉を頭で考えながらじゃないと、

喋れなかったからね。

この時に仕事に復帰できんのかなあって考えて、真剣に怖くなった。


ま、それでも和気あいあいとその場は過ごせて、

誰と誰が結婚しただの、誰がどこのチームに変わっただのと、

一時楽しい時間は過ごせたワケです。


別れるのは惜しいけど、もうそうなると、

頭の中はお見舞いにもらったタバコの事でいっぱい。

早くトイレにでも駆け込んで一服してやろうとずっと考えていたんだけど、

…あのねオカチン、ウエダ君。

タバコだけでどうしろってんだよっ!

タバコ吸うには火が必要なんだよ、火‼ ライターねえじゃんかっ!イヤミかコラ!!


そんなワケで、目の前にニンジンぶら下げられたまま、

余計しんどい思いをする羽目になったのでした。



つづく。

入院中の毎日は、とっても忙しい。

オレの場合は忙しかった。


朝は7:00起床。7:30に朝食がある。

一休みして9:30に風呂だ。 朝風呂ですよ、ホントに。

風呂は一日おきに男女別にスケジューリングされていて、

男は火・木・土、女性は月・水・金てな具合。

風呂が無い日は9:20分からリハビリのオンパレードだ。


リハビリは3種類あって、それぞれ小一時間ずつ。


運動を用いて立ち上がったり座ったり、身体の基本動作、

場合によっては車いすなどの訓練などを行う『理学療法』。


主に腕や手を使っての機能訓練で、身体の機能回復を目指す『作業療法』。


食べ物をうまく飲み込めない嚥下障害(オレはなかったけど)や、

言葉が不自由になった患者さん(失語症・構音障害。これがあった)の為の言語・発音の訓練をする『言語療法』。


これらを時間に追われながらこなしていくワケです。

自分が考えていたよりも入院って忙しい…。

『理学療法』はカンペキ筋トレ。

バイクマシン(自転車こぐヤツ)を1時間とか、スクワット30~50回とか、階段の昇り降りとか。

オレは何の選手で、何の大会に出るのかっていうくらいストイックにやらされる。


『作業療法』はパズルの応酬。

手や指先なんかを使って針に糸を通すような事の繰り返しだったりする。

ジグソーパズルもやらされた。


やってて一番ショックだったのは『言語療法』。

入院当初はとにかくうまく喋れなかった。

お見舞いに来てくれた人達なら解ると思うけど、なんせうまく喋れない。

てか、言葉が出てこないんだよね。

もしオレが声の仕事を生業にしていたら、完全にアウト。


すごいショックだった。


それに加えて記憶力ってか、記憶がおぼつかなかった。

自分の住所とか、人の名前とかスコッと抜け落ちてるカンジ。

それってスゴイ不安で、オレってどうしちゃったんだろ?って思ってた。

誰かは解るのに、名前が出てこない。

もうダメだなこりゃって思って、見舞いに来た両親に八つ当たりなんかしたりして。

だって転職したばっりだったしさ。


そんな風にどうしようって落ち込んでるオレに追い打ちをかける様に

作業療法を担当してくれた先生は、リハビリの度に

「今日は何日?何曜日?」なんて試しにいちいち聞いてくる。

知りたきゃカレンダー見ろよ!バカ‼

こっちは入院してて曜日の感覚なんてねえんだよっ!

てなカンジでトンガっていたのでした。


初めての入院、リハビリを日々こなすオレは

当初かなり荒んでいたのでした。


てなワケで荒んだまま、つづくのです。むっ