ひーちゃんのブログ☆婦人科疾患と息子のこと
20数年婦人科疾患とつきあっています。
新しい一歩を踏み出すために、ブログを始めました。
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テレビを見ていてつらい時

テレビのインタビューを見るのがつらい…


ZIPだったりの朝の情報番組で、よく街灯インタビューをしていますよね。

テレビに出ている若者達がまぶしくて羨ましくてしかたがないのです。

大学の同級生、カップル、職場の仲間…

息子と同じ年頃の若者達が楽しそうにインタビューに答えているのを見ているとつらくてたまらなくなります。

初めてのボーナスで、親御さんにプレゼントをした話。なんて聞いてしまうと、あぁ、息子にそんな日は来ないのかな…と悲しくなってきます。


なら見なきゃいいのですけど。

主人と見ていて急にチャンネルを変えるのも気まずいし。

人と比べてはいけないと、頭ではわかっているのですけどね。

あの時病気にならなかったら今頃息子はどうなっていたのかな。

いまだに思ってしまいます。


驚き

なぜかアクセスが急増していたので、どうしたのかと思ったら…

アメトピに掲載されていたのですね

びっくりキョロキョロ


更新頻度も低く、ハッシュタグもなく、文章も拙いのに…

なんだか驚きと申し訳ない気持ちでいっぱいです。


難病の息子の忘備録的にブログを書いています。

自分のやるせない気持ちをただ吐き出すだけの時もあります。

それでも、誰かが読んで何か感じとってくださるところがあるならば幸いです。


苦しんでいるのは自分だけじゃないんだって。



本屋で意識消失

息子は、学校も休学し、ずっと家にいて、このところ大きな発作はないのだが、度々、突然気を失うことがある。

家にいる時は階段やお風呂さえ気をつければ、たいてい問題ない。ただ、しばらく失神するだけなので救急車は呼ばない。でも外でその状態の彼を見る人は驚いて救急要請するかもしれない。

平日の午後、彼が本を買いたいというので車で10分ほどの大きめの本屋に行くことになった。

正直、彼と二人で出かけるのは気がすすまない。倒れた時に大変だから。

以前もスーパーの出口で倒れて、周りの人や警備員さんに手を借り車に運んでもらったことがあった。

それでも引きこもりがちな彼を外に連れ出したくて、心配しながらも出かけた。

本屋に到着。入口に車椅子があるのを確認しつつ、中へ。

しばらくの間本を探していた。私は後ろから見守る。すると急に棚の前でうずくまった後失神してしまった。

店内は空いていて周りに人はいない。

しばらく彼を抱えて床に座っていたがどうしようもないのでそのまま寝かせ男性店員さんを呼び、車椅子を持ってきてもらうよう頼んだ。

優しい店員さんでよかった。

二人がかりで車椅子に乗せ、店の前の車まで運ぶ。もうひとり店員さんが来て、三人でなんとか車の中に乗せた。

救急車はいいんですか?と聞かれたが、断り、平謝りに謝り、店を後にする。

家に着いても意識はなかったが、在宅ワークの主人がいたので、呼び、車からおろした。

その時少しだけ意識を取り戻したか、なんとか玄関までは主人に支えられながら数歩歩いた。

そのまま、和室へ引きずり、水分を与え寝かせる。

ぼーっと。ただ悔しそうな何ともいえない顔で天井を見つめる彼。

本一冊もなかなか買いに行くのが難しいね。

切なくて涙が出た。




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