5月の連休最終日
ひこべえの森で「大人のための自然観察会」が開催されました。
町中に保存された約1万平方メートルの自然豊かな森。これが小さいか大きい森かはさておき、森が形成され始めてから約80年、
この森に独自の生態系が育っています。
SDGsの17の開発目標のうち、私は目標15,13、11、
より広い意味で目標4を達成するために、この自然観察会が、ごく初期的なきっかけとなればと願っています。
・目標15:陸の生態系の保全・持続可能な利用
自然観察会は里山の生態系を保護し、持続可能な方法方法で利用することの理解に繋がってきます。
・目標13:気候変動への対策
自然観察会を通じて里山等の生態系の大切さを理解して地域社会が気候変動対応策を考えるきっかけとなる可能性が広まると考えています。
・目標11:持続可能な都市とコミュニティ
自然観察会は地域のコミュニティの一体感を深めて、地域の自然環境を理解して大事にする意識を深めます。
・目標4:質の高い教育
自然観察会は参加者に自然や生態系について学ぶ機会を与えて、環境教育を通じて持続可能な都市づくりへの理解を深めてくれると思います。
自然観察会に何回か参加したからと言って、住みやすい地球環境の保全に役立つとも思えませんが、これらの開発目標を気づき、
後日、参加者の子供達や家族と考えるきっかけになればと思うのです。
この日の観察のテーマは「匂い」でした。
カメムシの羽化に出会えたのは貴重な体験でした。
ついでにタケノコ退治です。