今日は、手渡しの招待状を縦書きで書いてみましょう。
連名で書くことも練習します。
手渡しの封筒には、住所を書きません。
よって、1名の場合は、氏名の上下のスペースが同じになるように住所ありの下敷きを置いて書きます。
氏名を書く時は、住所がない分、封筒に白いスペースが多いので、白に負けないように堂々と、しっかりした字で書きましょう。
2名の連名で書く場合は、2名の間に封筒の中心がきます。
左から右に書いていくのが、宛名書きの鉄則なので、2人目の人から書きます。
「様」の下のラインを揃えるように書きましょう。
連名の名前が、2字であったり、3字であったりと文字数が違う場合は、名前の1字目の上のラインと、様の下のラインが合うように書きます。
よって3字の場合、名前の字間が狭くなります。
また、名字が同じ場合は、指定がない限り二人目以降は名前のみを書きます。
指定により「令夫人」と書く場合もあります。
「令夫人」と書く場合は、「令」を名前1字目と同じ高さに書き、「人」を「様」の下のラインと合わせるように書きます。
「人」より「様」のほうが高さがある字なので、左から書く鉄則に基づき「令夫人」を先に書くと「様」
の下のラインより「人」が上がってしまうことが多いです。
バランスよく書くために、「令夫人」の連名の時は、右の名前を様まで書いて乾かしてから「令夫人」を書くとよいです。
その際、「令」は、令夫人の場合は、「マ」と書き、名前にある「令」は原稿が「令」となっている場合「マ」
と書かず、原稿通りに書きます。
4名連名の「令子様」をご参照ください。
3名連名の場合は、2人目の中心が封筒の中心となります。
4名連名の場合、2人目と3人目の間が封筒の中心になります。
名前の連名ではなく、「御家族様」と書く場合もあります。
「御家族様」は名前の一字目より少し上から書き、「様」の下のラインは揃えます。
連名の筆耕は「様」が横一列に並ぶので、形が揃っていないと目立ちます。同じ形で「様」が書けるように練習しましょう。
縦画はまっすぐに、画と画がぶつからないように譲り合うように書きましょう。
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