本当はもっと早く起きたかったのです。
松林の清掃活動に参加するはずでしたが…
寝過ごしました。
電車に自転車を載せて出歩くのが
週末の習慣です。写真のように。
ぽっかり空いた時間を使って、
ブログを書くことにしました。
夏のことでした。
デパートに行くと、
目当ての紳士ブランド売り場がありません。
年に1回か2回しか行かない売り場。
主だった服はそこで買うのが習慣で、
担当の方も決まっていました。
女性で夏目雅子さんに雰囲気が似て、
勉強熱心でした。
ブランド自体やデザイナーの考え、
素材、色遣い、織り方…。
さらに社会の変化も。
50代の私が理解できる言葉を選んで、
分かりやすく教えてくれた方でした。
私が服を選ぶ基準も熟知していて、
こんな風に提案してくれました。
・こちらは従来から好きなタイプ
・こちらは流行を取り入れた一例
・こちらは挑戦してほしい色や形
短いやり取りでしたが、
貴重な勉強の時間でした。
もうアドバイスを受けられないと分かり、
かなりがっかりして、
他の売り場に立ち寄らず、デパートを出ました。
がっかりした理由は
心と体に関することだからだと思いました。
かかりつけ医、という言葉がありますが、
そのブランドの売り場にいた女性は
私にとって「かかりつけのアドバイザー」だったのです。
かかりつけは他にもいます。
理髪店の担当者もそうですね。
黙っていても理解してくれる。
カルテのように過去のデータがある。
髪型は心と体に大きく関わります。
コンサルタントも似ていますが
体に関することではありません。
強いていえば、
心の安定剤のように関わってくれるからでしょう。
元新聞記者、テレビ局デスク
メディアコンサルタント・荒川岳志