ブログをやったことで、
いろいろ問い合わせも受けるようになり、
個人発信の大切さを感じています。
私の著書タイトルは
新聞に必ず取材されて記事になる~とあり、
大勢の方が私に頼めば何とかなると
思ってくれているようですが…
昨年末からあれこれ考えたことを書き留めます。
すでに何かを始めている方。
つまり、何かの商売をされている方です。
ある程度やってみてから…
待てよ…メディア取材をどう受けたら良いのかな…
そうだ…荒川岳志に相談してみよう。
と考えて…
個人コンサルを申し込まれる方もいるのですが、
メディア登場(つまりメディア取材)に向けて
現状のままで良いのか、という話にもなります。
新聞や雑誌、テレビ…
何でもそうですが、
なぜいま取り上げるのかという理由があり、
その理由にふさわしい存在なのかと
客観視しなければなりません。
あなたは記者になったことが無いと思いますが、
ぜひ、ほんの少しだけでも、
記者の立場で考えてください。
市内の同業他社と何ら変わりない店なら、
記者が取材したくなると思いますか。
取材されませんよね。
ですから、私なりに「進んでくれるのか」を確認します。
同業他社と看板は似ていても、
やっていることに時代を感じ、
記者が注目する存在になるために。
私が現役の記者だとしたら
取材したくなる〇〇をできますか?
注目したくなる〇〇をできますか?
あなたのオリジナルはそこだと思うのです。
そう言いながらの共同作業が私の方法。
ですから、出来上がっているものだけで、
同業他社と同じことをしている存在なのに、
マスコミ取材は来ないというのが
年末から考えた答えです。
こう書くと、突き放したように思えるかもしれませんが、
私なら取材したいという事例を考え、
そこに行くまでの考えを理由と共に伝え、
あとはメディアに分かりやすく示していく。
これは「再現性」があります。
私から離れても何度も取材が来るように。
インスタントな世の中ですから、
すぐ結果が出るように思うかもしれませんが、
そうではないのです。
こんなことも考えました。
歯が痛いから歯医者に行く。
骨が折れたから外科医に診てもらう。
そうした緊急性がない「未来を創る」仕事です。
ただ…
干上がるのが分かっている池の中に
蛙や小魚がじっとしているのを見て、
傍から見ると、かなり危ない感じになっているが
当の蛙や小魚は気が付きません。
本当に干上がるのですが…。
その時に取材を受ければ…では遅いのです。
昨年はそんな駆け込みのお願いもありました。
私でもどうすることができない状況で。
メディア登場を意識する人は、
現状に危機感を持っていて、
かなり先を見ている人や企業が多いのは確かです。
このブログでもできる限り伝えました。
あとはあなたが頑張るしかないのです。
これから何か始めようと思う人なら、
そこにメディア登場もリンクしていけます。
あれこれ苦労する前に導線を引く感覚が大事です。
元新聞記者、テレビ局デスク
メディアコンサルタント・荒川岳志