マスコミに取材される方法 -16ページ目

マスコミに取材される方法

新聞社とTV局に21年。PR会社に1年。その経験でプレスリリースの発信とマスコミ登場をサポートします。

 

母の実家は酪農家でした。

北海道でも特に雄大な自然が残る道東で

100頭近くの乳牛を飼っていました。

 

自然が豊かな中標津

 

牛舎の仕事が大好きでした。

小学生時代、

夏休みと冬休みは母の実家の手伝いに。

列車を2回乗り継ぎ、

独りで12時間掛け、行くのですが、

車窓の景色がだんだんと北海道らしくなり、

心躍らせました。

 

中標津(なかしべつ)。

そこが母の故郷。

ムツゴロウ王国があった場所です。

中標津町のホームページはこちら。

 

夏は未明から牧草地に出て、

放牧している牛を牛舎に入れて、

搾乳をします。

 

昼は遠くの牧草地に行き、

冬に備えて牧草の収穫。

当時はサイロも使いました。

 

 

俣落(またおち)という小さな集落で、

小さな川が流れていました。

ミミズを付けて釣り糸を垂らすと、

ヤマメやイワナ、アメマスがたくさん釣れ、

バケツ代わりに用意した盥がすぐ、

魚で満杯になったほど。

 

 

川面は水草で覆われ、

その水草の隙間から、

川魚の群れがふわっと出ます。

あなたにも見せてあげたい美しい光景です。

 

酪農家が無理ならば…

 

私は酪農を継ぎたいと祖父に言いましたが、

「お前は外孫だから駄目」と言われ、

獣医を目指すことに。

獣医にもいろいろな仕事があります。

ペット病院勤務ではなく、

酪農家を回って診療する獣医なら、

きっと楽しいはずだと考えました。

 

獣医の夢はいつか消え、

結局は新聞記者になったのですが…。

 

北海道新聞で支局長候補になり、

会社から異動先の希望を聞かれました。

私は酪農と漁業が基幹の街を希望して、

その通り、十勝の広尾支局長として赴任。

幼いころ思い描いたように、

酪農家を巡る目標も叶った数年でした。

 

自然の力を大切にする獣医師


私がブログ読者登録している獣医師の方は、

少し変わった施術をしているようです。

ホメオパシーの力も使う獣医師。

犬や猫を診ています。

 

その方のブログはいつも、

北海道の自然の香りがして、

私は支局長時代を思い出します。

 

 

元新聞記者、テレビ局デスク

メディアコンサルタント・荒川岳志

 

 

 

 

 

 

 

 

著書です。

マスコミに上手なアプローチを。

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甥と日曜日、向き合いました。

まだ10歳にも満たない彼は夏から、

授業時間が「早く過ぎてほしいだけの時間」になり、

苦痛だと漏らしていました。

 

そこで漢字の特訓を始めたのですが、

私が見てあげられない平日の大半は、

約束している自習を忘れてしまいます。

 

先の日曜日は前学年の復習テスト。

まったく答えられませんでした。

涙を浮かべる甥。

その涙の意味は

私との約束を守れなかった自分に対してだと言います。

 

こういう時、あの人ならどうするだろうと、

名古屋の「心学塾」の先生を思い浮かべました。

 

私の時代は自分と対話する時間があった

 

甥は確かに悩んでいます。

本人はそれを分かっています。

しかし、自ら何か目標を決め、

自ら動く習慣が過去に無かったため、

自分の心がふわふわと浮いて、

自分でも捉えられないかのようです。

 

私は幼いころ、

理科がとても好きでした。

野山に行けば木々や虫たちが教科書になり、

世の不思議を一つひとつ教えてくれました。

 

 

本も好きでした。

私には「きょうだい」がいませんので、

独りの時間を本が癒してくれました。

自分と対話をする時間が生活の中にありました。

 

本気で寄り添うことは根気が要る

 

甥の周りには何でもあります。

物は何でも。

しかし、大人が寄り添う時間はほぼありません。

甥が自分の心と対話する時間にいつも、

何かの「誘惑」という邪魔が入るので、

問題はまた先送り…その繰り返しです。

そこが大きな問題なのかと…。

 

何をどうしたら良いのか、

交通整理してあげられたら…。

しかし、物であふれかえる中、

10歳に満たない子に「自ら判断を」と言うのは

あまりにも酷なのかもしれません。

 

本気で寄り添うというのは、

実に根気が要ることです。

相手の頭と心のスピードを理解しながら、

ほんの少し前の目標獲得の喜びも与え、

人生の学びという長いベクトルに

つなげていかなければなりません。

 

「できた喜び」を感じさせなければ


できなかったことを言っているのではなく、

甥が自分の心と約束した「毎日の学び」から

目を逸らしていたことと、どう向き合うか。

 

名古屋の先生ならどうするのかな。

そう思っていたら、

最近、先生が動画をアップしていました。

 

「できた」と、子どもが喜ぶ動画です。

子どもは誰かの導きが必要な時期があると、

あらためて理解した動画です。

 

 

 

 

元新聞記者、テレビ局デスク

メディアコンサルタント・荒川岳志

 

 

 

 

 

 

 

 

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ドラマや映画、CMもそうですが、

小道具で使われると注目されます。

私に相談もありました。

映画の小道具で使われるためには

どういう方法がありますか?

 

映画美術担当者の気持ちになって

 

結論から正直に書きます。

私は映画界に詳しくありません。

新聞社とテレビ局、PR会社の内部が専門。

映画の小道具の基準や、

選ばれるまでの流れは分かりません。

 

しかし、想像はできます。

無茶な選定はしていないと思います。

そのドラマや映画のコンセプトがあって、

その演出にふさわしい小道具を選ぶことで

ドラマや映画を引き立てなければなりません。

 

無理にコマーシャル感覚を入れて、

本筋のドラマや映画の雰囲気を

台無しにする考えはないでしょう。

 

 

多分ですが…。

小道具を選ぶ美術チームがあり、

責任者が当然いる訳ですから、

彼らの選択肢に上らなければ。

彼らが通常、どうやって選んでいるか。

私は取材した経験がありませんが、

コンセプトに従って、

インターネット検索は当然、しているはず。

 

だとしたら、

その検索キーワードで

あなたの商品情報をきちんと上げているか。

そこは最低ライン。

 

分かりやすく商品情報を

 

写真が大切です。

あなたの商品の特徴がよく分かるように。

質感や大きさなどの情報が伝わるように。

 

映画やテレビ局の美術さんが

どんな方法で品物を探しているのか。

相手の立場になって考え、

それに向けて分かりやすく示すことです。

 

こうしたブログより、

ホームページのように一覧できる発信が良いでしょうね。

 

これはプレスリリースと同じ考え。

相手(記者)の立場になって、

相手の欲しい情報に変え、

相手に分かりやすく示すことです。

 

人と違う意識で発信を


大切なのは「あなたが意識して発信しているか」。

何となくこうなったらいいな…ではなく、

こうしたいからこの方法を選択して発信をする、と。

 

状況を思い描いて、

予想や想像をして行動し、

うまくいかなかったら分析して、

まだ方法はあると考え直してまた進む。

真剣に楽しみながらやってください。

 

 

元新聞記者、テレビ局デスク

メディアコンサルタント・荒川岳志

 

 

 

 

 

 

 

 

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私が研修留学したブラジルは南米。

南米にある国は北から

コロンビア、ベネズエラ、ガイアナ、

スリナム、ブラジル、エクアドル、

ペルー、ボリビア、チリ、

パラグアイ、ウルグアイ、アルゼンチン

以上、12カ国です。(イギリス、フランス領は除きます)

 

 

このうち、ブラジルが接していない国は?

正解はエクアドルとチリ。

 

安定感があったアナウンサー

 

チリといえば…

先日、冒頭の記事が新聞に掲載されていました。

 

地理女netを発足させた森順子さんが、

北海道北見市で講演した

「地理男(ちりめん)地理女(ちりじょ)セミナー」

 

 

森順子さんは元テレビ北海道アナウンサー。

私がテレビ北海道ニュースデスクだった当時、

彼女にもニュースを読んでもらいました。

 

明るくて誠実、周囲を気遣う方で

ニュース原稿の読みも安定感があり、

取材も的確で上手でした。

 

地理好きが高じて

 

その縁で昨年6月、

札幌で開いた「最強のパーソナル発信セミナー」も

森順子さんに司会進行をお願いました。

 

 

森さんは局アナ当時から

地理好きを公言していました。

冒頭のクイズも簡単に答えるのでしょうね。

 

好きなことで「プラットホーム」を作る。

大勢が楽しむ場を提供することは

私が好きなベクトルです。

 

先日の新聞記事だけでなく、

テレビ取材もいくつか受けていて、

メディアの内側を知る彼女らしいと感じます。

 

地理男はちりめんだそうです


10年ほど前から

山ガールや理系女子など

女性をクローズアップさせた表現が

メディアをにぎわしています。

 

森さんの発想は楽しいですね。

地理好きの男性を

「地理男(ちりめん)」と名付けたのもそうです。

ブームの兆しがあります。

 

私は地理男ではありませんが…。

 

 

 

元新聞記者、テレビ局デスク

メディアコンサルタント・荒川岳志

 

 

 

 

 

 

 

 

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自治体もパブリシティに取り組み、

地域の良さをPRしなければなりません。

マスコミ任せ、民間任せでは

大勢の人に上手に魅力を発信できませんから。

 

新聞社の経営とリンクする

 

県庁や各自治体も忙しいでしょう。

PRの核になるのは

広聴や広報課の職員さんたち。

SNSもこれだけ盛んになり、

しかも無料で広められるのですから、

がんばってほしいと願っています。

 

マスコミの中でも特に

新聞とテレビの右肩下がりが続いています。

このことと、

地方の自治体の存続がリンクすると

私は考えています。

 

 

こういう理屈です。

新聞社(特に地域紙)はこまめな取材体制を敷き、

地方に支局や通信局を配置しています。

これはとてもお金が掛かる体制です。

 

現状のような購読者減がずっと続き、

広告収入も減っていく中で、

取材体制の合理化、見直しもあり得ます。

 

小さな支局や通信社を

エリア内の支社に統合することもあるでしょう。

そうなると、

自治体が密接に関わった支局や通信局の

パイプが途切れることになります。

支社の記者は時々、通ってきますが、

毎日の紙面にニュースを載せるほど、

取材することはないでしょう。

 

発信不足がすべてに連鎖する

 

そこで大切になるのが

自治体の広聴、広報課です。

広聴自らニュースを発掘し、

広報がメディアに向けて、

積極的にニュース提供していかなければ、

自治体の外にいる人にアピールできません。

 

 

発信不足はすべてに連鎖します。

定住促進だけでなく、

外から移住先として選んでもらうためにも。

税収を確保して

暮らしの水準を確保するためにも。

 

自治体の広聴、広報の役目は

これから要になるはずです。

 

岡山県の広聴広報課の発信


自治体が先頭を切って地元をPRする時代に向けて。

 

ツイッターで頑張っている

岡山県広聴広報課を見つけ、

少し光明が見えました。

 

 

遊び心も交えながら、

若者から注目される発信を目指しているようです。

 

8年越しの花嫁。涙が出ると聞きました。

 

 

元新聞記者、テレビ局デスク

メディアコンサルタント・荒川岳志

 

 

 

 

 

 

 

 

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