数日前のブログの中で10歳にして宅建試験に合格した小学生につ
私自身も宅建試験(当時は宅建主任者と呼んだ)
それを思えば二十歳での合格も相当に「若い」
当時、
正直なところ定時制高校の生徒の学力は極端に低いが、
もっとも私の場合、そうした資格の勉強は「
卒業後はさすがにアルバイトなどをしながら生活していたが、
火薬類取扱保安責任者など、
なので度々周りから「資格マニア」などと言われたりもした。
ところで前述したその宅建。
何故だか消防設備業界でも挑戦する人が多い。
受験資格などもなく、法律関係の下地など無くとも、
それゆえ業界問わず受験者は多いのだろう。
宅建取得から既に27年。
5年前に神奈川県にて「取引士」
なので度々「不動産屋もやればいい」などと言われたりもする。
実際、この業界で宅建取得を目指す人々も「取得後は不動産屋を」
だが私自身の感想として、
そもそも宅建資格を目指す人々の中には途方もない「勘違い」
それは「宅建を取れば不動産取引が出来る」という勘違いである。
ここで言う勘違いとは法律的な解釈云々のことではない。
そうではなく単純に「経験」という実務的な部分での話である。
ハッキリ言って不動産取引の案件を自分自身で獲得し、
しかもそれは「専従的に」
私は度々このブログの中でも書いてきたが、資格とはあくまでも「
正式に国や行政から「貴方その仕事行っても良いですよ」
本当にただそれだけのことで、資格を取ったから「仕事が出来る」
今現在既に不動産関係の会社に勤めており、
がしかし、現在そうした職業に就いていない人物、
「あなた明日から不動産会社で働く覚悟はお持ちですか? また就職のあてはありますか?」ということである。
不動産取引とは何千万、
もしも「失敗」などしようものなら大袈裟でなく取引者、
それを思えば5年の修行でも少ないくらいだ。
業界問わず受験者の多い宅建であるが、
消防設備士などは全く業務経験の無い方でも持ってさえいれば現場
資格の取得、不動産会社への就職、そして数年間に及ぶ「
「不動産の知識はあるだけでも意味がある」
人間は物事を覚える時間の100倍の速さでその覚えた内容を忘れ
実際私は宅建の勉強に丸1年の期間をかけたが、
自身のことを「現役の取引士」と書いたが、
私が土地売買の仲介に入れば、販売者、購入者双方に「
1分で1億円の損害を与える自信がある。
だから今現在、
「意味が無いから止めておけ」と。
宅建を取るなら消防設備士の完全制覇や第一種電気工事士などを目
中には宅建を取れば「人生が変えられる」
「これまで不動産会社で働いた経験はゼロ」、「
これらの条件の全てに当てはまる人が宅建を取得しても本当に意味
そこに費やした勉強時間は儚くも貴方の記憶の片隅に埋もれていく
年齢を重ねれば重ねるほど、資格の取得は「即効性のあるもの」
「取れれば満足」
我々中年たちが見るべきは「未来」ではなく「明日」である。
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