昨日はミュージカル教室と
ボーカルレッスンてんこ盛りの1日でした。
ボーカルレッスンのひとつでは、
ヘッドボイスとチェストボイス、ミックスボイスの使い方を
わざと分けて表現していく方法を練習し課題曲を歌ってみました。
ミックスボイスがスパッと決まったところは
歌っていながらもご自身で「おお~」と感動されていましたね。
きっと初めての感覚だったと思います。
時々DVDやボイトレ本を熟読されてから来る方がいますが、
もう、最初から、この発声法を知りたいとこられます。
どの曲の、どの部分に使うから必要なのかも特にないのに、
これができれば劇的に歌が上手くなる、
と思われているのか、そう言われます。
ただ、
息の吐き方ができていない
ファルセットができない
自分の良い声を知らない
歌として使える声域がわからない
綺麗な発音ができていない
音程がとれていない=音楽耳ができていない
これでは、脳で技術を理解した(つもり)としても
基礎(土台)がありませんから、
その上の技術(柱)はのっかりません。
「ちゃんと勉強してきたんですけどね~」
DVDや本を読んで、私のところにこられる方の100%は音痴(耳が悪い)でした。
音が外れているのがわかるのは音痴ではありません。
ここでいう「音痴」とは、
全く違う音を出している(はずれている)ことに気がづいていない人
のことをさします。
(はずれたまま、気持ち良く歌いきっています(^_^;))
そういう方こそ、基礎から耳を作ったり、
声を出すための体づくりをまず行うのですが、
遠回りだと思うのか、
ボイトレ本に書いてあることが邪魔をし、
自分を否定されたのごとく反発、
結果全く技術が入って行かず、
何度こられてもできない方もおられます。
あまりにもひどいと、早い段階でこちら側からもお手上げですと、お伝えしています。
ぬかるみに、土壌改良もせず、家を建てることはできませんよね。
まずは、家が建てられるレベルに土壌を作り変えます。
30mぐらい掘って鉄の柱を打つこともあるでしょう。(身体づくり)
もしかしたら土や石を総入れ替えすることもあるかもしれません。(意識や知識の一新)
そこから基礎をようやく作ることができます。
今はコンクリートのベタ基礎が多いですよね。(腹式呼吸・腹式発声・発声基礎)
そこに、柱が組まれていきます。(滑舌・発音)
そして、もっと立体的になるよう、壁が作られます。(音階・発声技術)
屋根や外壁がつくのは最終段階でしょうか。(曲想や表現)
どうでしょう?
こう考えると、わかりやすいでしょうか。
基礎技術は大切です。
まずは、しっかりと体に定着させてから
その上にある技術を学んで行きましょう。
あなたが尊敬(好きな)しているプロボーカルは
プロであっても毎週ボイトレに通っていますよ。
ボーカルや表現者は、どんな応用が来てもこたえられるよう基礎を維持し、
維持できているかをレッスンで確認してもらい、
あたらしい技術を積んでいくことを日々行っています。
私もレッスンをちゃんと受けています。
技術が落ちていないか、新しい楽曲の歌い方は正しいか、
お芝居のレッスンでも、
自分が思った通りにできているかをチェックしていただいています。
できてきたことは維持し、
亀の歩みでも、
着実に自分のものにしていければいいと思います。
ボーカル技術は、”物質”として目にはみえませんが、
得たものは一生モノですよ


クリスマスコンサートで訪れたときに名古屋のコンビニで買った自分土産。
ようやく食べました笑
赤だしでおいしかったです♫
サラダもちゃんと食べましたよ。
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