あなたの解決策が問題を維持し、あらたに生み出していないだろうか？

こんばんは

東京中央カウンセリング塚越友子です。

昨日につづいて、ツラツラと
ちょっと役にたつお話を軽くしていきます。

昨年からゴルフをはじめたのですが、
趣味が増えたにとどまらず、
カウンセリングにもいろいろな
気付きと向上につながっています。

ゴルフと心の世界って

第１に、ほぼほぼ、方法論は出尽くして
いること

第２に、自分でどうにかしようと思えば
自分でどうにかなること

という点で似ているなと思います。

ゴルフも心の問題も
方法論がほぼほぼ出尽くして、
書店やネットでいくらでも方法論を
手にして自分でなんとかすること
ができるからこそ、

多くの人が自己流でなんとかするのは
自然の流れです。

うちっぱなしで観察をしていると

おじさまたちが、きっとあの本にのっていた
あの理論にもとづいて練習してるんだろうな

あ、途中から他の理論を導入しはじめたぞ

でも、結局なんかトンチンカンだな～

なんて光景が繰り広げられています。

で、最終的に、技術コーチのところに行って、
あれこれ自己流でついた変な癖を一生懸命
矯正している。

もうその姿をみていると、
ぐっちゃぐちゃになって、
絡まるだけ絡ませてきたクライアントさん
に重なってしまうのです。

方法論が出尽くしたものほど、
自分でなんとかできそうなものほど
プロの力を借りて、自分にとって
最善の方法を見つけて技術を身につける
方がいいなと私なりの結論にいたって
います。

今日もゴルフのレッスンに
行ってきましたが、

私の身体能力でいくと、
通常はあまりしてはいけない力の入れ方
をした方がよいスイングになったり、

グリップもちょっと特殊なグリップに
した方が良かったり

プロについているからこそ、
変な癖がつかないように
私の身体能力にあわせて、
きれいなフォームをつくる練習を
積み上げられるんですよね。

心理的な問題も
解決策は、書店やネットを検索すれば
絶対みつかります。

でも、どれをどう使うかが適切に
選べるか？は？ですよね。

心理療法の世界では、

解決が問題を生む

ということが常識になっています。

その解決こそが新たな問題を生んでいない
だろうか？
問題を維持していないだろうか？

プロはしっかりと考えた上で、提案を
しています。

糸が絡まりまくる前に、プロの手を
借りるのもひとつの選択肢として
気軽に利用するのもいいかなと思います。

プロのちからを借りるにも借り方が
ありますので、それについても
また書きますね。

うまくプロを活用するというのも
問題解決能力の一つかもしれませんね。

今日も最後まで読んでくださった素敵なあなたに
たくさんの幸せがおとずれますように

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