東京中央カウンセリング塚越友子です。
先月に続き、会員制クラブ５月のお茶会を開催
しました！
４月のお茶会はこんな内容でした☆☆☆
参加者の言葉にもありましたが、
「普段、出会わない人たちとの会話の機会は
面白い！」
「いろんな視点での話がきけて、面白い」
ということで、私ばかりしゃべらず、
毎週のジャーナルに取り組んでという共通項を
軸にこの２ヶ月取り組んで感じたこと、気づいたこと
疑問、興味をもったことをお一人、お一人発表して
もらいました。
人前で自分の考えを発表するのもなかなかない機会
ですよね。
顔色や空気や正解か不正解かなどということを気にせず
はなせる体験です。
「もっと自分を好きになる心理学ジャーナル」では
自分をよく知り、好きになり、他人ともよくかかわる
ことを目指しています。
その中で、いわゆるネットなどでみられる心理クイズ
ではなく、本当に研究や診断に使う「心理テスト」を
使って自己分析をする企画もあります。
５月は一般にいう「自意識過剰度」をはかるテストを
行いました。
心理学では、自己意識といい、
公的自己意識と私的自己意識に分かれます。
※ 自己意識 意識の焦点が自分に向いている状態
公的自己意識 他人から自分がどう見えるかの外面的な自分に
向いている意識
私的自己意識 自分が今どう感じているかなど他人から見えない
内面的な自分に向いている意識
これがね、予想通り！という人から、予想とは違ったという人まで
本当に興味深かったようで、
終始、「自己意識」というお話で盛り上がりました。
自分を好きになりたいという「自分にむけた意識」をキーワードに
集まっている集団なので当たり前といえば当たり前ですが
興味深い現象が。
自分のことに自分で十分満足すると、
はじめて他人に興味がわくという人間の基本的な傾向に
合致するがごとく
参加者の興味は、「相手とのコミュニケーション」に
うつるのです。
常日頃、コミュニケーションのセミナーではお話している
のですが、みなさん腑に落ちたようで
「本当に、普段、人の話を自分の聞きたいように聞くし、
興味のない話、ききたくない話はスルーしているんですね」
と、しんみり口々に。
相手を知りましょう。相手に興味をもとうよ！！と
再三メッセージをおくっていた先生がなぜ「自分を」という
方向性に走ったかわかりましたといってくださる方も。
はい、そうなんです。
自分のことを自分で満足ゆくまで知り尽くさないと
他人に興味ってむかないんですよね。
だから、自分大好き集団を作ってみようと思いました。
特に今回の参加者は、私的自己意識が平均よりも高い傾向に
ありました。
つまり、自分の感情や考えがとても大切な傾向にあるのです。
多くは「公的自己意識」人からどう見られるかを気にして
生きているとコミュニケーションの場面でやりづらさを
感じていたようですが、本当は「自分の感情や考え」通りに
コミュニケーションの結果がでないことをきにしているという
結末に。
それで、前出の「自分の都合のいいようにしか話をきかないんだ」
と納得されていたわけです。
きちんとした数値で自分のことを客観的に把握できると
自己理解の偏りも減り、コミュニケーション場面での気づきも
現実的なものになります。
気づきというか「ブレイクスルー」っていう力強い
感じですね！今回はわりと長年、セミナーだったりカウンセリングだったり
メントレだったりと塚越友子のコンテンツのヘビーユーザーが
集まりましたので、新規の参加者はちょっとびっくりしちゃった
みたい。
でも、ヘビーユーザーのお一人が
「ジャーナルに取り組むことで、
普段の自分のもやもやっとした感情を
言語化できるようになって、気持ちの切り替えが早くなった」
というご報告に、とても興味を示されていました。
もやもやしたものを言語化するってまさにカウンセリング
の現場で行われること。
言語化できたら、解決できたも同然。
それを自分でできるようになる。
まさにセルフカウンセリングができるようになってきた
ということ。
人生において最強の武器？！を手に入れつつあるわけです。
おなじ参加者が一歩先にいく姿って、未来の自分の姿を
ありありと見せてもらえてとても力になるんですよね。
言語化にちなんでもう一つ。
日々カウンセリングの現場でもそうなのですが、
あまりにも情報がありすぎて、みなさん自分の気持ちや状況を
どこかに書いてあったような借り物の言葉で語られるのです。
そんな時は必ず心の叫びは軽くされ、見過ごされ、置いてけぼり
になってしまうのです。
だから、ジャーナルでは常に、ありきたりの言葉、使い古された
言葉でなく、自分の心の奥底から出てくる言葉に落とし込める
までじっくり取り組んで！と呼びかけています。
手っ取り早く理解して楽になりたい気持ちはわかるんだけど
そうすると置いてけぼりをくった気持ちはやっぱりどこかで
うめきだすんですよね。
で、今月はお一人、産みの苦しみから
自分だけに響く魂の叫び
を拾うことができました。
なんかすごくスッキリされたお顔をされていたし、
ご報告される語り口も堂々として、感動すらしました。
セミナーで以前にあったことのある参加者から、
「一瞬、別の人だと思いました。
すごく明るい雰囲気になりましたね」
と声をかけられるくらいです。
あなたもセルフカウンセリングの際には、もちろん
カウンセラーとのカウンセリングの際にも
心の底から腑に落ちる言葉に落とし込めるまで
丁寧にご自分とむきあってみてくださいね。
カウンセリングは言語化が１つの変化への
醍醐味でもあります。
あなたにも良いカウンセリング体験が訪れることを
願っています。
※会員のあなたには、音声ファイルをお送りしますので
お楽しみに
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今日も最後まで読んでくださった素敵なあなたに
たくさんの幸せがおとずれますように
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