【感謝と真の幸福】〜職場と霊的な活動から得られたこと〜 | 真実への旅:神々の光を求めて

真実への旅:神々の光を求めて

地上の闇に立ち向かう契山館。霊魂学と神伝の法が真の救いへ導きます。闇に負けず、多くの方々に真実の光が届けられますように。

※このブログは私の見解に基づき書いています。責任の一切は私にあります。

 
読んでいた旅エッセイの中で、日本の著名な作家、山本周五郎のペンネームの由来についての興味深いエピソードに出会った。彼の本名は清水三十六という。若い時代に彼は丁稚奉公をしていた質店「山本周五郎商店」の店主に深い敬意を抱いていた。そのため彼はこの店主の名前を自らのペンネームとして選んだのだ。
 
この部分を読みながら、私は自分の職場を振り返った。幹部たちに対して感じる恩義はあるだろうか?思い出されるのは、幹部から突き離され、一人で大規模なイベントを任された際の圧倒的なプレッシャーや、広告主の接待の席で幹部から受けた酷い扱い、口ばかりで実際には何もしない幹部の姿。少し私の気持ちが刺激されれば、大きな怒りとなって噴出しそうなことばかりだ。
 
それでも、一つ、心に残る嬉しい出来事が思い出される。大きなプロジェクトが終わった後の打ち上げで、一人の社員が幹部に向かって「ヒカルさんは働き過ぎです。彼にも休息を与えてください。私からお願いします」と言ってくれた。この予期せぬ言葉に私は深く感動した。私のことを見ていてくれた人がいたのだ。この社員には心から感謝している。
 
職場の困難の中で出会う小さな優しさは(それはちょっとした言葉でもいい)、いつまでも忘れられないポジティブな記憶として残る。
 
 
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今年の最後に触れておきたいことがあります。
 
契山館には感謝しかありません。今年も合宿、霊的な行事、講習会、支部集会など、様々な活動に参加させていただきました。これらの経験は、私にとって、言葉では表現しきれないほどの深い深い感動をもたらしてくださいました。心より御礼申し上げます。
 
人生での真の喜びは、物質的なものではなく、霊的なものにこそあります。