アッパーアンテロープキャニオンに行くにはツアーに参加しなければいけません。マイカーでの侵入は禁止されています。


ヒジにある肉球


ちょうどアッパーアンテロープキャニオンに入る手前にツアー会社がありました。そこからバスが出ています。


かなり荒い運転、というより道が荒れてて尻が座席から浮くこと数回、アンテロープキャニオンの入口に着きました。

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正面の岩壁の裂け目がアンテロープキャニオンの入口です。


ヒジにある肉球



一度中に入ると、その美しさに驚きます。流れるような岩の流線美。岩肌の滑らかさと不思議なマーブル模様に目を惹かれます。


ヒジにある肉球


上を見ると太陽の光が差し込んできてます。太陽の光とのコントラストが素晴らしい。


ヒジにある肉球


雨が降るとこの細い谷に大量の水が流れます。その鉄砲水の力による浸食により出来たそうです。

ヒジにある肉球

真ん中になるにつれ太陽の光が届きづらくなってきます。

ヒジにある肉球


ヒジにある肉球



ヒジにある肉球


ここが谷の終了地点です。ここからスタート地点にもどります。


ヒジにある肉球


一日のほんの数分。正午前後に太陽が谷の隙間を縫って谷底まで射し込みます。
幸運にもその瞬間に出会うことが出来ました。


ヒジにある肉球


太陽光がレーザー光線のように降り注いでました。ため息が出るくらい、不思議な光景でした。


アッパーアンテロープキャニオンは全長150m。何もしないで歩くとすぐに終点まで着きます。でもここへ来るツアー全て、写真撮影会の様相を呈していました。今回案内してくれた方が写真撮るのがうまい。写真撮影ポイントごとに、「はい」ってカメラを渡して撮ってもらいました。解説もなかなか面白く、楽しませて頂きました。


ただ、カメラを持っていない人は進む速度が非常にゆっくりなため、少し退屈かもしれません。

続く。


朝早くにケイエンタを出発、8時ちょっとすぎにペイジへ到着しました。


アッパーアンテロープキャニオンのツアーに申し込もうとしたのですが、まだ早いために、ひとまずホースシューベンドへ行きました。



ヒジにある肉球


グレンキャニオンダムから車で5分の距離にあります。砂漠の中を10分ほど歩きます。この砂漠がまた良い。映画に出てくるような、砂漠です。砂もサラサラしていてグランドキャニオンやレイクパウエルとはまた違った砂漠です。どちらかというと海岸の砂浜に近い。

ヒジにある肉球


少し光が反射して見えづらくなっているのですが、かなりすごい景色です。先日みたグースネックよりも規模が大きく、谷底までの距離もかなりあります。

柵がなく、崖っぷちまで行くのが本当に怖かったです。その分自然の雄大さが堪能出来ました。


手つかずの自然


自然を感じたという意味では、観光地化されていたグランドキャニオンと比べ物になりません。

ヒジにある肉球


アッパーアンテロープキャニオンのツアーに予約しようと思ったら、8時半のバスがちょうど出たところでした。

「次は10時です」と言われ、少し粘って交渉したのですが、やはり10時は揺るぎませんでした。6人以上集まれば出発すると言われたのですが、チケット予約だけして、暇つぶしのためにグレンキャニオンダムまで行きました。


ここより下流にフーバーダム建設したことによるコロラド川土砂対策のために建てられたダムがグレンキャニオンダム。ダムのためのダム。そのため、グレンキャニオンが水中に沈むことになった。


ラスベガスのベラッジオの噴水。そのためのフーバーダム。フーバーダムのためのグレンキャニオンの消失。

人間の環境への介入を考えさせられました。


続く。


モニュメントバレーを出て、まだ日の入りまで時間があったので周辺のスポットを周りました。


ヒジにある肉球


モニュメントバレーから車で数十分。メキシカンハットという街があります。このメキシカンハット街のシンボルがこの写真にある、「メキシカンハット」。


小山にちょこんとバランス良く乗った岩がマントをかぶったメキシコ人のように見えます。自然に出来たのが不思議な岩です。街の名前になるのも納得。


ヒジにある肉球



さらに15分ほど進んだところにあるのが、このグースネック州立公園。写真で伝わるかわからないのですが、絶景でした。なぜ州立公園クラスで収まっているかわかりません。川が蛇行しながら堅い岩盤を浸食した様子が手に取るようにわかります。


この写真の右手にも左手にも同じように、川が蛇行しています。翌日行ったホースシューベントと似ていますが、こちらのほうが短い間に何回も折り返していて、不思議な、神秘的な感じがしました。



ケイエンタに戻り、モーテルで一泊しました。ケイエンタにあるスーパーで買い物しました。ナバホ自治区だけあって、周りのほとんどがアメリカ先住民の方でした。白人や黒人、アジア人が多いメリーランドのアパートのそばのスーパーとは雰囲気が違っていました。朝食に食べたマフィンが美味しかった。


続く。


グランドキャニオンから車で西へ。ケイエンタ(ここが4日目の宿泊地でした)の街を北へ曲がり少し走ると、荒涼とした大地に大きな切り立った山のような岩が見えて来ます。


ここが、アメリカ先住民族ナバホ族の地、モニュメントバレーです。


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いつかテレビで見たことのある風景です。バックトゥーザフューチャーIIIの舞台でもあります。


モニュメントバレーの公園に入る前からだんだんとこの3つの大岩が近づいてきます。そして、公園のインフォメーションセンターが展望台になっており、そこから観る風景が絶品でした。


「なんでこういう巨大な岩石が何もない砂地にそそり立っているんだろう」


という疑問が何度も沸いてきました。


ヒジにある肉球



なんと、ここ車で走れます。ツアーバスも出ていますが、徐々にせっかくのチャンスなので自分で走りたいなぁって気分になってきました。デコボコの砂地を走るので、車の種類や運転歴にもよるかもしれません。インフォメーションセンターから眺めていたところ、普通のセダンで走っている人も結構いました。


旅の友、スバルのインプレッサでチャレンジしました。走り終わって砂まみれになりましたが、インプレッサでも十分対応出来てました。


ヒジにある肉球


車で走るとこれら巨大な岩(ビュート)のすぐ近くまで行けます。



ヒジにある肉球


インフォメーションセンターからは観れないビュートへも行けます。形は様々。何箇所か展望ポイントがあり、降りて眺めていました。砂埃がひどく、途中コンタクトから眼鏡にチェンジしました。


ヒジにある肉球


インフォメーションセンターから観た3個のビュートを後ろ側からみれます。

この展望ポイントが最高でした。何もない荒野にそそり立つビュート。本当に映画の世界でした。

まだまだ続く。

ラスベガスからレンタカーで約5時間爆走して、やっと着きました、Grand Canion。ロッジに荷物を置いていざその姿を見に展望ポイントへ。


ヒジにある肉球


壮大な渓谷。青く霞みがかっていて最初全貌をつかみきることが出来ませんでした。

谷底にコロラド川が流れているはずなのですが、この地点、ブライトエンジェルトレイルの出発地点からはその一端もみることが出来ません。いろいろなポイントから観てやっと、真ん中に見える谷底にコロラド川が流れていることに気付きました。


ヒジにある肉球


そのまま、ブライトエンジェルトレイルを谷底へ向けて降りて行きました。最初斜面が急で、トレイルの淵を歩いているのが怖かったです。1時間半ほどのトレッキング。時間が無くて谷の途中からでしたが、上を見上げるだけで圧巻でした。渓谷の岩壁が覆いかぶさってくるようでした。

歩いていると木影からリスが出てきました。このリス、人慣れしていて、カメラにしっかりと収まってくれました。餌貰えると期待していたみたいです。


ヒジにある肉球


ブライトエンジェルトレイルは40分ほど下って、来た道を戻りました。最初の休憩スポットにすら行けませんでした。次行く機会があったらもう少し、降りてみたいです。



ヒジにある肉球



ブライトエンジェルトレイルのスタート地点から西に無料のシャトルバスが出ています。そこのホピポイントがサンセットポイントだそうです。日の入りまでまだ時間があったので、少し前のマリコパポイントで降りて歩くことにしました。

マリコパポイントへ到着すると人の山が出来ていました。日がだんだんと地平線の彼方へ沈んでいく様はとても綺麗でした。欲を言えば、もう少し夕焼けで谷全体が赤く染まるかと思っていたのですが、それほど変わらず。。


ヒジにある肉球


園内のロッジMaswik Lodgeに一泊して、早朝、日の出を見にマーサーポイントまで行きました。サンライズポイントとして地球の歩き方に紹介されているだけあって、周り日本人しかいませんでした。

「お正月みたいだね」
等、聞きなれた言葉があちこちから上がっていました。流石、世間はシルバーウィーク。そしてみなさんの情報源は地球の歩き方です。アメリカ人はあまり日の出をみないのでしょうか。


ヒジにある肉球


朝日をみてチェックアウト後、イーストリムのほうへ車で移動。東へ行くほどコロラド川が谷間から見えてきます。川が見えると、この谷がどれくらいの深さかわかります。全体像がつかめると、グランドキャニオンの大きさが実感を伴ってわかります。


このまま東へ。次はモニュメントバレーへ。


続く。