いつもお世話になっているテクニシャンが新婚旅行から帰ってきました。テクニシャンといってもラボマネージャーっていう肩書きです。すごく気がきくアメリカ人の(若い)女性で、彼女がいない間はラボで欠品の山でした。冗談抜きで、「いないとわかるこの有難さ」という言葉を身にしみて感じました。



この辺りの人の習慣かもしれませんが、カリブ海方面のリゾート地へ1週間行っていたそうです。



彼女の結婚祝いのパーティーのときに、かなり立派なウエディングケーキをラボの人が作ってきました。3段重ねです。ブログ用の写真撮っておけば良かった。


その一番上の段にあるのが直径20cmくらいの小さなケーキです。なんとこのケーキ、自宅の冷凍庫に凍らせておいて1年後、結婚一周年記念に食べるそうです。隣にいた中国人(マタニティ)に聞いたところ、彼女もそうしたそうです。


冷凍庫が大きなアメリカだからこそ出来る習慣です。それ以上に冷凍保存とはいえ、1年前のケーキ(室温に数時間放置)を食べる気になれません。ちょっとしたカルチャーショックを受けました。




昨日8時ごろ(まだかなり明るい)ラボから帰る途中で、ホタルを見かけました。夏が近づいています。


そういえばあれだけでかい図体で目立っていた、カナディアングースがいなくなりました。小さな赤ちゃんと一緒にいたのが最後でした。



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つい先日(6月1日)、「そうだ、NYCマラソンはいつだっけ」とネットで調べたのが23時前。

HPを読んでみると締め切りが、6月1日23時59分。

即エントリーしました。


それで安心していたのですが、抽選だったのですね。見事落選しました。


約5倍の競争率だそうです。


開催日が11月1日なのに5カ月前までにエントリー完了って結構厳しいですよね。

しかもアメリカ在住の人は180ドルほどかかりました。良い値段ですよね。海外からの参加者はもう少し高いです。



はずれちゃったのですがNYCマラソンにエントリーしてテンションが上がったので、「これを発散しなければ!」ということで、DCの10km走にエントリーしました。これまたフルマラソンは16日でエントリー終了。


Marine Corps Marathon 10K


モールからポトマックリバー沿いを走れる、DC満喫コースです。10月25日です。

もし興味ある方、一緒に走りませんか?皆で走ると盛り上がりますので、是非声かけて下さい。




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先週の話です。今さっきやっとデジカメのデータをPCに移しました。最近やることが遅くなってきてます。もっとテキパキしないとね。



先週の週末は3日間の連休でした。そのうちの2日間フィラデルフィアまで行ってきました。アメリカ5番目の都市です。



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DCからフィラデルフィアまでバスで3時間から4時間です。

わけあって(乗り遅れました。。)、行きはグレイハウンドを使い、帰りはチャイナバスを使いました。グレイハウンドはチャイナバスに比べて2倍くらいするし、途中でシルバースプリングやボルチモアでピックアップするので時間もかかります。

チャイナバスは中華街間を行き来するバスなのですが、フィリーの乗降場所はグレイハウンドの停留所のそばです。



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まず初日。切手でおなじみの自由の鐘を見に行きました。

アメリカ独立宣言をしたときに高らかと鳴らされた鐘が、この自由の鐘です。


「あれ、こんなに小さかったかな」

というのが第一印象。DCのユニオンステーションにあるレプリカを知っているので、その印象が強いんですね。ちなみにユニオンステーションのはレプリカなのに2倍のサイズ。


そういえば、切手と言えば昔懐かし60円切手が鐘でしたね。




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その自由の鐘が設置されていたところが、写真の真ん中にある独立記念館です。独立宣言が採択され、アメリカ合衆国憲法が制定された場所です。見学するためには無料のチケットが必要です。2日目に行きました。チケットを配布しているビジターセンターのオープン時間の10分前から並んだので朝一に入場することが出来ました。



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独立記念館は世界遺産に指定されています。白神山地以来の世界遺産です。と思ったら自由の女神が世界遺産でした。

ツアーになっていて丁寧にひとつづつ中を説明してくれます。出身地を皆に尋ねていたところ、私たちのみ海外出身。

「日本からです」

「Very welcome!」

と言われました。こう言われることは良くあるのですが、次の施設に移動したときに日本語のパンフレットを持ってきてくれました。すごく気のきいた対応に感動しました。


写真は第一代大統領のジョージワシントンが実際に座っていた席だそうです。

「何か質問はありますか?」という問いに、

「あの椅子は本物ですか?」と聞いている人がいました。ガイドさんいわく本物だそうです。



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アメリカで最も古い住宅街、エルフレス小径です。アメリカ国家誕生の前に建てられた住居だそうです。煉瓦造りの家が多くきれいな通りでした。壁に「Sale」と売りにだされていた家もあるので、今でも住んでいるのかな?




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フィラデルフィアは食の街というだけあってご飯が美味しかった。Jim's Steaksのチーズステーキは絶品でした。オープン前で写真くらい並んでました。細切れのビーフにチーズをのっけてパンにはさんだものです。パンもやわらかくて美味しいし、溶けたチーズと肉のコンビネーションが最高でした。地球の歩き方に載っている地図は1ブロックずれています。




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フィラデルフィア美術館。この写真を撮ったところの手前に、映画ロッキーでシルベスタスタローンが駆け上がりガッツポーズをした階段「ロッキーステップ」があります。皆両手を挙げて写真を撮っていました。なんちゃってロッキーがたくさんいました。私もそのうちの一人でしたが。

さっそくロッキーのDVDを借りて観ました。来る前に観ていたら、感動が倍になっていたかな。


フィラデルフィア美術館は行く価値があります。かなり凝った造りになっています。日本の茶室や御堂がまるまる入っていたり、モネやルノアールの作品も多数あります。現代アートもあり、2日目の午後は全てここに費やしてしまいました。




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今日同じ研究棟の日本人の方が日本へ帰国します。


同じように医科学系の大学院へ行って、卒業後即同じ研究所へ留学しました。MDではなくPhDというのも似ていて、少し先の自分と照らし合わせることが出来て良き先輩でした。寂しくなりますね。研究棟の日本人が一気に3/4になってしまいました。


「うまいご飯が食べられる場所が見つかるかが心配」と言っていたのが印象的。ミートイーターとしてはアメリカ最高ですもんね。


研究内容ががらっと変わるので最初は大変だと思いますが、頑張って下さい!




昨日のワシントンポスト(無料配布版)の一面に日本人の制服着た学生が皆マスクをしている写真が掲載されていました。当然のように昼食時に突っ込まれます。


「確かに異常だよ。でも日本人にとってマスクするのにそれほど抵抗感がないんだよ。花粉症があるから、春なんてほとんどの人がマスクしてるしね。」



たぶんバランス感覚が問題だと思う。日本人はリスクマネージメントが下手ですね。今回流行しているインフルエンザがどれくらい危ないものか。全ての人にタミフルを投与したり周りの人に予防投与していたら、秋に再流行したときにどれくらい耐性が表れているかが心配。CDCでは「病院行かずに家で寝てなさい」と言ってるのですが、これが正解でしょう。

何かに名前を付けると、その名前が独り歩きして、名前にビビっている。せっかくの良い経験を積めるチャンスを逃す人が大勢いるのが残念です。



今日で渡米から1年です。


成田で大学時代のラボ仲間に見送ってもらった日から数えて1年(みんな元気かい?)。初めて実家を離れて1年。


知り合いもたくさん出来たし、自分の中ではいろんな面で幅が広がったかな。でも、1年前に想像した今の自分よりは英語が出来てません。慣れてきてはいますが、もう少し頑張らないといけませんね。


研究面では今やっと軌道にのりつつある感じです。誰も使ったことのない機械のセットアップをして、ある程度使いこなせるようになるまで半年以上かかったので実際データがでるようになるのはこれからです。仮説とは違うデータが出そうですので逆に楽しみです。


このブログの更新頻度も上げないとね。楽しみにしている人もいるって風のうわさで聞きますので。



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