我がまちのとんど祭り!無病息災を祈ります | アメリカの空から日本へ 第2の人生を始めます!

アメリカの空から日本へ 第2の人生を始めます!

12年半のアメリカ生活を終え、2021年3月、日本に本帰国しました。NYC、ヒューストン、サンノゼ、シアトルと転勤を繰返した夫とともに、全米を旅した日々はかけがえのない宝物。これから日本で始まる第2の人生とアメリカの思い出を綴っていきます。

2月17日、うちのご近所の安芸国分寺で、とんど祭りが開催されました。

神仏の前で竹を焼き、その火は浄化して、災厄を避けてくれると言われています。とんどの火にあたることで、家内安全・無病息災・五穀豊穣を祈ります。

 

とんど焼きの開始直前にお寺に行ったら、広いお庭に孟宗竹の束が用意されていました。

正月に飾った門松やしめ縄、書初め、古い御札や御守をここに入れて、火をつける。書初めが高く舞い上がれば習字が上達するなど、ご利益があるそうです。

 

お寺の方により、点火前の儀式が説明されてました(が、元気いっぱいのお子様たちでにぎやかで、よく聞こえなかった)。

お経を読まれたあと、竹の束に日本酒をまいておられます。

 

点火してまもなく、火が爆ぜるぱちぱちという音とともに、煙が立ち昇ります。

ときに爆発音も聞こえてかなりの迫力。

炎があがって、見ている私たちも熱くなる!

そして、竹の束は炎とともに倒れていきます。

 

周りの草むらも焼けている。

すぐ隣は民家だし大丈夫?と思うけど、運営されている方々は淡々と火の管理をされていて、心強いです。

焼け落ちた後の竹は寸断されて、火の中に投げ入れられる。

20分ほどたつと、普通の焚火みたいな状態になりました。

 

誰が合図するわけでもなく、見学客が竹竿が並べてあるあたりに移動。これから、竹竿にお餅をはさんで、とんどの火でお餅を焼いて食べます。無病息災を祈りながら。

お寺で今朝ついたお餅だそうです。皆さん、暑っ、熱っ、と言いながらも火に近寄って、お餅を焼いていました。

(私はあまりの熱さに途中であきらめました)怒り

 

とんどは日本各地で行われている伝統行事。とんどの火にあたると、1年間健康に過ごせるのよね。

今年も息災でいられますように!ほんわか