「ゴジラ-1.0」を観てきました。いやー面白かった。
多くの人が絶賛している通り、ストーリーもキャラクターもVFXも本当に素晴らしい。ゴジラの生誕70周年記念作品だそうですが、ゴジラ・ファンでもない私でも、感動しました。
壮絶な日本の戦後史として見るのも、興味深いです。
アメリカでも12月1日より公開され、オープニングウイークエンドの興行収入が1100万ドルという大ヒットを記録したようです。
アメリカ人が純日本産のゴジラをどう受け止めているのか、コメントをひろってみました。
Beautiful, Phenomenal, Amazing, Blown away, Cinematic masterpiece, Get chillsなど、感動と絶賛の語彙の嵐です。
「ゴジラ映画の最高傑作。よくやった、Toho!」
「ビジュアルも演技も美しい。今年見た中で最高の映画」
「オリジナルへの敬意まで、完璧な映画」
「シンゴジラをまさか超えてくるとは」
「ゴジラが嫌いな人でも見に行け!」
「モンスター映画と一線を画しているのは、人間の物語だから。ヒューマンストーリーだけで、この映画は勝者なのだ。ラストシーンで泣いた」
「アメリカがいいゴジラ作品を作れないのは戦争犯罪者側としてここに踏み込めないから」
「ゴジラをキングコングと戦わせるな」←ゴジラvsコングというアメリカ映画があるらしいです。
最近のハリウッド映画が超つまらないから、映画館に足を運ばなくなりました。学生時代なんて1年に100本以上映画を観たこともあるというのに、、今年映画館で観たのは、2本だけ(あとひとつは「ロストキング」。これも良かった)
素晴らしい映画に出会えて、とにかく感動。「ゴジラ-1.0」、もう一回観たいです🎥
このあとネタバレありです。
映画のラストで、ゴジラを倒したあと元日本海軍の人たち全員が敬礼をするシーンがあります。
旦那さんは、ゴジラを倒すため特攻した(と見えた)敷島への敬礼と受け止めた。しかし私には、ゴジラに向かって敬礼をしているように見えました。正々堂々と戦った敵への敬意。
山崎貴監督は、「ゴジラはもののけ姫に出てくる祟り神」であり、元海軍の人たちが敬礼した理由を「神殺しだから」と言われたそうです。
国を救うため命を懸けた軍人に対する敬意はもちろんあるとして、それをも超える大きな存在を感じるシーン。
この映画、本当にすごい!